谷川岳・芝倉沢周辺の山菜採り山行

期日 2007/06/9〜6/10

参加者 L新美、原、高橋(美)、末石 荒木講師、
コース
1日目 上野発7:20=<特急>=水上=土合・・・湯檜曽川沿いの道を山菜を採り□ □□ながら芝倉沢周辺で幕営

2日目 帰路同じ



 前日、当日の天気予報の雨は降らず曇り日でスタート。ラッキー!!
日本一のモグラの駅、土合は地上に出るまで486段。薄暗がりを黙々と登る。数え忘れても大丈夫。途中に段数が書いてあり最終段にもきちんと大きく書かれていた。 外に出ると明るいものの霧雨あり。上衣だけ雨具を着用する人、しない人とそれぞれでスタート。イタドリがおおきなアスパラガスの幹のように伸び柔らかくておいしそう。だが、それには目もくれず今回は料理の対象外。講師いわくおいしくない。 車が入る道の終わりにアズマヤがあり時間もお昼時。昼食をとる。小雨が降ったりやんだりで気にする程の雨ではない。

最初の採集物は白ミズ(ヤマトキホコリ)。続いて赤ミズ(ウワバミソウ)など道の脇に茂っている。ネマガリタケの採集で藪に分け入り笹を目印にするのだが時期が遅かった。大きくなりすぎて少ししか採集できなかった。さすがは講師。太くて大きなもの数本ゲット。 沢を渡ること4回。慎重に歩を進め気疲れしたのは私だけだっただろうか?。


幕営地に着いた時は雨もやみ設営。講師は早速持参の薪で火おこし。女性二人は採集したミズを近場の川まで洗いに出かける。そしたらなんと川辺には太くて長い赤ミズが群生して居るではないか。仲間を呼びに行き採集に精を出す。取り切れないとわかると明日の採集と気持ちを切り替え夕餉にかかる。


荒木講師がせっせとなにやら調理している。女性陣はまずミズをゆで、レトルトカレーを温める。鍋から5袋のカレーを取り出しパプリカの赤と、黄を切って一緒に煮込む。わかめスープには葉付きのゆでた白ミズを入れてできあがり。赤ミズの葉は食べないらしく取り去ってゆでる。根本をナイフの背でたたき粘りを出たところで先の部分はみじん切りにして一緒に混ぜ、酢、醤油、酒で味付けとのこと。米を3合炊くか、3.5合かでは女性陣の余ったらおにぎりよと3.5合で押し切る。夕餉の準備が終わる頃に小雨が降り出しテントでの食事となる。まずビールで乾杯。カレーとわかめスープでお腹を満足させてもまだ入る。焼き鰯、焼きちくわ、茄子と瓜の塩漬け、大根のお新香、白ミズのお浸し。荒木講師持参の岩茸のクルミ味噌和えは絶品。そしてこれまた荒木講師持参の「神谷バー」特性カクテル?で盛り上がる。焼き鰯につられてズボンをロウソクで焦がすハプニング。高くついた焼き鰯でした。原さんの音頭でみんなで歌う。一番しか歌えない。カラオケに字幕のせいで覚えられない、思い出せなくなったとぼやく。




寝静まる前からテントを雨がたたきつけていた。明日、水嵩の増した川を渡れるだろうか?朝から雨、荒木講師はすでに採集で居ない。シュラフをたたみ食事作りの場所を空ける

。今日はインスタントラーメン。具材はラーメン4袋、タマネギ大1個、焼きちくわ、そして特別のキクラゲ。中華のキクラゲとは大違い、肉厚でプリプリ。荒木講師が収穫した物を持参してくれた。ラーメンを熱が通りやすい、具が混ぜやすいと食当の独断でカット。つるつると長いラーメンが食べたいの意見を押しやり袋の中を4つに割って煮込む。キクラゲでラーメンがぐーんとボリューム、味ともにアップ。山のみんなにも食べさせてあげたいくらい。棒鱈の甘煮、そしてびっくりのメロンのデザート。

小雨の中、雨具を着用しテントをたたむ。収穫物をみんなで分け合い再度採集しながら帰路につく。

蕗とミズは取り切れないほどで採集の意志がない人もいる。荒木講師と高橋女史は持ちきれないほど収穫する。他の3人は適当に持てる程度。いつも安全道の山行の自分には川を石伝いに渡ることにおどおどしてしまう。雨はズーと降り続き、土合に着く頃にやっとやんで太陽がまぶしく輝いてきた。バス停で雨具を脱ぎ、行動食をとる。

上駅前のラーメン屋で軽くビールで乾杯。電車で又いっぱいやりながら乗っていると高崎で降りる羽目となる。事故で不通と新幹線に振替え輸送となり熊谷まで新幹線に乗ることとなる。
電車待ちの間、時間が30分以上あり新美さんの重いリュックに挑戦する。H男とS子が背負って階段を下りて戻ってくる。歩き出せばどうにか大丈夫だが背負うのが大変。N男さんがテントも米も持ってくれて不安定な川を渡ったと思うと感心してしまう。重い荷物を背負ってくれて感謝感謝。荒木講師には手作りの料理や特性のカクテル、山菜資料といった至れり尽くせりのお膳立てに感謝感謝水ギボウシを見つけ沢を駆け上って収穫してきたのにはびっくり。がさばってしまったがまさか採れる代物と思っていなかったのでうれしかった。少量だがワラビ、ゼンマイ、ミツバ、モミジガサも採れた。全員大収穫でお土産として持参し帰路についた。

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