残雪と新緑と高山植物の東北山行
                 真昼岳と焼石岳

期 日:2007.6.9116/8夜出発)
参加者:L細谷、SL佐藤、井上、松平、福井

コースタイム
6月08日 品川20:00発==(東北自動車道)==途中仮眠
6月09日 4:47真昼岳兎平登山口5:38─5:50登山口の沢を徒渉6:10─7:10兎平─7:30秋田県境─8:48真昼岳山頂9:22─10:14秋田県境─11:20兎平登山口===(途中水沢のスーパーで買出し)===16:50種山牧場/星座の森【泊】
6月10日 星座の森7:20==(途中阿原山でツツジ見物)==9:58中沼コース登山口10:15─10:53中沼─上沼─ツブ沼コースとの合流点──13:14銀明水避難小屋【泊】
6月11日 銀明水避難小屋5:00──6:33姥石平─7:01焼石岳山頂7:15─7:49焼石神社─(お花畑を散策)─8:50東焼石岳9:00─9:26姥石平─10:10銀明水避難小屋10:40─11:40中沼─12:25中沼コース駐車場
到着===ひめかゆの湯15:00===(東北自動車道)===21:30品川帰着

今回の東北山行は出発前から天候不安で一杯です。予報が悪いため山行計画を一日順延しての出発ですが、予報は悪くなるばかりでやきもきします。

第一日目は真昼岳を目指します。予報は午前中はなんとか雨は降らないとの事、仮眠を控えめして早めに出発します。なんと兎平登山口の近くの沢の吊り橋の板がはずしてあり、冷たい徒渉からスタートしました。

兎平までは新緑の素晴らしいブナ林が続きます。

兎平はのびやかな高原です。ヤマツツジ、ニッコウキスゲがこれから咲こうとしています。

真昼岳はシラネアオイの群生が非常に多くあります。稜線上に群生が続いていますが、10日ほど遅かったようですがそれでも何株かはその美しさを楽しませてくれます。

真昼岳山頂での記念撮影です

往路に徒渉した沢を帰路は吊り橋のワイヤーに掴まって対岸に渡ります。ワイヤーが大きくゆれてヒヤヒヤします。

湯田町で共同食と個人食準備のためスーパーマーケットをさがしますが、地元の人は近くには無いとの事。買出しを北上市まで行ってから、キャンプ場に戻ってくるのも大変だ。今夜も翌日も予報は曇り時々雨の予報です。キャンプを諦め水沢のスーパーで買い物をして、種山高原星座の森のコテージに泊まることにします。

星座の森のコテージは美しく清潔で大変快適です。シーズンでもないのに利用客が多くいました。


6月10日
今日は焼石岳に向かう日です。銀明水避難小屋までは3時間程度の行動なので、途中ツツジの名所でも見ようと阿原山(標高792m)の山頂に車で向かいますが頂上に近づくにつれ、霧が濃くなり残念ながらよく見えません。

いよいよ中沼コースより焼石岳へ入って行きます。霧の中の中沼は静寂の中、美しい新緑を見せてくれます。

標高900m付近より残雪があらわれ、つぎからつぎへ水芭蕉が楽しませてくれます。

横岳の前にして残雪と新緑と水芭蕉を前にしてたっぷり休憩をとり、楽しみます。

銀明水避難小屋は日曜日の夜のため、綺麗な温かい小屋は貸切です。

翌日は朝からすっきりと晴れ上がり絶好の日和です。

標高1300M付近に大きなやや急な雪の斜面が広がります。

焼石岳に近づくにつれ、ハクサンイチゲの群生が楽しませてくれます。

東焼石岳と焼石岳の間ののびやかな稜線はどこまでもお花畑が広がり、花のかおりが漂います。

花を堪能して焼石岳を下り始めるとあれほど良かった天候もガスがかかり始め、雨も降り出します。

中沼を過ぎ、雲のかなたに焼石岳をのぞみます。焼石岳とも東北山行ともお別れです
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