岩木山(山スキー)426日〜29

26日 東北〜北海道にかけ三玉(低気圧)があり強風、雨が降ったり止んだりどしゃ降りが霙になるなど、非常に不安定な気象状況

今日は時間が半端なので東北の桜見学しながら宿へ向かうことに計画した。この不安定な天候では山に入れないし、ちょうど良い。L伊藤、日比野、長嶋、井上4名が北上駅で途中下車、雨が降りだし徒歩を止めタクシーで北上展勝地へ。悪天候なのにけっこうな人出。遊覧船に乗り北上川からさくら見学と洒落込む。

あいにく雨で少し暗いが柳の新緑と桜色がすごく綺麗!船上から桜鑑賞は粋ですねー。展勝地の桜は樹齢80年超し、なお元気に咲き誇っている

。存在感に圧倒される。

渡し船で北上川を渡り駅に向かう。

27日 西に高気圧、東は低気圧その狭間にはさまれた今日の天候は強風 

山は立っているのも困難と判断し、十二湖巡りに変更する。雪があればスノーシュウで巡りたかったのに、雪はまったくない!昨年とは大違いです。これが自然現象と納得!朝食前に宿近くの水芭蕉群生地に行く。

岩木山を背景に水芭蕉群生と沼から飛び立つ雁の群れ

高田さん(宿のオーナー)の車で十二湖へ。強風で日本海は巨大な白波が幾重にも打ち寄せ砕き、青い空の下で牙を向いている生き物のようだ。それも自然、美しい!山路にはいりキャニオン展望所で車から降り、望遠、山並みは芽吹き色が混ざり春の訪れを歌っていて、麗らかな陽ざしの元でヨモギを摘む。青池に歩を進めると沿道は芽吹きと花が綺麗!

青池の脇から崩山への登山道があり、其処へ入り散策したが、思いかけず色々花が咲いていて感動した。春一番の花々代表株に会えて大満足!

崩山から12湖望めるので名がついているが、実際には33湖あるそうだ。

28日 全国的高気圧におおわれ、快晴

絶好の山スキー日より!岩木スカイラインで8合目まで、リフトに乗り、降りた処で板をザックに着け登る。鳳鳴ヒュッテに着き板を着ける。左下におちる急斜面をオッカナビックリでトラバース!斜面は硬く落ちたらアウト!100mのトラバース後緩むが、次は150m程の急1枚バーンが待っていた。この斜面もかなり硬く、ターンし転ぶ状況を思うと腰がひけ、ズルズルと斜滑降でおりる。うまく滑る両氏は下で待っていた。1288m(西法寺森)

へ登り返し(板を担ぎ)。ピークで、やれやれ!小休憩する。

今滑り降りた斜面を眺め感無量!

日本海とブナが美しい

1139m(追子森)ここまで下がると暑く感じ上カッパ脱ぐ。雪もザラメに変わり緊張感解ける。9:30滑り出し11:30鯵ヶ沢スキー場上部に到着。概にスキー場は閉鎖され、我々の独占場。滑りを撮る余裕がでた。

12:00雪のない所でお弁当を開くのも味気がないので、座れる乾いた場所でおにぎり戴く。

周りはフキノトウが沢山あり採集する。念願の鯵ヶ沢へ(長平コース)4年目でやっと達成できた!好天のお陰です。山は晴れがなにより

29日 今日は2人朝一で帰り、のこり3人で短い嶽コースを滑る。風が吹き雲もあり、上は強風で、リフトが動いていない。

昨日はラッーだった。単独峰の岩木山は風が恐ろしい。嶽コース入口に立つと強風がまともに顔面に吹きつけ、寒―い。滑り出すが?板に足が伝わらない?長嶋さんいわく「腰ひけてるぞー」急斜面ぬけて小休止の時、靴の具合を見直すと、歩きモードで滑っていた。

気持ちよいブナ林の中を自由自在に楽しみ、バスターミナルでお仕舞い。例年ですと宿の玄関先まで滑り込めましたが、やはり暖冬かな?

後ろは白神山系です。雪はたっぷりありそうです。少し下るともう暑くさすが春ですね。

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