富士急沿線の山  
倉 見 山(1256.2m)
期日:2010.1.31
参加者:
Aコース:L蓬生、金子、土井、福井、関根、松平
Bコース:L山田、堤、豊田、中村、川田
Cコース:L佐藤、日比野、渡辺(綺)、末石、関口、高橋
  計17名参加

Bコース記録
930富士急 東桂駅955・・・1010長泉院 登山口1020・・・1100分岐844.5・・・分岐1080・・・1220倉見山山頂1315・・・相定ガ峰・・・1440四阿1445・・・富士見台・・・1520富士急 寿駅

今回は土井さん人気により17名の多数参加となり、3チームに編成されたので、我がBチームの報告です。

登山口に向かうまでに地元の方にアドバイスをされたり、お茶を頂いたりいつもとは違うスタート。墓地を通り抜け登山道へ。登りが続いたが、トップの堤さんが話しながらでも息が上がらない位が疲れない目安としてペース配分してくれたので、本当に息切れもせず、会話も途切れず(?)快調に進んだ。心配されていた雪も山頂手前にほんの少し残っていた程度で、凍結もなくコースも整備されていたので歩きやすかった。山頂展望台からは残念ながら雲がかかった富士山だったが、真正面に裾野までが見えた。昼食後の下りは、とても日当たりがよく土埃が上がるくらい乾燥していた。桜の苗木が植えられている斜面を過ぎ、富士見台では名前の通り遮るもののない富士山を間近にみて、無事ゴール。春先のような暖かい天候のもと、賑やかで楽しいハイキングだった。

感想

山田
17名参加者の多さに驚きました。総リーダー佐藤さんの人望か、土井君の若さか? 雄大な富士山の頭が見えず、ちょっと残念でしたが、事件が2つだけですんで良かったです。」

中村
「今年初、
1200mと聞いて自信がなかったが、アイゼンを借りて急遽参加を決めた。参加して良かった〜。」 


「久しぶりに気持ち良い汗を流しました。3ヶ月も家に籠もっていたら、年始からダウンしました。三十余年ぶりの発熱でした。山行は私にとって、健康の源だったのですね。倉見山は落葉松や広葉樹で覆われ、芽吹きの時に又訪れてみたい所です。若いメンバーも増えてこれからが楽しみです。」


寿駅付近より見る倉見山の双耳峰です。




Aコースの皆さんです

Cコース コースタイム
京王新宿駅発7:30──(京王線)──8:14高尾駅8:20──(JR中央本線)──8:57大月9:02──(富士急)──9:35三ツ峠駅 川田氏を待つ  出発10:35──10:55登山口──12:20主脈の稜線──12:56倉見山山頂(昼食)高橋さんと合流13:31──相定ガ峰──14:41東屋──15:15鉄製の階段──15:33寿駅  発15:38──大月駅前で反省会

               ハイ

<ハプニングその一> 急に決まったにもかかわらず、17人の大所帯になった倉見山ハイク。A、B、Cの3班体制をとったのはいいが、京王高尾からJR高尾の乗り換え時間は6分、JR 大月から富士急への乗り換えは5分間「要注意」の連絡が徹底せず、Kさんが大月でトイレに入っている間に富士急電車は出発。10数分経った頃リーダーが気がついた。携帯電話のやり取りの後、Kさんは、30分短いはずのCコースに振り分けられた。お陰さまでわが班は三ッ峠駅で約1時間たっぷり準備体操と日向ぼっこができたわけだが、、、、、、 Cコースの山道は、整地が充分でなく、けもの道に迷い込み、尾根道に這い上がるのに汗をいっぱいかかせてもらった次第。しかし、わが班が山頂に辿り着いた時、A、Bコース組に拍手で迎えられ、富士の裾野を眺めながら、落ち着いて昼食が取れ、気分上々となった。

<ハプニングその二> 朝寝をして「ドタキャン」した筈のTさんが、山頂に突然現れたこと。休憩中だったBC班はみなビックリ。後で聞くと、キャンセルした後、山への思いが募り、1時間遅れの電車を乗り継いで三ッ峠駅へ、そして一回も休憩をとらず、ノンストップで難コースを登りきったのだとのこと。小生は、その「ガッツ」に感服した次第。

とにかく陽だまりの山道を約5時間たっぷり汗をかき、大月駅前の店で飲んだビールは最高だった。なんと「さんかくてん」の17名が店のビールを飲み尽し、在庫を空にしてしまったのであった。

