富士見ハイキング    矢倉岳(870M)

日にち: 12月24日(月) 快晴

コース: 矢倉沢バス停(9:45)→水道タンク→矢倉岳(11:30〜12:15)→清水峠→足柄万葉公園(13:10)→足柄峠→地蔵堂バス停(14:25) 

歩行時間:約4時間

メンバー:飯島、井上、末石、高橋、橋本、深沢、福井   

山行予定日は23日でしたが、天気が悪そうだったので忘年会の時24日に変更。

富士山を見たいという深沢リーダーのもと、集まった6人。バスから降りるとすぐ目ついた無人販売所。これから登るというのに、大きなみかんを買い込む。その後も、やれ柿だ、ゆずだと山よりダンゴ。うららかな日の光にヒコバエもわらっていました。

さて、井上さんが幼少の頃、柿の木から落ちた話ごろから傾斜もきつくなり、汗がびっしょり。振り返ると丹沢山塊は雪化粧。ジグザグの急とを登りきると広いカヤトの山頂。矢倉明神の小祠で鍋をしているグループを横目で見ながら私たちもシートを広げ、ランチタイム。

あいにく、富士山は帽子をかぶってしまいましたが、愛鷹連峰、箱根の山々とすばらしい眺めがひろがっています。なんと、山頂ではなつかしい大田ハイキングのメンバーともお会いしました。皆さんおかわりないですね。

ただ、私だけがちょっぴり太めになっただけ。。。

 一缶のビールをちびりちびり回し飲み,おいしい皆さんのおかずをつまませてもらう。女性が多いクラブはおいしいものが食べられる!ことを実感。下山は富士を正面に見ながらの急降下。

尾根の左を巻き、ゆるい道を行くと万葉の丘で、所々に歌を書いた碑がある。万葉公園からは、車道を少し歩き足柄関所跡を見学後、足柄古道に入る。この古道は、更級日記の作者、菅原考標女の歩いた道だそうです。

矢倉岳山頂での記念撮影です

足柄古道より見る櫓(ヤグラ)のような矢倉岳です

トレッキングシューズもない奈良、平安の人々の大変さを思いながら、所々自動車道で道が寸断された古道を歩くと程なく地蔵道。有名なうどん屋を横目で見ながらバス停に行くと、そこにも無人販売所が。センリョウや水仙のはいったお正月用の花束をあらそってかう。これが、たったの¥200!    

帰りのバスの中に、水仙の春の香りがだたよう。 明るいうちに電車に乗れて、幸せ。 山行を一日ずらしたおかげで暖かな陽気に恵まれ、展望もよく気持ちのいい山歩きができました。  なお、矢倉岳の名前の由来は、麓を通ったかつての箱根越えの官道、足柄道を行き来する旅人を見張る櫓のような形をしていたことから付けられたということです。(橋本)

inserted by FC2 system