福島県と栃木県の県境の男鹿山塊の雪山を楽しむ

日留賀岳1848.8m)

-宿題になっていた山-

日 時:2007.2.10~11

参加者:L蓬生 SL細谷 田口 新美 渡辺 佐藤

コースタイム
2月10日(天候 晴)
 浅草発7:10­­­====10:22会津田島11:27====11:45ネイチャーランド男鹿12:15---林道歩き---12:48ワカンを着用し放牧場経由尾根に取り付く13:13-----14:48標高1200mの尾根上にテントを設営(泊)
2月11日(天候 曇り時々雪)
ベース発(ワカン着用)6:58----7:35標高1300mピーク----9:30標高1591m地点(雪が強くなる)----11:10標高1800m----11:40鹿又岳との分岐点----12:00日留賀岳----12:40標高1620m地点(休憩)13:00---14:00テントサイト帰着撤収後出発15:00----16:00林道-----16:35ネイチャーランド男鹿17:35===(タクシー)---18:02会津田島18:31====22:40浅草着(解散)

 

2/10 目覚めたときは、すでに電車に乗っていなければならない時刻。一時間遅れで会津高原駅に着く。タクシーで横川放牧場手前のゲートまで入る。風もなく、気温は15度前後。薄着になって身支度する。紅藤橋を過ぎ次の沢を曲がってワカンを着用。放牧場を横切り、尾根にとりつく。すぐに急登となる。幕営予定は1301m地点だが、1200m付近に良いテントスペースもあり、今日の行動を終える。



出発点のネイチャーランド男鹿から望む日留賀岳

ネイチャーランド男鹿から取り付き点の放牧場目指して林道を歩きます。暖かく袖をまくって歩きます。

放牧場の牛舎の脇から尾根に取り付きます。

牧場を通り過ぎ尾根に取り付きますがすぐに急な斜面になり厳しいラッセルになりました。

標高1200地点の尾根上にテントベースを設営しました。静かにテントに雪が降り積もります。

 2/11 天気予報どおり寒気の流入で雪が舞い、一転して冬に逆戻り。時おり青空が顔を出して回復をおもわせるが、すぐに雪雲に覆われて降ったり止んだりの天候だ。ルートは明瞭な尾根で、間違える心配はない。暖冬で雪の量は少ないはずだが、急傾斜地ではラッセルに苦労して消耗する。稜線上は西からの風が強く、気温は氷点下10度。体感温度はさらに5度程度低く感じられる。視界が利かないためピークは判然とせず。周囲で一番高そうな地点から往路を戻る。5時間を要した登りでも、帰りは2時間でテントに着いた。今日のうちに帰京できそうだ。

 この山は過去に何度か計画した。ただ、塩原温泉側からの行程が長く、躊躇して宿題になっていた山だった。天候が良くなく、ピークから四囲の山々を眺められなかったことが残念でならない。(L蓬生:記)



標高1300m付近の緩い稜線の後は標高1800m付近まで厳しい登りできついラッセルが続きました。

1800mを超えると雪が横殴りに叩きつけてきます。

山頂付近は風と雪が強く視界も良くありません。氷点下10℃でも体感温度はもっと低く感じます。

山頂での記念撮影です。

標高1600m地点まで下りてきて、やっと一息、熱いコーヒのうまいこと。

下りは快調、テントを撤収し、急な斜面を下り放牧場を横切り林道を歩いて出発点のネイチャーランド男鹿に帰り着きました。迎えのタクシー遅いこと遅いこと、じっと待つ寒さには往生しました。

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