Sankou2006-150

初冬の陽だまりハイキング

茅ヶ岳と金ヶ岳

期 日: 2006.12.2(土)
参加者: 新美 細谷 佐藤 橋本


深田久弥終焉の地、茅ヶ岳。独立峰のため、富士山、鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、金峰山と展望に恵まれている。

佐藤さんの車で6時に品川を出発。中央道で雪をかぶった富士山が大きく見え、期待に胸が弾む。天気は上々。途中韮崎インター手前の双葉サービスで朝食をとる。列車で来る予定の計画より1時間も早い810分過ぎの到着となった。準備を整え、軽くストレッチを済ませ、落ち葉を踏みしめて林道を歩き始める。女岩までは沢沿いのため陽が当たりにくいが、風がないので寒さはあまり感じられない。入会したばかりの橋本さんもベテランで快調に歩みを進める。女岩では水がちゃんと流れていた。水を口に含むとそんなに冷たくはない。井戸水を思わせるような温かさがある。

女岩でほっと一息をついてから、日当たりの中右手へと尾根を目指して登っていく。小春日和を思わせるように暖かい。稜線に出ると奥秩父の金峰山が見えてくる。この尾根中ほどに深田久弥先生の碑があり、花も手向けられ、酒も供えられていた。程なく行けば、もう山頂である。風がなく暖かい。

山頂からの富士山は、太陽を背に受けて靄にかすみ、おぼろげにしか見えない。甲斐駒も雲にかすんで、しゃんとしない。残念。まだ早いので、金ヶ岳に向かう。茅ヶ岳から一下りをする。また登り返し、自然の造詣の妙である石門をくぐりぬけ、しばらく行くと金ヶ岳に着く。金ヶ岳で思い思いの昼食をとり、記念撮影をして、もと来た道を下山に向かう。下りは、みんな快調。あっという間に駐車場まで戻る。帰途、甲西町の「やまなみの湯」で、ゆったりと体をほぐし、疲れを取って東京へ戻る。

コースタイム

 品川発600=中央高速道=810深田公園入口駐車場820920女岩925955深田久弥終焉の地碑→1020茅ヶ岳山頂→1040石門→1115金ヶ岳山頂(昼食休憩)12001240茅ヶ岳12501330女岩→1425深田公園→1430駐車場=1550やまなみの湯(甲西町)=中央高速道=2030品川着 (記録 新美)                 

緩やかな落ち葉の降り積もった谷間の道を辿ると女岩(標高1300m)の大きな岩から清水が吹き出ています。茅ヶ岳・金ヶ岳の山塊は谷間も水が流れておらず。唯一の水場です。

女岩から落ち葉の急な登山道を一汗かいて上がり稜線にでると直ぐに深田久弥終焉の地(標高1600m)があります。頂上はまじかでした。
奥秩父金峰山の稜線がまじかに見えます。

茅ヶ岳山頂より八ヶ岳南部を望む、赤岳だけが冠雪している。富士は霞の中に見えるもののカメラでは無理である。

茅ヶ岳山頂より金ヶ岳(標高1764m)を目指します。一旦100m下って150m登ります

珍しい大きな石門をくぐって金ヶ岳を目指します。

金ヶ岳山頂は茅ヶ岳の雑踏と比べて人影は多くありません。
左端は入会後発参加の橋本さんです。元気でパワーがあります。橋本さんは冬の数ヶ月はタイの離島生活をしているユニークな方 楽しい元気な話を沢山聞かせていただきました。

金ヶ岳・茅ヶ岳から静かな落ち葉道をのんびり帰ります。冬目前の静かな山道は気持ちよく、心を和ませてくれます。

登山道入り口近くの公園にある空前の100名山ブームの立役者深田久弥の碑です。
もちろん帰りは日帰り温泉を捜してリラックスしてきました。

地図

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