雪見ハイキング   赤城山の主峰 黒檜山

日 時 2008年1月20日(晴のち曇)
参加者 L佐藤 SL細谷 福井 渡辺(綺) 高橋  堤

コースタイム(車利用)

東京発6:30===(関越道)===前橋IC===9:30赤城山 黒檜山登山口(出発準備)10:05──10:24猫岩──11:25稜線分岐──11:30黒檜山山頂12:00──12:40猫岩──12:54黒檜登山口13:15──覚満淵を見学 赤城山麓でそばとうどん 農産物販売センターで買物 16:10出発===渋川伊香保IC===(関越道)===19:30帰京

スキー以外に雪の登山道をはじめて歩きました。他のメンバーは、皆さん雪山の経験も豊富で準備もスムーズなのに比べ、私はしばらく

振りに付けるアイゼンにも手間取りもたもたする始末。それだけでなんとなく不安で元気になれない心境になってしまう。
 しかし、そんな不安もじき吹っ飛んでしまうほど雪の登山道は快適でした。天気は上々で青い空が仰げ、足元は雪のクッションがやさしく、急登ながらあまり疲れも感じません。見下ろすと、大沼の凍った湖面にはワカサギ釣りの小さなテントがいっぱい。木々には凍りついた雪が太陽にキラキラ輝き、年末からの街のイルミネーションよりも美しい。帰りには、地元生産の安くて新鮮な野菜をたくさん買い込みました。佐藤さん、いつもながら本当にありがとうございました。                         (渡辺 綺)

赤城山は雪見ハイキングの割にはけっこう急登だった。青空のもとアイゼンを利かせやっとの思いで皆についていった。尾根の高みに出たら木々が葉を落とし霧氷をまとった見事な林の斜面が目に入ってきた。その尾根をきわめると黒檜山の頂だ。

浅間山や北アルプスの西方面は樹木に遮られるが、予想より展望の良い山だった。山頂からの距離は帰宅して調べたのだが、90Km先の筑波山の二つの峰のシルエットが関東平野の端にしっかり浮かび、63Km先には浅間山の広大な真っ白の斜面が梢越しに望めた。苗場や平標や谷川連峰も梢越しにあった。11時過ぎに逆光の中で黒く見えた140Km先の富士山は頂上では雲に隠れてしまった。間近に黒々とした皇海山が聳え(20Kmしか離れていない)、その左奥に日光白根(28Km先)と右奥に男体山(35Km先)が臨めた。山の形をなかなか覚えられないのだが、それでも大いなる満足感を得た。黒檜大神の祠に寄ってからアッという間に下山口に戻ってしまった。赤城山登山の適期は冬だと確信した。ラッセルはないが(あったら落伍していたけど)雪山に登れて楽しめて嬉しい。
大沼(おの)のワカサギ釣りが賑わっていた。凍っている覚満淵に足を踏み入れた。花の時期にはニッコウキスゲがきれいらしい。傍の「日本一小さなスキー場」でglissadeならぬ尻ソリで滑ろうと誘ったのに、皆つれない。佐藤リーダーがポリシートを用意してあったのにさー。ソバやウドンを食べてから農産物直販所に寄った。私は下仁田ネギやリンゴに手が伸び、重くなるのに白菜も1つ買い込んだ。香りに誘われ蝋梅の花束も買った。佐藤さんの運転あればこそなのだが下山後のこういう買い物もワイワイ皆で楽しめた。それで温泉に寄る時間がなくなった。寒かったのもあるが驚いたことに誰もアルコールを口にしなかった山行だった。《高橋記》

国定忠治の赤城山も雪化粧をするとこんなにきれいなんだぁ〜
樹氷に陽があたりキラキラと輝き、すばらしい白銀の世界だ!
往復2時間半でミニ雪山を堪能でき、下山後のオプションも大満足できた。                                         (細谷)

雪の赤城山の樹林帯は静寂で芸術的です

黒檜山登山道より見る大沼のワカサギ釣です。下山してから高橋さんがやりたがって困りました(笑)

雪の山稜を登るにつれ、雪景色は素晴らしくなります。

黒檜山山頂での記念撮影です。百名山の一つに登りました

山頂近くにある黒檜山神社です

雪を楽しむハイキングがないかと思い企画しました。天候にも恵まれ楽しめました。赤城山は他の会も適当な雪見ハイキングコースとして賑わいを見せていました。帰りは蕎麦屋と農産物センターで楽しみすぎて隣にある温泉には残念ながらはいれませんでした。今度はスノーシュウやクロスカントリーで雪と楽しみたいとの気持ちが出てきました。どなたか連れていってください。(佐藤)

黒檜山を下山後近くの覚満淵を見物しますが、小尾瀬といわれる湿原も花も今はありません。
氷と雪のの平原だけです。
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