影信山727m 〜 堂所山731m 〜 陣馬山857m
日 時 2010年12月23日(木)晴天
参加者 高橋 深沢 三部 三部 渡辺 石井 関根(記)
行 程

高尾駅北口バス停8:12 ・・・(バス)・・・ 小仏峠バス停着8:32  バス停出発8:35 → 8:55登山口 → 9:25小仏峠 ―→10:05影信山10:25 ―→11:05堂所山登り口 11:20堂所山11:25 ―→ (道間違いロス20分)→12:15明王峠12:50 ―→13:35陣馬山14:10―→ 15:15和田バス停15:35・・(バス)・・藤野駅16:11

9:26 小仏峠から陣馬山へ向かう整備された縦走路です
 京王電車の車窓から真っ白に輝く富士山が見える。「いい山行になりそう」とワクワクする。都心は12月と思えぬ暖かな陽気だったが小仏峠バス停で下車するとひんやりとしたれ寒気に包まれた。日陰の寒い車道を20分ほど歩いて登山道に入る。小仏峠を過ぎると間もなく冬枯れの木の間からチラ、チラと富士山が姿をあらわした。
10:08  影信山山頂からの素晴らしい富士です
10:25  影信山山頂で
10:26 影信山山頂で富士に見入ります
そんな嬉しい風景が陣馬山に着くまでず〜っと続いた。このコースは何度も歩いているが緑の木々に邪魔されて富士山を見たことがなかった。この季節ならではの風景だ。いつもはごった返している影信山山頂が思いがけず静かだった。西から富士山 丹沢の山々 相模湾 江の島 横浜ランドマーク そして鉛筆が立っているように見えるスカイツリー 筑波山・・・ 予定の休憩時間を10分も超過して大展望に見入り感激するメンバーだった

今回の山行では高橋さんが適当なポイントで地図を広げコンパスの使い方や地図読みの指導をしてくれた。 それなのに尾根を間違えて進むと言いう大ポカをしてしまった。主犯の私が言うのも変だが大事にはならず、いい経験、反省になった
 道間違いは以下のような経過だ。堂所山への15分ほどの登りは、それまで途切れることなく続いていた楽しいおしゃべりがピタリと止まるほどの急登だった。登りきった所に明王峠・陣馬山への標識があり、ちらりと見た。その地点から縦走路を離れ10mほど北に堂所山山頂はある。雪を少しつけた雲取山が眺められここも素晴らしい景色だった。水分補給と甘いものをいただき賑やかに休憩タイムを過ごし、いざ出発ここで事件は発生した。この地点では地図読みはしなかった。当然標識のある所まで引き返し西に向かう場面だ。それなのにトップを歩く私は迂闊にも気持ちよく続く尾根道を進んでしまった。10分ほど歩いてコンパスを見ると北を目指して歩いていた。大慌てで山頂まで引き返した。そのまま行くと関場峠から北高尾山稜へ入ってしまうところだった。低山の歩きなれた山でも分岐点や山頂では落ち着いて方向を確認してから歩きだすこと。当然のことだが、ちょっと油断しがちな私にはよい教訓になった。

11:33
12:19  明王峠からも素晴らしい富士を望みました。
そのあとは順調に歩き明王峠に到着。ここでも美しい富士山を満喫休憩場のテーブルにご馳走を広げゆっくり過ごす。

こんなにのんびり出来ることが近場の低山ハイクの楽しさだと思う。 陣馬山でも大きな富士山360度の展望に迎えられた。 山頂の古い茶店が廃され、少し下りた西側に新しい売店 喫茶場 食堂 トイレなどが出来ていた。

陣馬山がお洒落な観光地に変身しているように思えた。

陣馬山からの富士と白馬の像の前で記念撮影

枯れ葉の積もる雑木林を 緩やかに下り和田登山口へ。 和田集落の山の斜面に茶畑があり、垣根にはサザンカや南天が真っ赤な実をつけていた。バス停の隣に県立陣馬自然公園センターがある。 バスを待つ間見学する。

  今日の日没は高尾の城山からダイヤモンド富士が見られるとのことだった。帰途の電車の中からはオレンジ色の空をバックにクッキリと富士山が浮き出ていた。富士山展望のい〜い山行だった              


  

 

 




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