南会津の山   家向山 雪山山行

期 日 2008.3.8〜3.9
参加者 L斉藤 細谷 松平 福井 高橋 渡辺 丸山 佐藤(計8名参加)
コース
タイム
3月8日  東武浅草発7:10==10:20会津高原駅==(ジャンボタクシー)==11:15会津高原高畑スキー場先の取り付き地点(巽沢付近) 出発準備ワカン着用11:45──(尾根に取り付くまで急斜面をラッセル)──13:00標高900mの小ピーク──14;23標高1060m付近の緩やかな尾根にテント設営  21:30消灯
3月9日 快晴 暖かい
起床4:30  ワカン着用 出発6:17──6:40巽沢山──7:10標高1240m地点──9:10家向山山頂(展望を充分に楽しむ)10:00──10:55巽沢山──11:06ベースキャンプ到着 休憩と撤収12:00──12:30標高920m付近より尾根が途切れ左手の沢筋の雪面をバックステップで急降下12:53──13:18登山口(取り付き地点)13:44==(ジャンボタクシー)==会津高原駅近くの「夢の湯」で入浴後 駅前で食事 16:54会津高原===20:55東武浅草着 解散
品川山の会"さんかくてん”恒例の南会津雪山山行が斉藤リーダーのもと2008年度も行われました。今年も会津の山の自然を楽しみたいと参加者も8名と盛況です。会津高原駅から尾瀬入口の檜枝岐に近いところまでジャンボタクシーで走ります。
今年は暖冬の昨年と比較して雪も多く道路は深い雪の壁が連なっています。 会津高原高畑スキー場から1km程先の道路から、取り付きます。
渡辺君はテレーマークスキーで南会津の山に挑戦です。
取り付きからすぐに急登です
斜面は厳しく、雪の状態では雪崩も充分予想される急斜面を登ります。
尾根までたどり着けば緩やかになります、後もう少しです。
14:30になり 標高1060mの緩やかになって広々した快適な雪面にテントを張ります。今冬は狭い尾根の状態の悪い場所ばかりでしたので、久しぶりに快適な場所に設営することが出来ました。
周りは静かで気持ちの良い山毛欅林が心を和ましてくれました。




3月9日 無風 快晴で素晴らしい朝です。
朝日を浴び周りの山々も赤く染まってきます。
ワカンを付け出発準備です 渡辺君は今日はスキーで山頂を目指します
まずは巽沢山を目指して登ります。雪は締まって深くはもぐらず、まずは快適な登りといって良いでしょう。
巽沢山を過ぎ高度を増すにつれ、展望も開けてきます。三岩岳が良く見えます。山頂付近に三つの岩が特徴的に見えます。
頂上近くの稜線には雪庇が発達してきていますので、注意をしながらの登頂です。
家向山 山頂付近の広々した雪面を快適に歩きます。
9:10 家向山山頂に到着しました。ブナ林の静かなたおやかな山頂です。
山頂で各自雄大な展望を楽しみます。
8名の参加者の記念撮影です。素晴らしい天候に恵まれ満足そうな顔々です。展望を楽しみ熱いコーヒーを飲みのんびり日向ぼっこをしながら50分の頂上を楽しみました。
昨年同時期に登った山毛欅沢山です。結構立派に見えます。
私は昨年は残念ながら九州へ行きこの雪山山行には参加できませんでしただけに立派な山容に残念な思いです。
会津アルプスの盟主 丸山岳が右手に見えます。今は登山道がなくなかなか人を寄せつけません。いつかはなんとか行って見たい山の一つです。
頂上を後に快適に尾根を駆け下ります。渡辺君のスキーは残念ながら取り付け部分の金具がはずれ、修理が出来す、スキーを背負ってでの下りです。本人はとっても残念 周りの皆さんも期待していただけに残念でした。
巽沢山からはアット思う間もなくベースキャンプ帰着です。
テントを撤収し、帰路は昨日道路から取り付き登った斜面を戻ることは厳しいことから、別の尾根をくだりますが、尾根の突端部は急激に落ち込んでいることから、左の小さい沢を利用して下りることにしました。写真は先頭をバックステップで下りる斉藤リーダーです。
順次バックステップで下りますが、写真では分かりにくいですが沢の上部は60度位の急傾斜で、新雪や春に向かっては雪崩の危険を感じさせます。今日は兆候はありませんでした。
沢の下部に向かってバックステップで下りてゆきます。
沢の下部に着き、巽沢と合流して、沢沿いを暖かさに緩んだ雪の上を足をとられながら、取り付き地点の国道に戻りました。

最後の下りはやはり厳しかったですが、大変に勉強になりました。帰路はジャンボタクシーで会津高原駅近くの夢の湯で汗を流しました。源泉掛け流しで湯温も私にはよく結構なお湯でした。
お蔭さまで今年は天候も暖かく最高の快晴に恵まれ会津の自然を堪能することが出来、充実感に浸って東武浅草駅に向かいました。来年も宜しくお願いします。


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