区民ハイキング教室卒業山行

シダンゴ山(758m)

山行期日: 2007年1月14日(日)

メンバー: 新美(L)、佐藤(SL)、末石、井上、福井、橋本、満中、蓬生、日比野(記録)

この山行は、区民ハイキング教室の卒業山行と新会員歓迎を兼ねていた。参加者は男性5名、女性4名だった。 

「シダンゴ」の名前の由来

が気になっていたが、山頂の祠の横に説明の碑が建っていた。『シダンゴ(ウ)は古来「震旦郷」と書く。・・・中略・・・一説に欽明天皇の代、仏教を寄(ヤドリキ)の地に伝える仙人があり大寺の地、この山頂に居住し仏教を宣揚したという。

寄バス停を出てしばらく農道を歩きます。

当時箱根大明神や丹沢の尊仏岳(塔ヶ岳)にも同様の仙人がおり、盛んに往来した形跡があったという。この仙人をシダゴンと呼んだことから地名が起こったといわれ、シダゴンとは梵語で羅漢(仏教の修行を積み悟りに達した人)を意味し、シダゴン転じてシダンゴウ(震旦郷)といぬようになったともいう。後略』とにかく由緒ある山名のようである。

シダンゴ山は芝生で整備されて広々しています。シートを広げて鍋を囲みます。

一行は小田急新松田に集合し、寄に921分に着く。身支度を整えて、10分後にはスタートする。小生は、メンバーの最高齢なのに、マイペースで後からノロノロとついてゆく。晴天だが風も殆んどなく、絶好のハイキング日和だ。50分後に水場に着き、一息入れた。まろやかでとても美味だった。山頂でのキノコ汁用の水も補給する。静かで歩きやすい登山道が続き、山頂近くの急登を登りきり、1130分には全員山頂に着いた。山頂は30名近くの登山者でにぎわっていた。さんかくてん一行9名も、敷物を広げ、楽しみだった昼食休憩となる。いつの間にか缶ビールや、ウィスキーが並び宴会ムードになった。小生も進められたが、下りに転んで怪我をしては気遣い、辞退する。まもなくして「キノコ汁」が出来上がり、各自に分けられる。サッパリした醤油味だが、とり肉、昆布、かつ節のだしがよく効き、キノコの味とミックスしてなかなかうまい。その上柚子の香りがなんともいえない風味だった。

シダンゴ山頂での記念撮影

宮地山の山頂 何にもありません

宮地山から 寄バス停への下り道 気持ちよい茶畑が広がります

午後一時、全員で記念撮影した後下山にかかった。30年前の古い地図には、道がついていないが、下山道もしっかりしていて歩きやすい。途中23回休憩を取り、宮地山にも立ち寄り、1425分には寄に全員無事下山した。一時間に1本しかない定期バスがちょうど来て、10分後には発車となった。新松田駅に着き、少し早い時間帯だったが、駅前の店で8人の「ご苦労さん会」となりビールで乾杯とあいなった次第。(日比野)

コースタイム

新宿発8:01­===9:21新松田9:40===(バス)===10:00寄10:10----10:55水場---11:25シダンゴ山頂(昼食休憩)13:02出発----13:40 588mピーク----13:52宮地山----14:28寄バス停14:35発===15:05新松田駅(解散)

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