栃木市近郊の山   太平山と晃石山  お花見ハイキング
期 日:2008.4.6(日)
参加者:L蓬生 堤 原 山田 佐藤
コースタイム
東武浅草発8:10===9:20新大平下駅9:32──10:22少年の家上部10:30──10:33謙信平──10:50大平山神社──10:57大平山神社奥宮──11:10大平山山頂(昼食)12:08──12:20ぐみノ木峠──12:45パラグライダー基地──12:52晃石山13:17──13:30標高395m峰──13:47展望台──14:07清水寺──(関東ふれあい道)──15:45新大平下駅(食事)17:16===18:30東武浅草駅(解散)



今回は、ハイキングにしては随分男が多かった。山頂までの道すがら全山ピンクや真っ白な桜の花に包まれ、絶好の行楽日和であった。山頂でビールを交わす「宴会」を眺め、   改めて当日の山行の「目的」がよく理解できた(春爛漫ビール軽やか山歩き)。

新大平下駅から住宅街を抜け、JRの踏み切りを渡った後右に曲がり、のどかな田んぼを見ながら登山口に向かった(菜の花や田んぼに揺れる笑い声)。

客人神社のところで、この神社は何と読むのかなと迷っていたら、堤さんが「まろうど」と読むという。少し賢くなった。
客人神社の横を通り、登山口から謙信平に向かった。一面の桜を眺めながら、佐藤さんに誘われ参加したのは正解だったと実感した(咲き競うピンクと白の桜かな)。

太平山神社で参拝し、太平山に向かった。蓬生さんが「未だ早いけどいいか」と言って、富士浅間神社の裏の丘に登っていた。休憩かと思ったら、そこが太平山だった。山頂は  狭いところで展望もなかったが、誰もいなかったので、そこで昼食を取った。

太平山からぐみの木峠を経て晃石山に向かった。途中風のよく通る開けたところがあり、ハングライダーの「基地」になっていた。以前から乗って空を飛びたいと思っていたので、興味津々で実物を拝見した。ハングライダーは予想以上に骨太で、しっかりした作りになっていた。飛び始めるところを見学したかったが、置いて行かれそうになったので、急いで合流した。

晃石山で休憩を取った後、佐藤さんの提案で、395mピークから清水寺(せいすいじ)へ続く尾根道を200m下った。清水寺に下る途中の展望台で休憩を取り、皆でハングライダーやパラグラーダーが鷲のようにゆっくりと空を舞っているのをしばらく眺めていた。

清水寺には十一面千手観音があると聞き、中を覗いて見たが、真っ暗でよく見えなかった。

清水寺から大中寺に行くつもりで竹林を歩いた。堤さんが歩きながら上田秋成の雨月物語の説明をしてくれた。この辺は夜歩くと怖いと言う。結局、真剣に探さなかったためか、大中寺には寄らず、蓬生さんと山田さんは中山の方に向かって行った。

関東ふれあいの道を過ぎたところの道端に土筆が生えたところを見て、「あっ、土筆だ」と言って、堤さんが土筆を採りだした。佐藤さんも協力した。

新大平下駅に近づくにつれて、蓬生さんと山田さんは何かを探し始めた。駅の周辺を探し回り、最後に駅裏(?)に回りようやく蕎麦屋を見つけた(酒なくし何で己が桜かな)。

           新大平下駅〜大平山山頂まで

東武浅草から1時間あまり、駅前は静かでなにもありません。でも立派に自動改札です。プリモもスイカも使用できます。
新大平下から静かな住宅街を抜け、国道を渡り、JR両毛線の踏切を渡って麓の登山口に向かいます。
麓から大平山に近づきにつれ、山桜や上部の謙信平の桜の名所が望まれます。
客人神社から気持ちよい杉林の道をたどります。
謙信平はマイカーや観光バスできた桜見物の人々であふれかえっています。謙信平までバスと乗用車で大渋滞しているのが見渡せます。
なにやら良さげな大平山神社です。
大平山山頂には大平山神社の奥宮ではなく、富士浅間神社が鎮座します。山頂での展望はありませんが、腹も空いたので昼食と軽くビールを飲みましたが、温まったビールは苦くて不評でした。








          大平山〜晃石山まで

昼食後大平山の急傾斜を下りあとはのんびり尾根道をたどり、晃石山へ向かう途中パラグライダーとハングライダーの基地があります。
この重い機材を持ち上げるのは大変だったと思いますが、趣味が高じれば苦にならないかもしれません。
基地から滑走するための斜面です。写真でこの傾斜ですから、実際は大変怖そうです。ジェットコースターも乗ったことのない自分にはとても出来そうもありません。
今回の最高地点 晃石山(419.1m)の山頂での記念撮影です。バックは日光連山が望まれるはずでしたが、春霞のため見えません。
晃石山からは365m峰まで足をのばし、そこから清水寺(せいすいじ)まで一気にくだります。写真の道は穏やかですが、この後急傾斜になり、木に掴まりながら下りました。
清水寺上部にある展望台からしばしハングライダーやパラグライダーの滑空を見入ります。皆さん上手に決めれれた着地地点に下り立っていました。







      清水寺〜関東ふれあい道〜新大平下駅まで

清水寺(せいすいじ)は山懐にある静かなお寺で千手観音を祀る古いお寺で昔のお寺のたたずまいを残しています。桜の種類も多く目を楽しませてくれます。こちらは人が少なく謙信平の桜より素晴らしいと思いました。

昔は重要な街道であり、源義家が通った道もほそぼそですが、花が咲き乱れやさしい感じのみちです。
途中 雨月物語で有名な大中寺がありますが、皆さんだんだん疲れてきたため割愛して駅に向かいます。
真ん中の平の部分が謙信平 左のやや高い部分の奥の山が大平山です。
ピンクのこけももの木と赤いボケの木が道筋を華やかにしています。
帰路 土筆がたくさん道端に伸びてきています。もちろん大事に採らして頂きました。
東武線沿線の栃木の山々  品川山の会"さんかくてん”ではなじみがありませんが、低山ながらも変化に富んだ自然豊かな山々が多いようです。交通費もやすく、勉強の余地がありそうです。


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