奥秩父 雲取山周辺 ヨモギ尾根〜長沢背稜 07年5月19〜20日 緑のシャワーで染まりそうでした。野草花は皆無、山桜が咲いていました。 ヨモギ尾根で原生林をぬけだし潅木帯に変わるとトウゴクミツバツツジがびっしり蕾をつけ登山道左側を埋め尽くしている。咲いたら華やかだろうーなぁーため息がでる。 長沢背稜ではシャクナゲの群落の中を登るが花期には早く残念!ため息に無念さがまじる。 |
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ミズナラ、ブナの古木 |
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ヤマフジの滝 |
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ノリウツギ |
イワタバコ |
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天祖山(1723m)頂上に一本の山桜が見事に咲いていた。 |
奥多摩 長沢背稜縦走
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初日:ヨモギ尾根から雲取山へ 後山林道を35分歩く(男性陣は1.7時間)。渓谷沿いの斜面にフジの花房がカーテンのように簾だれる紫やシラカシの長く垂れた穂状花もこの季節ならのもの。塩沢橋右手の登山道に入り、10分も行かないうちに左手の小さな石組階段を登る。山腹を巻きながらジグザグに行き高度を上げる。Yさんの普通のペースらしいが、二番手の私にはペースが速いと感じられたが、足試しとばかりについていく。ペースダウンしても地形図だとさほどとは思えないがかなり辛い登りだ。途中三条の湯に出る分岐がある。青空も覗き新緑したたる鉢焼場尾根は気持ちよい。12:40ミズナラや檜の斜面でオニギリを頬張り、I さんの大根煮付けをいただき塩分を補給する。ブナの殻斗がドサドサ落ちている。ひっそりとした奥後山頂上は平坦でスズダケとブナが茂る。奥後山からヨモギ尾根に入る。雲が広がり視界不良。景色も花もなく辛いなあと思う頃カーブを曲がったら「水場に出たー」の皆の喜びの声。「エッ!ここが水場なの」とホッとする。がぶ飲みすると体に浸みわたる。階段を登り広々とした石尾根に出る。カラマツの瑞々しい新芽。わずかに青空が出るが富士山までは望めない。ヨモギノ頭を過ぎ小雲取山へのきつい登りで小鹿に会う。「山行初日は時間との勝負」とHさんに言われていたが、山頂を経て雲取山荘にまだ明るいうちに着く。山荘に泊まる2人と別れ、5人がテントに入る。Nさんの周到に用意された献立に、自分は食事を担当するより記録の方がまだしも良いと実感する。 |
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