岩場トレーニングIN天覧山

日 時  2010年5月22日

講 師  渋谷正利氏 篠原公枝氏

参加者  細谷(L,佐藤(SL)、金子、新見、渡邉(美)、福井、

     渡辺」(綺)、末石、深沢、松平、渡辺(元)、小関(記)

集合 

集合は8時30分、飯能駅から徒歩20分の天覧山前公園内鉄腕アトム銅像前となっていました。

余裕をもって飯能駅に到着、計画書の案内図に従い南口に出ると、深沢さんをはじめ女性軍が既に到着していた。後続の電車で来る人たちと合流し集合地点に向かうことになり、しばし歓談するもなかなか現れず時間を見ると8時10分過ぎ、あわてて集合地点に向かう。途中で新見さんより携帯電話が入り、向かっていることを伝えているうちに鉄腕アトムの前に到着した。会えなかったのは、案内図の南口でなく北口から向かったためと判りました。

 

ロープワーク

 講習場所に着くと、既に両講師により岩に2本トップロープが張られていました。

 挨拶の後さっそく、8の字(エイトノット)、ダブルブーリン、マスト、半マスト等基本のロープワークの講習を受ける。

 8の字では手を内側に返し他の端を迎えにいくと教わっても難しい、ダブルブーリンでは自分を縛ることは出来るようになっても、立ち木を相手にすると上手くいかない、マストはなおさら難しい。覚えるそばから忘れるような状況は私だけではなかったと思います。

 しばし休憩し、斜面を降りる方法としてあまりお勧めではないがとチンチン電車が紹介された後に、立ち木に補助ロープを掛け確保する方法を、互いに確保者と確保される者になり習う。確保するときに補助ロープをただ掛けた場合と一巻きした場合とで、制動力に大きな差があることを実感しました。

 昼食後に、フイックスロープを設置しインライン8の字結びと、フリクションヒッチを習う。実習の結果、補助ロープでフリクションヒッチを使う場合はクレイムハイストが安全ではないかとの渋谷講師の話がありました。

トップロープでのクライミング

 ロープワーク学習が終わり、お待ちかねの岩のぼり。

 右と左の2ルートがあり、左はオーバーハングの部分もあり難易度は高い。右のルートは全員(私も含めて)がゴール。しかし左は途中棄権がつづいたが、(失念    )さんがゴールしルート開発した後は、続々とゴールしていた。女性軍、特に深沢さん、末石さん、金子さんに脱帽した私でした。

 

講習の成果(私の)

 今回の講習で渋谷講師が、「岩場では足元をよく見て丁寧に乗せる。」と篠原講師とお手本を見せてくれました。私は岩場での通過に3点確保を頭には入れていましたが、足でなく手が中心の両手と足一本の3点でした。今回、両講師の猫のような姿勢と足使いを見て、真似をしてみました。少しは安定したような気がしました。

8:52 8:30に飯能中央公園鉄腕アトム像の前に集合し、能仁寺の前を通り脇の住宅地の間を抜けて杉林の間を登ると練習を行う岩場があります。早速 講師の渋谷さんと篠原さんの挨拶のもと練習が始まります。
9:04 早速 基本中の基本のエイトノット(8の字結び)から始まります。一ヶ月前の室内練習や昨年のこの場所でも行ったのですが、やっぱり迷いました。
9:06
9:29
ダブルブーリン結びを練習しました。
マスト 半マストも習いました。
10:11 立ち木へ結ぶ半マスト ちょっとややこしいかな?
10:53 立ち木にロープをかけ急斜面を「電車ごっご」ようにして下る練習です
11:11 急斜面で「インライン8の字結び」をつくり登山者の安全を確保する練習です。
11:34 立ち木を利用して登山者の登り下りを補助する方法です。二重にすると更に効果的でした。
12:52 シュリングを利用してプルージックで安全を確保します。
13:13 クレイムハイストは口径の細い補助ロープ持参での山行ではプルージックよりロープへのなじみが良く有効な方法であると感じました。今度使用の機会があったら試してみるつもりです。
一通りのロープワークの練習のあとはクライミングの練習です。講師からあわてず確保に足元を十分確認して登るよう指導を受け、岩場に取り付き楽しく練習をしました。

13:40
14:37 若い金子さんも果敢に登りきりました。
14:37
15:12
講師のお二人にやさしく分かりやすく指導をしていただき、全員楽しく講習会を終えることが出来ました。来年も宜しくお願いします。
ありがとうございました。




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