鋸山ハイクと保田の水仙

日 程  2008年1月13日(日)

参加者  L末石 豊田 林 渡辺綺 関根 井上 末石友人 深沢(記)

前日の天気予報は晴れにもかかわらず朝出かける時は厚い雲で暗く風が強く寒い。今年一番の冷え込みとか。

9:20 心配していた東京湾フェリーは予定通り久里浜を出航。誰の陰謀か「水仙ロード」なるイベントがあり船は満杯。こんなに沢山の人が乗っていたのかと驚くばかりの人が金谷港に降りた。鋸山はすぐ目の前に特徴ある山容で屏風のようにあった。その中央頂上にロープウエーが架かっている。殆どの人はそっちに行ったのか歩いて登る人は私たちのグループぐらいだった。

10:10 JR浜金谷駅に向かいそこからは案内の道標があり迷子になる心配も無く歩く。末石さんのメールに2600段の階段を登らないハイキングコースとあったのに登山口からいきなり階段である。ブツブツ文句をいいながら数えると393段だった。

10:40 最初のチェックポイントの観月台に着く。金谷港を始め久里浜港、横浜のビル高層群がみえる。しかし富士山、丹沢は見えない。さらに岩を刻んだ山道をのぼる。両がわには藪椿が咲いていて房総らしい風景である。観月台から40分ぐらい歩くと

11:25 日本寺と今日のコースの岩舞台(石切り場跡)の分岐に着いた。鋸山といえばなんといっても日本一の大仏が頭に浮かび(テレビの宣伝に犯されていたのかな?)「日本寺に行きたい」ということになり右側の日本寺コースを歩く。とにかく急な階段で40階建てのマンションの階段を登るようだった。

600円の入場券を払い先ずは百尺観音を見て更に階段を登り地獄のぞきなる絶壁に立つ。眺望の良いのは当たり前。次回新美さんリーダーの伊予ヶ岳・富山がよくみえる。日本寺ではそこが一番高いところで、大仏を見るためには階段を下ることになる。下るは!下るは!約2000段位下ったところに大仏がどーんとあった。階段下りで足は痛いし、お腹は空くはで大仏の前で昼食タイム。メーンの観光地の筈なのにあんまり人が居ない。

11:50〜12:30  夏なら涼しい屋根のあるお休みどころのテーブルとベンチでの食事。足の為にはありがたいけれど寒い。ここは本当に房総かい?

お腹がいっぱいになると2000段の階段を登り返す気にならずそのうえ保田方面の標識が目に入る。鋸山のピークへの登山は断念。

12:45〜15:15 保田方面にくだる。リーダーいわく「ロープウエーを使わなかったのが山の会かな」保田駅から水仙ロードはかなりの道のりでしかも舗装道路。これが以外に難行苦行で、登山を断念して正解だった。まだか?まだか?と歩く。沢山の人たちが切れ目無く河の流れのようにすれ違う。鋸南町の水仙は江戸時代から栽培されているもので500万株から600万株あるとか。段々畑に水仙が白く咲き良い匂いがする。今が見頃。でも冬の花は淋しい。

15;30 イベントバスに乗車して金谷港へ。 14:05 久里浜行きに乗船。帰途に。

結局は鋸山のピークを踏まず、中学時代の臨海学園の足跡も踏まず大きな忘れ物をしたみたいだ。再度挑戦するしかない。その時は誰かご一緒してください。



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