sankou2006-109 三頭山 陽だまりハイキング

山 名

奥多摩  三頭山

山行日

2006年11月25日(土)  快晴 無風

参加者

L :高橋(み)、 池田 、 渡辺(綺)、 福井、 飯島  計5名

コース
タイム

東京駅6:30発→(中央線特快高尾行)→(7:10立川乗換7:23)→ 7:52武蔵五日市駅8:18→(西東京バス)→9:10都民の森バス停下車(標高990m)。   都民の森9:25 ⇒9:35森林館9:45⇒ 9:55鞘口(さいぐち)峠⇒ 11:20三頭(みとう)山中央峰1531m(昼食)13:00⇒13:20大沢山 ⇒ 14:30 槇寄(まきよせ)山1188m14:45⇒西原(さいはら)峠分岐14:50 ⇒16:05仲の平バス停 ⇒ 16:10温泉センターバス停16:55 →17:57武蔵五日市駅18:02 →18:20拝島乗換18:37→18:49立川乗換19:04→(中央特快)→19:32新宿

費用

交通費 3600円 、 食材・資料 100円。

 山 行 記 

昼食を除いた歩きの行程が全部で5時間なので、トップを1時間交替で歩くことにした。山行記もパーティー5人のリレートーク(1池田→2飯島→3福井→4高橋→5渡辺)仕上げることに決めた。帰りの電車内で各自の分担を5〜6行書いて集約すればラクラク原稿が仕上がるという筋書きであった。このリーダー発案は名案かと思われたが、トップ交替は歓迎されたのに、どうも山行の原稿の方は翌日廻しになってFAXやメールで集まってきた。写真は福井さんのデジカメデビューのお披露目に拠った。

.  バス終点、「都民の森」で降りる。すでに標高990mのせいか冷気が体を包む。いまだ眠っている頭と体をシャッキッと目覚めさせてくれるようだ。思い思いに体を動かし、トップをかって出た池田を先頭に9時25分、整備された道を歩き出す。10分も歩かないうちに森林館に着き、これから歩くコースをジオラマで確認する。数分で「楽々コース」と「急登コース」の分岐があり、土の上を歩きたいと急登を選ぶが、わずか5分で鞘口峠につく。ここから本格的な登りが続き、一息ついた所で10時30分飯島さんとバトンタッチした。 (池田担当)



2 霜柱、落ち葉を踏みつつ登って行くと山枯れの間から白い富士山がくっきりと顔を出していて、もう最高!! 道すがら地図読みの勉強もしながら三頭山の東峰を経て中央峰到着。一寸早めの昼食をのんびり摂った。ここでも又地図を広げての勉強。さあー、後ひと踏ん張り。大沢山へ向け山頂13時丁度の出発。お天気に恵まれて初冬の楽しい一日だった。一日違いで翌日の日曜は曇天だったから最高のハイキング日和でした。 (飯島担当)。

.  リーダー持参のふかひれスープや池田さん手作りのひじきの煮物等をおいしくいただき、その後地図読みの勉強会を繰り広げた。北に雲取山から高丸山・鷹の巣山と続く石尾根を地図で確認してから眺望の利く山頂を下り大沢山を越えると穏やかな下りで、葉を落とした木々の間を歩いていると参加してよかったと思いました。 (福井担当)

.  14時に槇寄山手前の斜面から高橋がトップを引き継いだ。緩やかなアップダウンを繰り返し槇寄山に到着。ここでも地図読みで山座の同定を行うがすんなりいかないのは何故? 富士山が西日の逆行に黒く聳える。つるべ落としと言われるが陽の落ちるのが早いと感じた。稜線の雑木林はみな葉を落としていた。数分下ると西原峠分岐。真っ直ぐ進むと笹尾根。この辺りは武田信玄一族の松姫伝説が多いという。左の東斜面に入ると葉緑素の抜けおちた灰白色の朴葉が一面に散る道が続き、この白さは妖精が舞い降りたようでもある。夜に歩くと月明かりの反射光で白く浮き出て妖怪のようで不気味だろう。 (高橋担当)。

.  3時ジャスト。高橋さんからバトンタッチして先頭で歩く。急なアップダウンもなくなり落ち葉を踏みしめて快適。槇寄山から仲の平〜温泉センターバス停を目指す。時々溶け始めた霜柱に足を取られたりしながら、民家の軒先が下山の最終地。畑に自家用野菜を取りに来ていた女性から新鮮なブロッコリー、キャベツ、小松菜を譲って頂き、料理法など教えて貰う。みんな片手・両手に野菜を提げて夕暮れ時のバスに乗り込んだ。晩秋のとってもいい山でした。 (渡辺担当)。                      (了)

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