清楚なシモバシラの花を探索しました

日程 2011110(祭日)

参加者 L渡邉()Sl細谷、深沢、福井、渡辺()、末石 記

コース 高尾山口駅8:10…稲荷山見晴台8:55…高尾山頂9:40…大垂水峠分岐…大垂水峠11:10…大洞山手前11:3012:00…大洞山…中沢峠12:30…見晴大2:45…西山峠13:10…三沢峠13:30…草戸山14:00…高尾山口駅15:15

記録係をじゃんけん勝利でゲットして今回の担当となる。さい先がいい?スタートだ。シモバシラの花にあうためにはとりあえず高尾山頂を目指さねばならない。新聞にも載っていたし混雑を予想した山行はまあまあの人出である。途中で衣類調整をして稲荷山展望台に到着すると四阿は満席で立ち休憩をとる。本日の休憩タイムは5分きっちり。昼食タイムを30分とっただけなので花の観察以外はロスタイムが少ない山行だった。本日は展望が良くて見晴台の正面に八王子市街地、その右遠くに都心・新宿の高層ビルが見えた。山頂ではもちろん富士山がくっきり。西山峠に向かう途中の見晴台は眼下に津久井湖と町、そして山波の上に富士山が頭を出す絶景でベンチに腰掛けしばし眺める。緩やかなアップダウンの繰り返しながら落ち葉を踏み景色を眺めるのんびり山行は日差しも暖かく楽しいものだ。

 一丁平のまき道は日当たりが悪く薄暗い。その両脇に3〜4センチのシモバシラの花が所々に、そして中には群生してあった。そのうち山側のみとなるが咲き方が一様でなく見事な円錐状がきにいった。綿の花のように真っ白でふわふわのように見えたが触ると堅くしっかりしていた。大垂水の分岐を過ぎて谷側に10センチ近いシモバシラの群生に感嘆。それをピークに所々のシモバシラとなる。捨てられた?ティッシュを見間違うこと多々あり。シモバシラを探しているせいかゴミが多いと感じた山行でもあった。

 霜柱が何故カタカナか不思議でした。シモバシラは、多年草。俗称ではなく、ちゃんと図鑑にも出てくる名前だそうです。地上部がすっかり枯れて見える状態でも、なお地下にある茎や根は活動を続けていて水分を吸い上げる。でも、葉や地上に出ている茎はすでに枯れていて、地上部に出るとそれより上には吸い上げられず、地表付近の気温が氷点下なっていると、水分が一部凍ったりして膨張し、圧力に耐えかねて茎が破裂してしまう。その後もその茎の割れ目から出てくる水分が次々と凍って、次第に横に広がって霜柱のような状態となるのだそうです。不思議で美しいシモバシラをみんなに見てもらいたいと思った。今までもあったはずなのに初めて聞く名前と存在を知り企画者に感謝、感謝です。






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