南会津に近い栃木の名峰 芝草山の雪山を楽しみました

期 日: 2008.01.13〜14
参加者: L蓬生、SL佐藤、細谷、松平、福井、渡辺、丸山

コースタイム
1月13日
 東武浅草8:10==11:04(会津野岩鉄道)中三依駅11:33---(林道歩き)---12:10芝草山登山口---13:00送電線鉄塔---13:30標高1000m付近テント設営 消燈20:30
1月14日 
5:00起床  出発7:05---8:00大岩(ブルージック等で通過)9:00---10:21芝草山10:38---11:13大岩(懸垂とエイト環で下降)11:55---12:23テントサイト(撤収し出発)12:53---13:03送電線鉄塔---13:23林道登山口---(林道歩き)---14:05中三依駅近くの日帰り温泉 男鹿の湯で入浴と食事 15:51中三依駅発===19:35東武浅草着(解散)






1月13日
芝草山は会津の山々を登った帰りの電車の車窓から、秀麗な山容が印象に残る山として気になっていた山との事で、それでは是非とも登ろうと決まったものです。ルートの中ほどにある大岩の通過には皆さん苦労したとの情報からロープと付属品を準備してでの出発です。

中三依駅は鬼怒川を過ぎ、藤原駅で乗り継いだ無人駅で駅前はなにもありません。駅からは芝草山が正面に早速その秀麗な姿を見せてくれます。

中三依駅から静かな部落を過ぎ、気持ちよい林道歩きになります。皆さん快調に歩いていますが、私だけが数日前に痛めた腰痛のためか、腰が張ってバランスを崩し雪道に何度も滑りそうで先行きを心配しました。
林道脇にある登山口には立派な入山届用のポストが設置されています。 登山口から33号送電線鉄塔までは送電線巡視路を利用しているため、20〜30cmの雪があるものの歩き易く順調に雪道をあるきます。

送電線鉄塔を過ぎると遠くに大岩の山稜が霞んで見えてきます。どんな場所なのか、期待を抱かせます。

送電線鉄塔を過ぎ、適当なテントサイトを探しながらの行動です。1000m付近のルート上の尾根の樹林帯の間になんとかテントを張ります。







1月14日

夜中に数cmの雪が降りましたが、出発前には止みいよいよ芝草山目指しての出発準備です。ワカンは着用しませんでした。

問題の大岩の下部に着きましたが、上部は見えません。トップは取り付きのルート探しです。

大岩の下部を左に捲いた所にルートがありました。

2年ほど前に取り付けられた固定ロープを利用して這い上がります。写真では分かりませんが上部はかなりの壁になっています。

ロープワークの勉強の良い機会なので後続のメンバーは固定ロープにブルージックをして安全確保して登ります。

ブルージックで8割がた登り、最後の急な壁は懸垂で引き上げます。

後は難しい箇所もなく、気持ちよく樹林帯の中を進みます。

先頭の渡辺さんは厳しい斜面を懸命に登ります。

静寂でほっとする樹林帯です

芝草山まで標高差100m弱 休憩と行動食をとり、最後の登りに備えます。

10:21芝草山山頂に到着し、熱いコーヒの旨いこと。

芝草山山頂で参加者7名の記念撮影です

帰路は又 大岩の部分で懸垂下降、エイト環を利用してでの下降を実践し、ロープの確保の仕方など、訓練では味わえない臨場感と緊張感を味わい、お蔭様で大変良い勉強になりました。
蓬生さん、細谷さんご指導ありがとうございました。

テントサイトに戻り、直ぐに撤収し出発します。

もと来た道を戻り、林道を通って、中三依の部落へ戻ってくると天候も回復し、登ってきた芝草山がくっきりとその姿を現しました。なかなか傾斜のある山に見えます。山頂の左にあるコブがロープを使用した大岩です。あの岩がハイライトだったとの気持です。

中三依駅近くにある日帰り温泉「男鹿の湯」は源泉掛け流しでぬるい湯の好きな私には大変結構な湯でした。
温泉の浴室から登ってきた芝草山が正面に臨まれ、なかなかの景色です。
今冬の雪山山行で平標山、三倉山と山頂を踏めずにいました、雪山は天候と雪の状況次第なので頂上を踏めなくても思いでいましたが、今回は頂上に立てて、それなりに満足感が得られました。
今回は出発前に不注意にも腰痛をおこし丸2日間は起き上がれない状態で万全ではなく、皆さんに心配をお掛けしましt。日頃の体調管理にあらためて注意が必要との気持ちです。(佐藤)
























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