奥秩父 乾徳山
日 程  2010年10月24日 曇
参加者  L土井、高橋、渡邉(美)、蓬生、細谷、佐藤
コースT 塩山駅8:45→登山口(大平牧場)9:45→道満尾根10:10→扇平10:50→乾徳山・山頂 昼食12:00〜12:30→下山道経由→国師が原13:35→乾徳山登山口15:10(三富)→バスにて山梨市駅へ


3日前の晴れの予報が一転して当日は朝から曇り空で午後からは雨の予報。天気が持つことを祈り塩山駅に到着。タクシー2台で大平牧場登山口まで移動。運転手の話によると今年は近辺の山里にも熊が出没しており、数日前にも通勤途中に出くわしたとのこと。一抹の不安が過ぎりながらも登山口に到着。
25分ほどで道満尾根に出ます。途中かなたに富士山が見えますが、残念ながら雲が掛かって良い写真が撮れません。
道半ばススキや色づき始めた紅葉が目を楽しませてくれます。つい1ヶ月前までうだる様に暑かった季節がうそのようです。ようやく富士山が顔を出してくれました。シャッターチャンスです。
扇平に到着。あたり一面ススキ畑で幻想的な風景です。
月見岩で休憩を取りますが、女性陣はクライミングの練習です。

山頂に近づくにつれて岩が多くなります。道が狭いため多くの登山者で渋滞が発生してしまいました。

 クライマックスはほぼ垂直に聳え立つ天狗岩です。足場を取るのが難しく鎖のお世話になります。

鎖場を登りきると山頂です。岩場のためスペースは狭いですが多くの登山者で賑わっていました。
帰りは下山道を経由して帰ります。当初時間短縮のため来たルートを引き返すことを考えましたが、正直あの鎖場を下りることを思うとおっかないです。。。
途中鹿の親子に出くわします。親は警戒心が強く物音に敏感ですぐに逃げましたが、小鹿はのんびりしております。

下山道は岩が多くクッション性がなく足にこたえました。なんとか天気が下山まで持ちこたえてくれたのは不幸中の幸いでした。
最後まで起伏に富んだコースを楽しめた1日でした。(記:土井)







引続いて 乾徳山写真館へどうぞ

JR新宿駅集合は6:10だ。久しぶりの早起きで緊張します。天候の悪化が予想され、どんよりと曇っています。昼間で天候がもつかどうかが話題です。



JR中央本線塩山駅からタクシー2台に分乗して大平牧場跡にある乾徳山登山口に向かいます。

9:04
タクシーの車窓から眺められる乾徳山です。
9:28
今は閉鎖されている大平牧場脇を通って登山口へと向かいます。

先に見える緩やかな尾根が道満尾根です。

9:34
乾徳山登山口は標高1370mあり、標高2031mの乾徳山山頂までの標高差は少なく、楽が出来ます。

10:08
登山口からの登山道は広く落ち葉の下にしっかりした石畳と石垣がところどころ見受けられ、古いトロッコ道の跡だと推測されます。ほどなく道満尾根の稜線道へとでます。

10:21
道満尾根からは見晴らしが良くなり南アルプスも見え始めますが特定できません。
10:22
晴れてはいませんでしたが、雲海が山の稜線を際立たせています。
10:32
緩やかな道満尾根も高度が上がるにつれ、木々は紅葉してきました。
10:42


10:48
緩やかな道満尾根を辿るといよいよ扇平のカヤトの原に出て乾徳山が正面に近づいてきました。思わずカメラを出し撮影する皆さんです。
10:58
国師平へ下る分岐の月見岩で女性3人は岩遊びです。リーダーの土井さんは心配そうです。

男性はおとなしく写真撮影で世の中の尺度は変わったようです。
富士はどこまでも高くそびえていました。

11:00
11:00  富士に負けない紅葉と山並みが楽しませてくれました。
11:26
扇平のカヤトの原を過ぎると中規模の岩場が現れてきます。
11:30
岩は多くの人に掴まれ触られてツルツル黒光りしてチョット否な感じです。
11:33
パーティの最後尾を務める土井リーダーです。
11:34
いよいよ最後の岩場爾掛かる前の岩の大きな割れ目に美しい紅葉が迎えてくれました。2つのパーティが岩場の通過に時間が掛かりそうだとのことで、私たちに道を明けて頂きました。

11:41 10月初旬に山行予定をしていた甲斐駒に続く八丁日向尾根と鋸岳のシルエットが良く見えます。

11:43 最後の大詰めの岩場です。乾徳山最高の見せ場です。鎖がなかったら結構苦戦をしそうな岩場です。
11:49 しんがりを土井リーダーが登ります。下から見上げる人を見ても結構な高度感です。
11:53 乾徳山山頂(2031m)での記念撮影です。
扇平から山頂までは風が冷たく、さすがに冬に近づいているなとの印象でしたが、山頂の風の当たらない場所での昼食は快適でゆっくり雑談をしながらラーメンを食べたり、コーヒーを飲んだりゆっくりしました。
12:33 帰路は乾徳山の北側へ抜け西側を迂回して下山します。山頂付近はしっかり岩稜が続きました。
帰路は山頂付近の岩場を過ぎると西へ、樹林帯の中を急降下します。石の上に枯れ葉がつもり木々に掴まりながらくだり、300mほど下ると道は緩やかに下り、国師平へと近づいてきます。
13:34 国師平手前の高原ヒュッテです。表はしっかりして見えても中から見ると半壊状態です。
13:50 国師平を過ぎた樹林帯の中に2頭の鹿がいて楽しませてくれました。
あとは樹林帯の中をひたすら下るのみでした。車道についてからもしかして14:58のバスに間に合うかと急ぎましたが間に合わず残念でした。
15:17 バス停横の民間の休憩所をお借りして一服、山梨市市営のバスが15:38にあり、そのバスでJR山梨市駅へと向かいます。
16:27
山梨市駅前の食堂でまずは土井リーダーのご苦労を慰労しての乾杯です。壁の品書きのように今年のB1グランプリで山梨県は「鳥もつ煮」で見事優勝し話題をさらっています。勿論おいしく頂きました。



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