地図読みハイキング第2

倉岳山・高畑山

日 程 2007年03.04
参加者 L井上、伊藤、堤、佐藤

コースタイム
東京駅7:20===(中央線)===8:49鳥沢9:05----9:23虹吹大橋----9:39小篠貯水池---9:50尾根取付---10:05稜線に出る----10:34標高560m地点----11:06標高644m地点----11:20へそ水さわ下山コース分岐点---11:40へそ水----12:00倉岳山山頂【昼食】12:30----12:52穴路峠----13:30高畑山13:43----14:00標高871mピーク----14:14標高760m一般登山道とクロス---14:50標高513m地点---15:30フェンス入口・イトヒバ---16:15鳥沢駅16:27===(中央線)===新宿【解散】



暖かい陽射しを浴びて、春爛漫の里道を行く。今回が2回目の、謂わばリベンジ山行。前回とは逆のコース設定である。小篠貯水池で南に行く登山道と別れ、左に北西尾根の先端を回るはっきりした道を少し進む。右手の急な山腹を眺めながら、登り易そうな所を探す。やっぱり杉の植林地がベターと、少し戻って取り付く。15分程の藪との格闘の後、気持ちの良い尾根に出た。ここから646mピークまで藪も少なく快適に進む。地図では、ここから鞍部ひとつ下り北西尾根に上り返すやや不連続な地形に見える。2回目の急登藪こぎ終点(700m尾根先端)には、珍しく赤布があった。このコースを下りに取る場合には、重要なポイントだ。広いが分かりやすい尾根に、左からの尾根が合わさった辺り、薄暗い大杉の根元に、2つばかりの水溜りがあった。

前回見逃した“へそ水”だ。動物のヌタ場じゃないかとネット上に書いてあった。味見しなくて良かった。

後はひたすら上へ上へ、予定の12時ぴったりに山頂に出た。富士山は春霞。30分の昼休みの後、登山道を高畑山へ。これがなかなか手強い道で、前回難儀したのが良く分かる。山頂で、下りの北尾根についてしっかり確認。地図読みでは、下りこそが難しいのです。登山道は、850m付近までこの北尾根を通り、急に左折して降下して行く。私たちは、この尾根をまっすぐ下りる。山頂より15分で871mの明瞭なピークに立つ。北尾根には穴路峠から秋山村への往還が在ったのではないかと思うほどの幅1m以上の溝が続いている。そこに落ち葉が詰まって、落ち葉のラッセル。  途中さっき分かれた登山道を越えて、513mピーク、511mピークと順調に下る。NHKの鉄塔を越え、400m付近の所で、右手のすり鉢状の広い山腹を、トラバース気味に下降。見事、動物除けに廻らされたフェンスの扉前にピッタリ着いた。15時30分。“あーすっきりした!!”と言うリーダー井上さんの朗らかな声が聞こえた。(堤:記)

虹吹大橋より高畑山を望む、下りルートが見える


ちょうど1ヶ月前の2月4日の同所での地図読み山行は時間がなくなり、途中カットした為、今回は逆コースから勉強山行をしたいとの話があり、前回に引き続いて参加します。

小篠貯水池近くの尾根に取り付きます。最初は小さな小道がありましが、すぐに藪こぎの急斜面になります。

15分ほどで気持ちの良い開けた尾根にでます。後は地形と地図を見ながら、確認をしながらの山行です。、

今年は春がとても早く、『あぶらちゃん』の木も花をつけた姿があちこちに見受けられ、目を楽しましてくれます。

前回は下り道にあるはずの「へそ水」を見逃しましたが、今回は上りで見つけました。枯れた尾根筋なのに結構きれいな水溜りがあります。

前回下りにアイゼンをつけた急な倉岳山の上りを過ぎ、倉岳山と高畑山は結構だらだら長く、そして最後に高畑山の急な登りがあり、なかなか馬鹿にはできません。

高畑山山頂で北尾根を下るルートの再確認をします。

北尾根にも「あぶらちゃん」の木が多くあり、ハイキングルートでないので静かでのんびり山道をくだります。

前回はNHKの施設までは藪こぎで登りましたが、今回の下りは尾根筋の良い道を下ります。

尾根筋からきゅうな落ち葉道を前回と同じ、金網のゲート口に下り立ち、無事地図読み山行は終了です。上り口付近の天然記念物「イトヒバ」の前で記念撮影です。
今日は暖かく、1日半袖で行動しました。東京でも20℃を超え、宮崎では26℃を超え、夏日とのこと、まだまだ寒いはずの3月上旬にどうしたことでしょう。今年は雪を楽しむチャンスが少ないようです。
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