Sankou2006-78

集中山行・沢コース

中川川 マスキ嵐沢と大滝沢本流(鬼石沢)

2006916()~17()
                    参加者 田口、蓬生、井上、松平、佐藤

今回の集中山行の沢コースは、当初の計画ではマスキ嵐沢、大滝沢本流(鬼石沢)および板小屋沢を考えていたのですが、17日午後からの雨で板小屋沢は残念ながら断念せざるを得なくなり、宿題として残しておくことになりました。

ザイルを付けて登る

【マスキ嵐沢】16() くもり

825分、新松田駅前で電車組の2人(蓬生、田口)が車に拾ってもらうことで5人が揃い、中川を目指す。大滝橋手前から林道に入り、藤嵐沢出合付近に駐車。

登山道を15分歩くと入渓地点になり、身支度を整える。この沢は短い割りに程よく滝が現われ、すべて登ることができるのでそれなりに楽しめる。途中2ヶ所の滝で“たまにはザイルを使ってみますか”ということでザイルを出す。つめはヤブ漕ぎもなく登山道に出る。

下山ルートは鬼石沢に下り、その右岸に沿った道を一軒屋避難小屋(この避難小屋では、'9810月に集中山行で総勢30人近くが集まり、焚き火を囲んで唄を歌ったり、大いに盛り上がった記憶がある。)を経て藤嵐沢出合付近に戻る。林道の脇にテントを張り、河原でいつものように焚き火をするための薪を集める。

〔コースタイム〕

新松田8:25==9:00大滝橋==9:10藤嵐沢出合付近9:409:55入渓地点10:2013:05登山道  ―14:00一軒屋避難小屋14:1014:30入渓地点―14:50藤嵐沢出合付近(幕営)

【大滝沢本流(鬼石沢)17() くもりのち雨

の沢は、我が会では'9810月以来(会報161を参照)の遡行。

一軒屋避難小屋あたりから沢に降りる。最初の沢(10m)は右から越える。次の滝(20m)は直登できる雰囲気じゃないので右の枝沢から大きく高巻くが、どうも前回と様子が違う。こんな滝あったっけ?!。第一、この沢では高巻いた記憶がない。それから、水量が少なくかなりの部分で伏流になっていて、なんだか楽しくない。淡々と登ってゆくと、前回と違いヤブ漕ぎもなく登山道に出る。

地獄棚といわれる50mの大滝を見物する、下部は写真に入りきらない

きのうに続き再び一軒屋避難小屋に到着。大石キャンプ場での集合時間には余裕があるので、大滝沢のF1(50m)である雨棚(あまんたな)を見に行くことにする。急な小尾根を樹木を頼りに降りてゆくと地獄棚沢出合の近くに出る。地獄棚沢のF1の大滝(50m)も立派な滝で見応えがある。T以外は渓流シューズを脱いでしまっていることでもあり、雨棚見物はあきらめここで終了。ヒーヒーいって元の登山道に戻る。

〔コースタイム〕

藤嵐沢出合付近6:457:30一軒屋避難小屋7:5510:40登山道10:5511:50一軒屋避難小屋12:0512:10(地獄棚沢の大滝を見物)13:0513:40藤嵐沢出合付近==大石キャンプ場(幕営)

    大石キャンプ場での交流編は割愛。

18()】雨のちくもり

朝もまだ雨。テントの撤収は雨が上がったところで急いで済ます。朝食後、支払いを済ますため管理人を待つ山田事務局長たちを残しキャンプ場をあとにする。

大石キャンプ場8:30==9:50渋谷            〈記・田口〉

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