裏那須の名峰 三倉山を目指して雪山を歩きました

期 日  2007.12.23〜24
参加者 L蓬生 SL佐藤、新美、堤、松平

コースタイム
12月23日 小雨のち雲
7:10東武浅草駅発====10:40会津田島(合羽ズボン、スパッツ着用)10:58===(ジャンボタクシー)===11:20音金 上ノ坪部落神社前11:25--(林道歩き)--11:55林道終点標高900m地点----沢を詰め上がる----14:02稜線1400m地点----標高1420m地点テント設営   21:30消燈

12月24日 13:00頃まで積雪
5:00起床  7:04出発---7:30 1515m地点----8:58唐沢山9:05----10:15三倉山との中間点(昼食)より引き返す10:30----10:52唐沢山----11:40テントサイト(撤収)12:15----12:55左へ林道方面への道分岐点1090m付近(直進の尾根ルートを選択)----13:25尾根口の登山口----13:40神社前14:00===(ジャンボタクシー)===14:22会津田島駅16:20====20:55東武浅草駅

会津線はどこも簡素な駅が多い中で立派な近代的な建物の会津田島駅で合羽のズボンを付け、スパッツを付けて、準備をします。

会津田島駅からジャンボタクシーに乗り20分強で三倉山登山口に到着します。タクシーに案内された登山口は尾根道の登山口ではなく、神社の隣の林道入口に三倉山登山口と立派な標識があります。予定ルートではありませんが、林道登山道を歩くことにします。林道は雪も少なく快適に歩けます。標高900mで林道も終了し、いよいよ急登を前に準備を入念に行います。

林道入口に標識はあったものの登山道を直ぐに見失います。沢筋を詰めます。写真では分かりませんが、かなりの傾斜です。

沢筋は雪が吹き溜まり、傾斜も厳しく先頭は懸命にラッセルします。なかなか左側にある尾根筋に取り付けず最後まで沢と詰め上がります。どこの尾根に取り付いたが判明しませんがなんとか上がりました。

主稜線の1420m地点の尾根上の樹林帯の間になんとかジャンボテントを設置しました。当初のテント設営地点は1300m地点を目標にしていたので、三倉山に登頂できるのではないかの期待を持ちました。

木々の間から会津の山々を遠望しますが、どの山々なのか特定できません。

12月24日 三倉山を目指して出発しますが、雪が深く又中途半端に薮が邪魔して思いのほか時間をようします。

前夜からの新雪で徐々に雪は深くなってきました。

唐沢山直下は急登が連続します。交代のラッセルも胸までの雪に大苦戦です。

ようやっと山頂です。唐沢山1691.2m山頂は広々とし、天候がよければ360°の展望が望めるのに雪が降り続き視界はありません。吹き付ける雪のためカメラの画像は曇ります。

唐沢山から更に三倉山を目指して稜線を歩きます。

唐沢山と三倉山の中間点 標高1730m地点 ここから一気に1888mまでの急登が待っていますが、このペースでは三倉山までは1時間30分 往復では2時間はかかり、下山には16時を過ぎ、冬至のいま日暮れも早く疲れも倍加することから三倉山をあきらめ、引き返すことにしました。

中間点で休憩をとり、暖かい飲み物で行動食をとります。

帰路はテントサイトまで一気に休憩もとらず戻り、休憩もとらずテントを撤収し出発します。下りは尾根を一直線に北に向かって下ります。1100m付近に左に林道に下る道を横目に見て、真っ直ぐ尾根を下ります。900m付近から雪の量が少なくなり、落葉の上に雪がつもり急斜面は滑りやすく気をつかいました。

ようやく急傾斜の尾根筋登山口をでて、車道に下り立ちました。車道からは出発点の神社に戻り、出発の神社の位置を再確認し、登頂ルートの再確認をします。上の写真は神社から見る尾根道の1300m付近です。

神社前からタクシー待ちの間に会津の山々を見ます。遠くの台地は日本一の蕎麦畑 猿楽台地です。
勿論手前の畑でも蕎麦を栽培しているそうです。
今回の山行は残念ながら三倉山に登ることが出来ませんでした。1月2月は更に雪が深くなり、困難になるでしょう。又の宿題として2泊3日で登る機会を得たいものです。
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