2011鎌倉お汁粉ハイキング
参加者 L深沢 高橋 石井 福井 堤 渡辺(綺)渡辺(綾)末石 山本 山田(美)三部(律) 三部(亜)(記) ガイド 長尾(寿)さん  計11名
コースタイム
大船駅(10:00)→今泉不動バス停(10:25)→せせらぎの小径(10:35)散在が池森林公園鎌倉湖(10:45)→天園ハイキングコース(11:25)(12:00)大平山(13:10)(13:40)永福寺跡(14:00)→鎌倉宮(14:35)  →鶴岡八幡宮(15:10)
 鎌倉と云えば大仏様や寺院の立ち並ぶ古都のイメージがあり、今日はどこを歩くのだろうとわくわくしながら大船からバスに乗りました。今泉不動で降り、少し歩いた所でせせらぎの小径に出ました。断崖の切り口に落ち葉をつけた優しい色の中で葉を落とした冬の木々が静けさを一層深めます。暫くすると散在が池、通称鎌倉湖に着き、湖の鯉に餌をあげている人を見かけました。階段をあがり、雨の日には足下が滑るような木道で何故か一歩一歩緊張して登ると鎌倉の由比ケ浜まで一望できる場所があり、海面のキラキラとした弛みと共に先に進みます。天園ハイキングコースでは愛らしい小犬に出会いました。緩やかな道なのでのんびりとした気持ちになり、歩いているだけで清々しくまた少しだけ汗ばむのは冬の楽しみ方のひとつと気がつきました。太平山に着き、野原でシートを敷いておしるこを作りました。甘くて優しい味が心と体を癒してくれました。お腹もいっぱいになったところで出発し緩やかに下ります。かさかさの落ち葉が気持ち良くいつの間にか道路に出ました。近くに小さな菜園がありました。きっと近所の方が野菜を作っているのでしょう。大きな空き地があり、その右手には沢山のセリがなっている原っぱがありました。そこでセリ摘みを楽しみました。その原っぱの脇の小高い丘に登ると再び鎌倉を一望できる場所になりました。先ほどの大きな空き地は永福寺という寺院の跡地でした。この丘は温かい薄茶色と赤紫の枯れ葉が敷き詰められている道が続いていました。そしてその道も終わりを告げた頃、小さな出店があり、乾燥山くらげや

落花生、干し柿などが並んでいて思い思いに冬の味覚を購入しました。それから少しばかり住宅街を歩いて鎌倉宮、別名大塔宮に付きました。ここは後醍醐天皇の皇子護良親王が祭神で1869年に明治天皇の命でかつて東光寺跡の場である所に作られたといいます。お参りをして鶴岡八幡宮に向かう途中に頼朝の墓にも立ち寄りました。階段を登った先にあったのは鎌倉を古都と呼ばれるようにまで統治した征夷大将軍の源頼朝とは思えない程のささやかな墓石でした。

住宅街を進み、だんだんと人気が多くなり、鶴岡八幡宮に到着しました。あの実頼を殺害した時の隠れ銀杏として有名である大銀杏は強風で倒れてしまったにも拘らず、植樹され、新しい芽が生き生きと生えている姿を見て、元気をもらえました。こうして一日寒さも忘れ、今まで知らなかった鎌倉の魅力をすっかり満喫し帰路に着きました。最後になりましたが今回ガイドを務めて下さいました長尾寿子さん、どうもありがとうございました。





10:40 今泉不動バス停で下車していよいよ出発です。
10:40 鎌倉とは思えない秘境を歩いている気分です。
11:28 朝は今年一番といってもいいほどの冷え込みでしたが、体を動かすと汗ばみます。
11:56
12:01 大平山の山頂に到着しました。
12:03 山頂を過ぎると広場があり、そこで昼食をとることにしました。
12:13 昼食は各自持ってきたお弁当と、もちろんおしるこ!
13:37
13:51 途中、水辺にセリが群生しているのを発見10分の休憩時間に収穫しました。
14:18 集合写真をとるのにいい場所がみつかりました。
14:37 今回のハイキングもいよいよ終盤、鎌倉宮に到着です。
15:14 鶴岡八幡宮に到着、大銀杏の新芽は元気に成長していました。



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