富士登山 ─吉田ルートにて─ |
日 程:2010年7月23日(金)〜24(土)夜行日帰り 参加者:L末石 小関 渡辺(綺) 豊田 コース:新宿=中央道=河口湖IC=富士スバルライン五合目・・・登山開始 八合五勺・御来光館・・・山頂・・・お鉢(大内院)・・・下山開始 本八合目トモエ館・・・富士スバルライン五合目=河口湖温泉=新宿 |
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7月23日 |
23(金)19:30バスにて新宿発、ノンストップで21:30富士スバルライン五合目(2,305m)着。高山病予防のため、1時間かけ身支度・準備体操・呼吸法を教わる等して身体を標高に慣らす。22:30ヘッドランプをつけ、小関さんトップでスタート。 暗闇に目が慣れず崖側に吸い込まれそうな感覚がした。泉ヶ滝分岐より登り。23:15六合目(2,390m)山頂真上に月が煌々と輝き、そこへ延びるヘッドランプの光の一本道が綺麗。足元は砂礫の斜面でズルズルと滑り踏ん張れない。 |
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7/23 22:29 暖かく風もなく薄着でスタート |
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22:40 夜中の出発 |
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22:50 暗闇に歩を進める |
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23:49 山頂に続く小屋灯り |
7月24日 |
24(土)00:15七合目(2,700m)予想以上に山小屋も、人も多く賑わっていた。八合目(3,100m)岩場に変わり、鎖やポールを使うが陰影が判りにくく慎重に歩く。 気温も下がり、手袋・雨具で防寒する。夜中に歩き続け妙にハイテンションになった。本八合目(3,400m)胸突き八丁の看板。頂上でのご来光には間に合わないとの判断で、八合五勺(3,450m)「御来光館」にて日の出を待つことにする。 満天の星の下、流れ星も見て手が届きそうな位近くに感じた空が、夜明けと共に徐々に白々と明るくなり、雲海が広がっていくのを眼下に見た時は本当に感動した。4:40カメラを持ってスタンバイ。4:50日の出 念願のご来光を見られて嬉しかった。雲上は別世界だった。 今度は日焼け対策をバッチリして、山頂目指して再スタート。九合目(3,580m)陽射しも強くなり、道の脇に倒れ込んでいる人続出。鳥居・狛犬を通過して6:30富士山頂上 浅間大社奥宮到着。 日本一の高みに立って御満悦の記念撮影をしようにも大混雑。休憩後、お鉢めぐりは時間的余裕が無いため、お鉢のぞきをし、巨大な噴火口を見て、改めて火山であったと実感する。 ここからはひたすら、ただただ、延々と・・・下るのみだった。砂礫の急斜面で砂埃がものすごく、防塵マスクと、サングラスと、目深に被った帽子で、「誰?」という位の格好になった。
9:30八合目トモエ館で一時間程仮眠・休憩後、また下り続ける。 私以外の三名は本当にさすがで快調なリズムで歩き、会話も弾んでいたが、私は足も止まり無言のまま歩くのみで本当にしんどい下山道だった。 七合目からやっと緑・花(オンダテ、シャクナゲ、山百合)・木々が見えてほっとした。 六合目下からは前夜と同じコースだったが、木が多く森になっていたことや、夜露により砂埃が舞わなかったことに気づかされた。 これから登り始める元気いっぱいの若者とすれ違いながら富士スバルライン五合目にゴールした。 |
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7/24 0:15 吉田口7合目 |
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1:15 鳥居荘の赤鳥井 |
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1:25 7合目東洋館前にてひと休み |
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3:17 8合目元祖室 3250M |
気温も下がり、手袋・雨具で防寒する。夜中に歩き続け妙にハイテンションになった。本八合目(3,400m)胸突き八丁の看板。頂上でのご来光には間に合わないとの判断で、八合五勺(3,450m)「御来光館」にて日の出を待つことにする。 |
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4:40 御来光館まえで御来光まち |
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4:51 8合5勺御来光館側で待機し御来光を仰ぐ |
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4:54 御来光 |
満天の星の下、流れ星も見て手が届きそうな位近くに感じた空が、夜明けと共に徐々に白々と明るくなり、雲海が広がっていくのを眼下に見た時は本当に感動した。4:40カメラを持ってスタンバイ。4:50日の出 念願のご来光を見られて嬉しかった。雲上は別世界だった。 |
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5:15 山頂を目指す人人人 |
今度は日焼け対策をバッチリして、山頂目指して再スタート。九合目(3,580m)陽射しも強くなり、道の脇に倒れ込んでいる人続出。鳥居・狛犬を通過して6:30富士山頂上 浅間大社奥宮到着 |
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6:28 頂上直下のこま犬 |
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6:32 頂上だ |
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6:34 富士山頂上奥院到着 |
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7:14 お鉢の富士観測所を背にポーズ |
日本一の高みに立って御満悦の記念撮影をしようにも大混雑。休憩後、お鉢めぐりは時間的余裕が無いため、お鉢のぞきをし、巨大な噴火口を見て、改めて火山であったと実感する。 |
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7:50 覆面スタイルで下山 |
ここからはひたすら、ただただ、延々と・・・下るのみだった。砂礫の急斜面で砂埃がものすごく、防塵マスクと、サングラスと、目深に被った帽子で、「誰?」という位の格好になった。 |
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9:29 8合5勺のトモエ館にて1時間仮眠後。 |
9:30八合目トモエ館で一時間程仮眠・休憩後、また下り続ける。 |
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9:49 山頂を振り返る |
私以外の三名は本当にさすがで快調なリズムで歩き、会話も弾んでいたが、私は足も止まり無言のまま歩くのみで本当にしんどい下山道だった。 |
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10:04 休憩タイム |
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10:27 斜面は野菜畑のように草が生え揃う |
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11:05 難行苦行の下山 |
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12:38 やっと現れた樹木の中のシャクナゲ |
七合目からやっと緑・花(オンダテ、シャクナゲ、山百合)・木々が見えてほっとした。 六合目下からは前夜と同じコースだったが、木が多く森になっていたことや、夜露により砂埃が舞わなかったことに気づかされた。 |
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13:16 登山口に到着 |
これから登り始める元気いっぱいの若者とすれ違いながら富士スバルライン五合目にゴールした。 |
その後、河口湖温泉で汗を流し、ビールで祝杯をあげた。(美味しかった〜!)名残惜しかったが、バスの時間になり19:20無事新宿に到着。 感想 小関:「7度目の富士山登頂。今まで一番しんどかった。」 末石:「今までで一番の好天に恵まれた。」 渡辺:「山行中に見えると感動する富士山に登った事に満足。」との事でした。 会社帰りに直行したハードな行程でしたが、要所要所で的確なアドバイスを頂き、高山病にもならず、本当に楽しい富士登山でした。皆様、有難うございました。 |