富士山(3776m)登頂

◆ 期 日   2011年7月22日(金)〜23日(土)
◆ 参加者   L小関、渋谷、石井(一般参加)、SL上原(記)
◆ 日 程

【1日目】 新宿駅集合8:00 → 富士スバルライン5合目 → 昼休憩11:30
→8合目山小屋「白雲荘」着18:00

【2日目】 山小屋「白雲荘」1:00発 → 山頂:ご来光4:50 
→ 下山開始6:00 → 5合目休憩所「みはらし」着10:50
◆ コース  吉田ルート

◇富士スバルライン5合目     (左から、小関、石井、渋谷、上原)

◇五合目から見る富士山(あの頂上へ!)

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7月22日天気快晴、新宿郵便局前に集合し、ツアーバスに乗車し富士スバルライン5合目に向かう。このツアーはフリープランで“往復バス代+5合目休憩所利用+8合目山小屋泊(2食付き)+下山後の温泉施設利用”がセットになっており、ミネラルウォーターや軍手も付いて12700円。リーダーの小関さんが何社か比較し一番条件の良いツアーを事前に予約してくれた。

3000m超えの山での高山病対策のひとつとしては、とにかく急がずにゆっくり体をその高度に順応させるのが良いそうで、先ずは5合目に到着し1時間の昼休憩で登山準備を整えた。

同行の4名のうち、2名ははじめての富士登山、私上原が今回3度目、小関リーダーは何回もの経験あるリピーター。渋谷さん、石井さんは今回初めてで、とにかくぜったい日本の最高峰登頂目指して頑張りましょう!と時間にゆとりを持ちゆっくりと歩を進めることにする。

泉ケ滝から6合目の安全指導センターを越え、道は砂利地の斜面が続き、落石よけのブロック沿いの道を幾折りも折り返して登っていく。途中スポーツクラブの子どもたちの団体と行き交う。上は小学校2〜3年生から下はまだ就学前の子どもたちで、小さな体にひとりひとりがリュックを背負い登山靴をはいてしっかり歩いている。健気で可愛らしい姿に元気をもらい、さらに単調な折り返しの道をしばらく登っていき、目を上に向けると小屋がいくつか見えてくる。

15:50に「鳥居荘」を通過。16:45には3100m地点の「太子館」に到着。折り返すごとに見えては近づいてくる次の小屋の屋根を目安に登り詰めていく。そして予定通りの時刻18:00に8合目の小屋「白雲荘」に到着する。1日目はここで夕食と仮眠をとる。夕食メニューはカレーライス。そしてお疲れビールを一杯(1缶)頂く。3000m越えの高所ではスナック菓子の袋と同様、炭酸を入れた胃袋もすぐに膨れてしまいお腹がいつもよりすぐいっぱいになってしまった。(だからビールでなく迷わず日本酒にすれば良かった!・・・)食後は明日の身支度を整えてすぐに休む。

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翌日は深夜1:00に小屋を出発。山頂での朝食用弁当も荷物になるため出発前に食べてしまう。さてここ8合目から山頂までが長い。山頂でのご来光を目指して登山者が渋滞するからだ。4:30山頂到着を目安に歩を進めていくが、寒い、眠い、人・人・人、でうんざりしてしまう。が、ふと見上げる空には“満天の星”、そして“下弦の月”もきれいに浮かび、また振り向けば、眼下に街の灯や、辿ってきた登山道にあとから続いてくる登山者のひとりひとりの頭につけたヘッドランプが切れ目なく続いて、個々が歩いて動くたびに煌き、とても美しくて疲れを忘れてしまう。そんな光景に酔いながら歩いていると、途中9合目前後の人ごみラッシュで、私たち3名はリーダーを見失ってしまったが、山頂前の鳥居の手前で合流できた。

そして4:30山頂到着。すでに大勢の登山者が、ご来光待ちで、シャッターチャンスを狙うのに良い場所に陣取っている。4:50見事なご来光を拝むことができ、山頂の登山者全員で「万歳」三唱!!

◇山頂鳥居前で

 ◇ご来光を拝み、思わず「万歳〜!!

 6:00まで山頂を自由散策する。私は雪の残る火口やら浅間大社奥宮、山頂郵便局を散策。売店もいくつか開いている。所要1時間半以上のお鉢めぐりは、迎えのバスの時間も気になるため見送り、下山開始となる。


◇山小屋のご飯
◇下山道(砂利道が続く・・・)

下りはじめは、明け行く空、広がる雲海にしばしば深く感動していたが、折り返し続く砂利道が気を抜くとすぐに滑りやすく歩きづらいため、次第に足元ばかり見つめて歩いている。日差しも段々と強くなり、昨夜は登るにつれ一枚一枚着込んでいたのを、下山道は逆に下るにつれ脱いで体温調整していく。そして10:50に5合目の休憩所に到着。
◇ 雲海 (〜この雲のじゅうたんの上を
                歩き出したくなるような〜)

帰途、河口湖入浴施設「泉水」で汗を流してから、バスの集合時間までの間、軽く反省会。
  〜〜〜お疲れ様でした〜〜〜。








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