Sankou2006--43

花園の楽園トムラウシ山 (2141m) 山アシビー               2006724()727日()  堤記

参加者 L井上 SL宮川 食当桑村 渉外松平 記録:堤

コース クチャンベツ沼ノ原登山口…大沼キャンプ場…五色ヶ原…ヒサゴ沼避難小屋…トムラウシ往復…化雲岳…天人峡温泉

24 (小雨)                        60歳の記念にトムラウシに行こうと念願していた。35年振りの大雪山だ。何と驚いたことに50歳記念の聖岳山行と同じメンバーではないか!(蓬生さんが来られなくて残念)。光岳では井上さんの誕生日だった。
快晴の旭川空港で懐かしき宮川さんの出迎えを受ける。“いやいやー、何年ぶりださー”奇しくも日本の北と南に分かれたから再開の感動もひとしお。彼女の知り合いに、登山口まで送っていただく。天気は下り坂。霧の沼ノ原湿原はひっそりして、幻想的。誰もいない沼辺に私達の声だけが響く。

25 (小雨、時々陽もさす)

沼ノ原湿原の朝

早くも残雪

五色ヶ原はエゾ小桜が満開

道はほとんど木道がひかれている。そこでオコジョに会う。木道でかくれんぼ。昼前にヒサゴ沼避難小屋に着く。夕方晴れて二ペソツが沼の彼方に見えた。

エゾコザクラ

エゾツガザクラ

ウルップ草

26 (早朝、風雨強い。後曇りガス、時々晴。午後晴れ)
今日は待望のトムラウシ山頂アタック。

やっと晴れ、トムラウシが見えた

山頂。風が強く寒い。ガスに包まれた

山頂下の北沼。陽がさすと瑠璃色に変わる

ロックガーデン。巨石のオブジェ

天沼。岩の間になきウサギを見つける。感動!

ヒサゴ沼上部の雪渓

トムラウシ山頂付近は、大きな岩が重なり道を失いやすい。霧のときは要注意。山中3日間は、ご飯が楽しみ。雲上の広大な花畑は声を失う程美しいが、腹がすいては感動できない。今回はシェフ桑村が、すばらしく美味しい料理を作ってくれた。

タカネシオガマ

チシマクモマグサ

ミヤマリンドウ

27 (快晴)
昨日の暮れは、夕焼け、その後降るような星空。夜12時過ぎに外に出た宮川さんの大声で、思わずテントの外に首を出す。すごい、天の川だ!!

待ち望んだ快晴、花が輝いている

ポン沼。待望の大雪山、旭日岳

日焼け防止おこたりない

羽衣の滝

第一公園を過ぎてから、天人峡までは、悪路の長い下りが続く。1に温泉、2にビール、3に寿司、下山後のお楽しみも、現地案内人がいるからバッチリ。
出遭った動物、狐、オコジョ、ナキウサギ、蝦夷リス。花々を列挙するには、紙面が足りない。こうして幸せな山旅は瞬く間に終わり、10年後の山行を約束して札幌、東京、那覇へと帰路に着いた。

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