フッと目が覚めたら7:40。京王線高尾行きに乗っている時間だ。昨夜風呂の沸く間疲れてちょっと横になりそのまま8時間も寝てしまう。C班の佐藤リーダーに寝坊欠席の連絡を入れた。それからすぐ、晴天だし、地図でコースの予習もしてあるし、単独で行くのも悪くないな、うん行ける!夕方までに下れる、よし行こう!と気持ちが動いた。
三つ峠駅からC班より1.5時間遅れの出発だった。登山口に順調に取り付いたがすぐ水平道に迷い込み確認も含め砂防堰堤まで行きそこから尾根に乗るまで斜上して雑木斜面を這い上がる。尾根を外れるまいとして潅木を掻き分け真っ直ぐ登った。地図を片手に単独行の緊張感と未知へのワクワク感を久しぶりに味わえて幸せ。上部で登山道を歩き、三叉路鞍部に12:45に到る。13:10山頂で何と昼食中のBC班に出会った。皆に会えるとしたら駅(列車の本数が少ないから)か、足攣りとかのトラブルがあったらせいぜい四阿の辺りで追いつくのが関の山と思っていたのだから私もビックリ。K氏のポカに因りC班の出発が1時間延びたと知る。そういう事もあるんだ?ラッキー!なんて皆にまたまた迷惑掛けたドジで間抜けな女の言うことではないか?!。頂上で「何しに来たんだ」って言われなくて良かった。歓迎してくれた「さんかくてん」の仲間と下山路を歩けて嬉しかった。(高橋 反省記)
 


 
10:32 大月駅で乗り遅れた川田さんを三ツ峠駅で待つこと一時間静かな駅の周りをうろうろ、場違いな立派な女神像を見たり、電車を見たりと時間を潰しました。
10:42 川田さんが到着し全員が揃ったところで街中を抜け、倉見山を倉見の部落から道標のない尾根を捜して倉見山を目指します。

10:49
途中の民家の庭先に福寿草の群落があります。
10:59 コンクリート製品を作る工場の脇から右へ曲がると目指す尾根に繋がる登山道が判っきりあります。勿論指導票はありません。
しばらくいくと林業の作業道らしき道にはいり稜線から離れます。
11:29 しかたなく稜線めざして杉林の中の急斜面を直登します。
11:57 稜線をしばらく行くと左より明瞭な昔はさぞ利用されたであろう切り開かれた登山道に合流します。
12:19 稜線を急登し、巻き始めると主脈の稜線にでてそこに古びた指導票が立っていました。
12:32稜線は穏やかな歩き易い散歩道です。末石さんは空き缶を拾いながら歩きます。感心です。見習わなければと思いました。
12:52 倉見山山頂直下に立てられた道標です。
まだ字が彫られていません。これから倉見山も整備され紹介されて有名になるでしょう。
倉見山山頂直下を登るCパーティです。先行した他バーティの方が撮影していただきました。
12:56  倉見山山頂で記念撮影をするCパーティです。このあと川田さんはBパーティに復帰しました。
倉見山山頂の暖かい陽だまりで昼食です。
13:11
13:13
13:19 Bパーティの記念撮影です。こちらにも写っている方がいます。
13:20 何故ふたりで仲良く握手をしているのでしょうか。
13:29
13:37 倉見山の先の展望台より中央高速と市街地です。この山並みの先に南アルプスが見えるはずですが残念です。 
13:37 富士山も生憎雲の中です。
14:33 道も乾いて歩く易く、比較的これまでは登山客が少なかったためか登山道も荒れていません。

14:40 倒壊しそうな東屋です。登山客のためではなく下の向原部落の為の公園の一部です。富士見の場所ですが、やっぱり雲の中です。 15:16 倉見山からの長い緩やかな尾根も鉄の階段を下りると終わり、後はシチズン関連会社の工場の並ぶ中を抜け駅に向かいます。
Cパーティは寒い駅で待つより時間調整をして電車に乗る予定でしたがギリギリに寿駅に入りました。
乗った電車はレトロな雰囲気をもつ富士急自慢の2009.8.8使用開始のほやほやの新型車です。
内部は下の写真のように電車の雰囲気ではありません。
15:40 寿駅──三つ峠間 1駅分 3km運賃210円はチョット高いかなあー 電車は若い娘さんがガイドと車掌を兼ねてお客さんサービスに努めています

17:13 大月駅前に総勢17名が集合し、品川山の会ならぬ品川酒の会が行われました。


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