道志の山

赤鞍ヶ岳(朝日山)〜菜畑山

期日:2007.5.12(土曜日)
参加者:L佐藤 SL細谷 松平 土井

コースタイム:

4月12日 品川発5:00==(中央道)===相模湖東IC===7:00道志水源の森駐車場7:15-----7:28道志村役場より林道をのぼる----7:48登山口-----8:23入道山を捲く-----9:07秋山峠9:17-----9:20朝日山山頂9:30----9:59岩戸の峰----10:17本谷峠----10:32ブドウ岩ノ頭-----11:22菜畑山山頂(昼食)11:55----一般道を離れ東尾根を下る----

12:30 @1160m地点より1195m地点まで引返す------
13:45 A1070m地点で尾根探索-----
14:10 B850m地点で地図読み 結局南尾根を探せず 北へ作業道を下りる

----14:30櫓沢上部の沢を渡り林道----15:00水源の森駐車場到着----(水源の森でそばを食べた後 富士急 都留駅へ)


道志の山は何故か行ったことが無い、近郊の山の割にはバスの便も現在はほとんどなく、車を利用するしかない。山の会の皆さんもほとんどが行っていないとの事。
御正体山は登山客が多いようなので、人の少ない朝日山〜菜畑山のルートを選ぶことにする。

道志村役場から朝日山を目指して登ります。新緑の美しい静かな山道です

標高差700mを一気に登ると秋山峠です。素晴らしい富士が迎えてくれました。

朝日山山頂は平坦で展望はありませんが、静寂な雰囲気の良い山頂です 昨年12月の結婚後、初めての山行参加です

朝日山頂から菜畑山までは、結構なアップダウンがあり、なかなかの足慣らしになります。
菜畑山頂からの富士も素晴らしく迫ってきます。

菜畑山頂から道志川を隔てて西丹沢の山並みが目の前にあります。

              間違った尾根下り、登り返します。



時間に余裕がある為、菜畑山頂から一般道をくだらず、真東の尾根を地図読みで下ることにします。
ガイドブックでみた真東の尾根は立派で充分に下山ルートに使用できそうです。尾根は既に新緑で視界は効かなくなっています。菜畑山を下り始めてまもなく標高1200mを過ぎたあたりで尾根は急峻に下降します。木や岩に掴まって下りても尾根見つかりません。左手の樹の間から尾根らしきものが見えます。どうやら違ったとの事で標高1140m地点から1190m地点まで登り返します。なんと登り返しの厳しいこと。岩や樹に掴まって登りますが、岩はもろく落石が激しく、冷や汗をかきます。漸く1190m地点に戻ると立派な尾根があります。地図を確認すると尾根は右手にありますが、大きな本尾根は左寄りに下らなければなりません。第@の誤りでした。しばらく本尾根を快調に下り、1070m地点の尾根の分岐が迷いそうだとの認識から注意深く進みますが、また本尾根を笹の中で見失います。迷わず又登り返すことにしますが、視界からは本尾根が分かりませんが磁石をたよりに笹の中を突き進むと本尾根にでます。磁石の僅かなずれだけでも尾根を見失うという難しさを実感します。第Aの誤りでした。 本尾根を順調に下り、檜の植林帯に入り、又も注意をしていた850m地点に差しかかり目標として送電線鉄塔への方角の南東をを確認して下りますが、途中で植林帯の作業道に引きづられ道は徐々に北向きに変化します。3度目の引返しをすべきかとも思いましたが、作業道でも下へおりられるとの判断から作業道を利用し、櫓(やぐら)沢上部の林道に下り立ちましたこの尾根は全く赤布等の目印らしきものが全くなく、下りの地図読みの難しさを充分に味わいました。時間に余裕があり、急峻な谷がなく、里に近いとの安心感はありますが、あらためて総合的な地図読みの勉強をしなくてはとの思いをします。



誰も歩かない尾根の樹林帯の木陰に咲く、白く大きく美しい花(調べるとこの時期に咲く 山芍薬の花とのこと)

地図読みの尾根を下り、沢を渡ってようやく林道に出ます

帰路の櫓沢の林道より縦走してきた左の岩戸ノ峰、中央のブドウ岩ノ頭が良く見えます

道志の山は東京から近く静かで良い山です。富士の眺望は終始楽しませてくれます。帰路に利用した尾根は赤布の印もなく、地図読みの勉強には非常に良い山々です。




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