岩場トレーニング
天 覧 山

日程   2009620日(土)
場所  天覧山
講師  渋谷 正利  篠原 公枝
参加者 L細谷 SL佐藤 福井 渡辺綺 高橋 桑村 中村 末石 関口 川田 渡辺元 岩田 深沢記  吉住(大田山の会) 宇留野(大田山の会)利根川(わたすげの会)

コースタイム
6月20日
飯能中央公園 鉄腕アトム像前8:30  8;40発──8:55天覧山岩場  岩場講習開始  11:15〜11:45昼食
午後の講習 トレーニング 15:20終了  15:45能仁寺前で解散
 講師が参考書とし作成して頂いた「山歩きのためのロープワーク」をクリックしてご覧下さい

8:39 

飯能駅より徒歩20分にある中央公園アトム像前に8:30分集合。

参加者メンバーが揃ったところで天覧山に行く。馴染の岩場ゲレンデである。10年位前に行った広沢寺以来の岩トレで、岩を目の前にするとやはり胸が躍る。そんな私をリーダーの細谷さんに伝わったのかこの報告を書くことになってしまった。

8:48参加者総勢18人が岩場に集まるとゲレンデ一杯になってしまう。「貸し切になるといいね。」の願が通じたのか最後まで我がグループだけで使うことができた。

先ず講師の渋谷氏と篠原さんの紹介、参加者の簡単な自己紹介、この岩トレは東京みなみ地区連盟の公開山行となり大田山の会とわたすげの会の参加者の紹介をする。

9:46

実地講習の内容は、縦走、ハイキング時に役立つロープワークで、主に、山歩きの中の岩場、鎖場での安全な通過法や仲間のフォーローの方法、急な斜面での下降法、又簡単な引き上げの方法を学習する。

山歩きのためのロープワークから始める。テキストとトップロープを約3mの長さに切ったロープが配られる。(沢山用意してあった)

9:43
9:58
10:04 @8の字結びから始める。ロープに8の字を作り身体にロープを巻きつけ8の字に添ってロープを通してゆく方法でその後Aダブルブーリン結び、Bマスト結び

C半マスト結びDインライン8の字結び等  (インターネットホームページ参照)

なかなか出来ない生徒に講師は諦めずに根気良く教えてくれる。とにかく習うより慣れの世界で時間のあるとき忘れない内に手遊び感覚で練習するのが一番である。

11:45  次にヨーロッパやカナダなどで頻繁に使う立ち木や岩を使っての簡易な確保法を実地する。ロープを岩や立ち木に重ならないように巻きつけ引き揚げたり降ろしたりする方法で殆ど力を使わなくても出来ることを学ぶ。他にインライン8の字結びによる手掛かり作り、安全環付カラビナやカラビナを使った半マスト結びでの下降、ヴィラ・フェラータ等を体験した。
12:57
13:22 最後にお待ち兼ねの岩登りである。三点確保が目的で両手両足のうち一つを動かして登ったり降りたりすることである。岩に足をつけた場所を確認してから次の動作をする。その時手の位置は余裕のある高さを、胸と岩の間にすきまを持つと次の動作が安全に出来る。腕で登るのではなくて足で登ったり降りたりする。特に理屈をつけずに半ば本能的に登ったり降りたりしていたけど納得する。
13:33
13:34
14:09 それを踏まえてビレーつきで岩登りを2本全員が楽しんだ。講師の渋谷氏と参加者の中で一番小さい講師の篠原さんのデモクライミングは見事だった。
今回参加できなかった人たちにもこの経験を是非味わってほしいものである。この企画を進めてくれた人達には感謝で一杯です。

渋谷 正利講師 篠原 公枝講師


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