丹沢・檜洞丸〜ツツジを訪ねて | ||
2011年6月4日(土) □集 合 新宿駅小田急線ホーム(5:46発小田原行きに乗車) |
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休憩場所に絶好の解放的な河原で10分ほど休んだ後、平衡感覚も鈍ってきた私はストック2本を取り出して渡渉にとりかかる。対岸はしばらく急登が続く。50分で展望園地に到着。狭い上に周りの木々に遮られ眺望も悪く期待はずれ。急登と分岐の手前から現われる木の階段を登り85分かかってやっと分岐に到着。しんどい登りであったが今を盛りと咲く満開のツツジが素晴らしい。ピンクや紫のトウゴクミツバツツジ、清楚な趣のシロヤシオ、正真正銘のツツジ尾根である。 ![]() 此処まで来れば頂上はすぐ目の前なのであるが、なんと頂上直下の階段付近で右足がつってしまった。20分ほどロスしてやっと檜洞丸頂上に到着。広い山頂には高尾山と勘違いするほどの沢山の人、人…昼食の場所を探して1時間弱ゆっくり休憩する。頂上でのトイレは東に15分下った青ヶ岳山荘(無人らしい)いよいよ下りの檜洞丸〜犬越路コースに入る。頂上はあんなに沢山の人だったのに急に登山者の姿が数人になり静けさが戻った。多くがピストンの登山者なのだろうか? |
大笄〜小笄〜犬越路までの2時間20分はヤセ尾根と急登のアップダウンが連続する難所であった。崩壊の岩場が多くハシゴの設置、鎖場が4ヶ所ほどあった。 夏山縦走の訓練山行には最適だと思う。やっと犬越路に到着。小綺麗な避難小屋があり1組のご夫婦が今夜の宿泊者の様子だ。犬越路の案内板によると「武田信玄が小田原城を攻めた時イヌを先頭に越えたとも、またそれが地名の起こりだともいわれている」とあった。 |
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本日のコースの難所も無事過ぎ沢沿いの深い緑の中を40分ほどで用木沢出会に到着。あとは延々と車道歩きを含め1時間かかってやっと西丹沢自然教室バス停に到着した。最終のバスまで1時間ほど待つ列には途中、抜きつ抜かれつの数人のお顔も見える。朝の予測では、17:05のバスに乗れると思ったのだが、下りが難所で時間がかかったのと、足がつってロスタイムがでたのが予測外でした。 (渡辺綺、記) |
□交通費 新宿⇔新松田(@750×2)小田急 西丹沢自然教室⇔新松田(@1,150×2)富士急湘南バス、往復割引あり |