笛吹川・釜の沢東俣 |
日時 2011年7月17日〜7月18日 2011.7.
17〜18(1泊2日)
参加者 蓬生L 丸山(記) コース 1日目:新宿発あずさ7:19→西沢渓谷10:10→東沢遡行開始10:40→山の神11:05→乙女沢12:44→釜の沢出合13:56→1472m地点川原15:00(テント泊) 2日目:テント場5:48→両門の滝5:58→東俣遡行→広川原6:43→水師沢8:00→ポンプ小屋9:30→甲武信小屋9:45→
1日目:今回の山行は当初は登山道を歩く予定でいたが、5日前に急きょ沢登になった。沢登は3年ぶりで、何を用意するのかすっかり忘れてしまい、リーダーには出発前から心配をおかけした。特急あずさで塩山に向かい、バスで西沢渓谷に到着した。晴天はありがたかったが、2006年のときには汗だくになったという東沢までの道のりは、少々心配だった。今回もやはり暑かった。途中、沢の水で給水して汗で流れ出る水分を補った。東沢遡行を開始し、まもなく山の神に到達。乙女沢、東のナメ沢、西のナメ沢と、きれない渓流を眺めて、3年前に行った新城川柳谷右俣・高原川沢上谷の雰囲気を思い出した。前回はとても暑くて予定の場所まで進むことができなかったということだったが、今回はそのテント場を通り過ぎ、更に上流に進んだ。釜の沢出合のあと、間もなく魚止の滝着いた。ここでは左側に取り付くのだが、流木が頼りとのこと。今回、そばに立てかけてあった木は心配になるほど細かった。リーダーは難なく上がっていったが、こちらはそういうわけにはいかない。全身の力を振り絞って、岩にしがみついた。3年たってもあまり進歩がない登り方。おかげで夜には腹筋がとても痛かった。きれいな千畳のナメを通り過ぎ、スラブ滝があらあれた。ここで滑ってしまい、リーダーに滑る足を止めてもらって何とか上がることができた。フェルト底の沢靴が古くなって性能が落ちたのだと思ったが、そうではなくて足の進め方がよくということだった。これから経験を積まないといけないと反省。1日目の目標は両門の滝を超えたところだったが、だいぶ(私が)体力を消耗したということで途中の川原でテントを張ることになった。軽量化のためにツェルトを使用。日暮れが近くなって8人組が到着して、川原は賑やかになった。食事はうなぎ飯とサラダ。食当はデビュー間もない私。ここは寛容なリーダーに助けられて、何とかクリア。というか、この二人はビールがあればOKなのだ(?)。翌日はガイド本に「嫌気がさすほど長い」と記される広川原が待っているので早めに就寝。 2日目:朝は4時起床、6時出発。テント場からしばらく進むと両門の滝。東俣の右側を巻くように登るが、余計な赤布がいくつかあって、しばらくルート探しに手間取りました。朝から体力を消耗した。迷い沢は迷うことなく通り抜け、広川原を歩き始めた。長いことは間違いないが、嫌気がさすほどではなかった。水師沢出合、スラブ滝を通り過ぎ、木賊沢との二俣に。巻き路はかなりな急登で足もヘトヘトになった。ようやく沢にもどってしばらく進むとポンプ小屋についた。湧水をくみ、甲武信小屋へ。甲武信岳山頂からの展望はよく、金峰山がよく見えた。下山開始は前回よりもだいぶ早いということだったが、風呂に入って帰りたいという願いがあったので、やや早めのペースで下った。ところどころ崩れかけている近丸新道は、まさに嫌気がさすほど長かった。予定時間を少しオーバーしたが、希望の発車時刻のバスに間に合ったのでよかった。結局、途中入浴のための下車はせず、塩山駅で居酒屋に立ち寄ってから帰京した。
|
|
7/17 11:24 東沢入渓までは暑くてたまりませんが、上から眺めるときれいな清流が見えます。 |
|
12:25 蝶も暑くて大変です。 |
|
12:45 東のナメ沢です。 |
|
13:58 魚止の滝。左側を登ります。 |
|
14:21 癒される千畳のナメ。何百mと続きました。 |
|
7/18 5:59 両門の滝。右を登りますが、ルート探しに手間取りました。 |
|
7:54 広河原を過ぎたところ 東沢の源流も急になり水も細くなります。 |
|
10:14 甲武信ヶ岳山頂から金峰山が見えます。 |
|
10:20 日本百名山 甲武信ヶ岳の山頂で記念撮影です。当初は一般登山道からの計画でしたが、 |