会津駒ケ岳(2132m)山行記 |
ーー中門岳の雪渓を歩くーー |
山行日 2011年7月17日(日)晴天 メンバー 末石(L)、上原、北村、末石(五)、川田、小関、三部、豊田、 渡辺 (綾)、日比野(記録) 尾瀬沼散策グループは、毛塚、和久井(君) |
朝5時30分朝食をそこそこに終えて、民宿「おぜぐち」の主人に登山口まで送ってもらう。準備体操を軽く済まして6時登山開始となった。私は、心臓が弱いのでペースの速い組とスローペースのグループに分けてもらう。 ガイドブックによると「木の梯子を登れば、とたんに急坂の登高となる。ぐんぐん高度をかせいでいけば、ブナやダケカンバ林がオオシラビソに変わるころ、水場に着く。」と書いてあったが、途中3〜4回小休憩を取って7時30分に水場に着いた。急登の連続だったのでかなり皆汗をかいたが、小鳥のさえずりと心地よい風に助けられ、ほぼコースタイムだった。 |
いよいよ登山口の木の階段を登ります。 |
木の梯子を登れば、とたんに急坂の登高となる |
駒ノ小屋へはもう一息だ。 |
水場へは「約2分下る」と地図にあったが、川田氏が一人水汲みに行ってくれ、皆に冷たい水を振舞ってくれた。「水場から先は、傾斜がやや緩くなり、木道が現れる。オオシラビソ林が切れてくるころ、湿原が現れ、北側になだらかな山容の会津駒ケ岳の山頂が姿を見せる。」ここまでもガイドブックどうりだった。 登山道の周辺には、チングルマ、イワカガミ、コバイケイソウなどの花々が咲き、疲れてくる体を癒してくれた。 |
会津駒ケ岳での記念撮影です |
9時ごろ駒ノ小屋前で中休憩をとった。ここからはところどころ雪渓が残り、まさに山上の楽園の山歩きを楽しみながら、山頂をめざした。9時35分山頂に着き、記念写真を撮った。眺望はいまいちだったが、雲が少しかかった燧ヶ岳が見えた。10分後、末石リーダーの「時間の余裕もあるので、中門岳へ行く」との提案に全員一致し、出発。 |
中門岳への道は残雪が多くありました |
中門岳へつき、やれやれの休憩です。 |
中門岳の標識は池のほとりに立っていました。 |
少し下ったあとはアップダウンの少ない木道や雪渓を歩き、10時15分に「中門岳(2060m)」に着いた。私は、「中門岳」と地図にあるので、少しはピークがあると思っていたのだが、池のほとりに「この周辺を中門岳」と呼ぶとの傾いた看板があった。 |
ここで記念写真を撮り約15分の昼食休憩をとった。10時30分下山開始。雪渓と木道を歩き、巻き道を通って駒ノ小屋へ向かう。小屋前の休憩所にはおおぜいの登山客が休んでいた。私たちのグループもここで中休憩をとった。11時30分下山開始。私は、下りは心臓に負担がほとんどかからないので、ついペースが上がり、先頭グループに追いついてしまい、下山後メンバーの一人から「少し早すぎましたね」と言われました |
12時25分、水場着。ここで川田氏など元気グループ数名が水汲みに行ってくれた。ここから木の梯子のある登山道取付点まで「70分」のコースタイムだが、急降下の連続の下山道を約1時間一気に下ってしまった。全員無事の下山だったが、あとで何人かのメンバーから「一回の休憩もとらず、きつかったね」と批判されてしまった。 |