公開山行 岩櫃山 802m
[日 時]2008年11月16日

[参加者] 松平、桑村、末石、高橋、灰谷(大田労山)、蓬生

[コースタイム]  郷原駅10:40→登山口11:05→頂上12:00→東峰12:20→本丸跡13:15→群馬原町駅14:10

 郷原駅は無人駅。駅舎の背に覆いかぶさるように岩峰が屹立している山が岩櫃山だ。雨は小降り。駅舎で身支度をして歩き始める。案内の道標が要所にあって迷うことはない。

登山口からはいきなりの急登にあえぐ。天狗の架け橋はアーチ状の上をいくのだが、傾斜もあって足元がおぼつかない。三人は迂回ルートを取る。低山ながらなかなか変化があって楽しめる。頂上へは鎖を頼りに直登する。岩峰の頂上は大変狭く、次のパーティのため

早々に辞する。谷からの上昇気流にのって強烈な臭いが漂ってくる。熊のものだろうと思うが、姿もみえず声も聞かれない。東峰の上で昼食とする。ガスが切れると眼下に中之条の町並みが箱庭のように見える。

 岩櫃城跡を経由して往時を偲びつつ、群馬原町駅へと向かう。女性三人はお城の温泉に立ち寄り。灰谷、高橋氏と三人は車中で宴会をすべく、酒屋に寄って一本早い電車で帰京。

上野駅近くの居酒屋で後続の三人を待ち、駅中で反省会とする。まだ飲み足らない灰谷氏に付き合って品川駅で三次会となった。

登山口に向かう集落からの岩櫃山
「天狗の架け橋」にて

−感想−

・展望は残念でしたがピリカラコ-スで良かっです。ありがとうございました。(松平)

・町営なので400円と入湯料は安かった。外から見ると立派なお城でさぞ中も大きいと想像したが普通の温泉で、他にいろいろな施設があって大きくなっているようです。小雨の中、大勢の人が利用していました。何度も鎖場のある山は初めてで翌日には腕に筋肉痛でした。初めての二本鎖は横ブレがなく安全な対策だと思いました。(末石)

・雨と紅葉と岩と温泉の素敵な山行だった。前夜の降水確率50%、小雨の中のハイキング。紅葉は赤があると、ぐっと映えますね。紅葉狩りシーズンの日曜日だが、雨のお陰で静か。迫力ある岩峰の山容が目を引く。岩稜は三点支持で登れる程度だが、バランスが悪く自信がないので、良く整備されている鎖を充分使わせてもらう。天狗の吊り橋という岩の橋もあり楽しそうだったが、私は高所恐怖症の上に雨で濡れているので遠慮して下の巻き道を利用した。岩櫃城は城址だけだが、そのかわり?天守を象った町営の岩櫃城温泉が東吾妻町を見下ろしていた。コンクリートの天守閣風建物は広大だが、浴場は大きくはなかった。てっぺんから眼下の風景を眺められるようだが、1時間に1本の吾妻線の時刻が迫っていて断念。駅前の産直で下仁田ネギや里芋を購入。下山後、温泉組と直帰組に分かれたはずが、何故か上野のエキナカで反省会が開かれた。(桑村)



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