秩父・四阿屋山〜早春の花 福寿草を訪ねて
2011年2月27日(日)
集 合 池袋駅西武池袋線改札口 7時45分
参加者 (L)蓬生 金子 林 蔦 深沢 渡辺(綺)
行 程 池袋駅⇒8:05(長瀞三峰行快速急行)10:17三峰口駅 三峰口⇒10:20(小鹿野町バス両神庁舎行)10:38薬師堂
薬師堂10:40・・・11:26駐車場・・・11:50四阿屋山展望台12:25・・・12:40両神神社奥社・・・13:00四阿屋山頂上・・・13:25両神神社奥社・・・13:45ロウバイ園・・・14:10駐車場・・・14:30道の駅(薬師の湯) 道の駅(薬師の湯)15:40バス⇒三峰口駅 16:15⇒18:30池袋駅
数日前まで天気がよくなかったが、この日は暖かくハイキング日和だ。きっと秩父の山々は春を告げる福寿草やロウバイの黄色の花々が我々を迎えてくれることでしょう…
三峰口からバスの発車時刻が3分しかないので西武鉄道から秩父鉄道にかわる駅の停車時間にカードチャージできない区間の切符を購入して準備万端。
バスの終点、薬師堂に着く。歴史を感じさせる古い木造の趣のある建築物だ。室町時代の創建らしい。いつものようにジャンケンで記録係を決め深沢さんの指導で準備運動をしてスタートする。
うす暗い杉林を40分ほど登っていくと車道にでた。少し先に駐車場が見える。車道を横切り再び登山道へ。あづまや展望台で昼食とする。前方(北西方向?)に左から二子山、武甲山、子持山、大持山の秩父の峰々の眺望が見事だ。武甲山は、いつも見慣れている削り取られた悲惨な姿ではなく三角錐に近い綺麗な山容を見せている。あづまや展望台から登り斜面一帯が福寿草自生地らしい。木の柵で囲われた斜面に黄色の可憐な花があちこちに咲いている。今がちょうど見頃のようだ。杉の木立のうす暗い登山道を直進すると、正面に鎮座するのが両神神社奥社だ。なにか神秘的な雰囲気を醸し出している社だ。深く一礼して頂上に向かう。ここまでは快適なハイキングコースだが、頂上直下の登りが難所だ。鎖や綱が設置されてはいるが急登に加え凍結しているので、下りの登山者を待ちながら慎重に登り頂上に着く。前方(西?)に百名山の両神山がよく見える。771.6mの頂上には三角点もあった。下りは両神神社奥社からロウバイ園に立ち寄った。見上げると木々には黄色のロウバイが満開、地面には黄色の福寿草、真っ青な空にロウバイがほんとに美しい。胸に一眼レフの大きなカメラを下げた地元のロウバイ研究家の方にお話しを聞くことができた。満月、和ロウバイ、秩父紅と種類があるらしい。満月はお月さまみたいに丸く咲いている。和ロウバイは少し地味な感じ。秩父紅は、ここ地元で品種改良されたもので紅色をしている。勉強になりました。
道の駅でバスの時間まで「薬師の湯」で入浴することに。湯よりビールが!の人が若干名、我々入浴組を待っててくれました。予定のバスの一つ後のバスに乗り無事帰路につく。朝の予感どおり福寿草、ロウバイ、紅白の梅の花、セツブンソウ(数本ですが)と春を告げる花々を楽しんだ日帰りハイクでした。
記録、渡辺 (綺)
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