参加者　Ｌ末石　川田　渋谷　竹内　宮林　渡辺絢子　松平　和久井康　山本　和久井君記録　　　　　　　　　一般参加　末石（五）　上原　計１２名

三浦半島と言えば、三崎のマグロに三浦ダイコン、キャベツやスイカが有名だ。逗子に葉山など保養地としても有名なところだが、何年も前に訪れた際「こんな気持ちのいいところに住めたらいいな」とふと思ったものだ。

　昨年の秋に膝を痛めてから、普通に歩くことが出来なくなり、家の周りをうろうろとリハビリするだけの日々を送っていたが、やっとこのごろ遠出をしてみようという気になった。途中リタイヤの心配もあり夫が付き添うという介護付きだ。みさきまぐろ切符2980円を利用して、交通費に食事と入浴がつき楽しい一日を過ごすことが出来た。

　品川6時39分に出ると7時49分には三浦海岸に着く。自宅からこちらは近いし海も楽しめてウォーキングに持ってこいだと思った。山慣れた健脚の皆さんには物足りないとは思うのだが今の私には妥当なところと思う。

　三浦海岸駅からバスに揺られ剣崎バス停下車そこから歩くことにした。畑が広がり松輪漁港方面にカーブを下ってゆくと江奈湾に出る。湾を左に見ながら干潟が見えてくると路はトンネルと坂道二通りに分かれ、私たちはトンネル側に進んだ。毘沙門天入口を見失い毘沙門湾に出てしまった。岩礁伝いに後戻りで毘沙門洞穴を見に行く。

　ここで、いつものじゃんけん勝組記録係を受け持ってしまう。じゃんけんに弱いのか強いのか？？運が悪かったということ！着いて行くのがやっとで記録タイムどころではない。リハビリ歩行距離新記録に挑んでいるのだから。

　毘沙門湾から盗人狩へ、断崖絶壁にでこぼこ岩礁と景色が変わり、いよいよコースの見どころである。釣り人も多く何が釣れるやら気になったがわき目も振らず岩畳の上を転ばぬように先へ進んだ。

　盗人狩とは、逃げ場を失った盗人がここまで来ると、足がすくんで逃げ場を失ったというところで、神奈川県の景勝50選の一つになっている。観音山を過ぎた入江から宮川町のバス停へ海沿いをはなれ、そのまま城ケ島大橋を目指し台地上の畑が広がる景色を眺めつつひたすら歩いた。

　遠くに房総半島近くに城ケ島と、天候次第では伊豆大島や富士山など眺められるだろう。スケッチするには最高のロケーションだ。

　城ケ島京急ホテル12：25分に着いた。みさきまぐろ切符のお食事券でマグロ丼をいただく。とろまん、まぐろ煮、まぐろカツ、味噌汁付き普通に食べると1200円だ。このレストランでは最安メニューだがこの切符はお徳である。案内を読むとご飯の友みたいなお土産付きの食事どころもあるようだ。今度はそちらでいただこうか次回の旅の予定を立てたくなった。

　満腹で入浴はいかがなものかと思い、小休憩したあと入浴をして14：15分に集合それぞれお土産店をのぞきながら帰路に就いた。

コースタイム

京急品川駅６：３９→三浦海岸駅７：４９着→バス８：１５発→剣崎バス停着8：30頃→歩き→９：４０毘沙門洞穴→→→１１：５５城ケ島大橋バス停　→　１２：１２城ケ島バス停着→１２：２５城ケ島京急ホテル着昼食と入浴１４：１５帰路バスで三崎口駅へ