鷲羽岳と三俣蓮華から小池新道

(予定 鷲羽岳2924mと水晶岳2986mから読売新道)

期日 23/9/6(火)〜10(土)

参加者 川原林、末石(記)

日程 
9/6(火) 新宿9:00発---大町博物館---15:30七倉山荘温泉泊

9/7(水) 山荘6:30--タクシー--高瀬ダム1270m・・・ブナ立尾根・ 12:00烏帽子小屋・・・14:00三ツ岳・・・16:00野口五郎小屋  2900m泊

9/8(木) 小屋5:30・・・6:10野口五郎岳2924m・・・東沢乗越・・・9:10水晶小屋・・・
11:20鷲羽岳2924m・・・14:00水晶小屋2880m泊

9/9(金) 小屋6:30・・・ワリモ岳2841m・・・三俣山荘・・・双六小屋・ 弓折岳・・・15:00鏡平山荘泊

9/10(土) 山荘6:30・・・小池新道・・・8:50わさび平小屋・・・新穂高温(入浴)---新宿

 

1日目は車で移動日。久しぶりの縦走に気合いを込めて参加する。11名の参加者に3名のガイドの山行である。超スローな台風に大幅な区域が集中豪雨、洪水に見舞われ去った直後で天気は好天が期待された。

9月7日
9/7 6:39 高瀬ダムの風に防寒対策と歩を早める
7:56 ブナ立尾根の1500Mの登りは休憩も坂路
10:44 ベニバナイチゴの親指大の実は完熟でおいしそう

2日目の天気は上々。タクシーで着いた高瀬ダムは風が吹き抜けじっとしていられない。もう秋、いや冬の訪れを感じるほどだ。澄み渡った空には雲一つない。

ブナ立尾根で一気に1500Mも登ったはずが意外と疲れない。リーダーのペースが絶妙で4、50分に休憩を入れるのだが疲労感はなく皆元気で歩いている。ベニバナイチゴが完熟でたくさんあったが木イチゴほどおいしくはない。大粒で見た目は最高なのだが・・・。クロマメノキは皆満足しながらつまみつまみ歩く。いたるところに大粒小粒で取り放題。これは酸味があっておいしい。

11:55 ブナ立尾根を登り切ってやっとたどり着いた烏帽子小屋
12:56 良好な展望先には槍ヶ岳
13:34 山並みの縦走路を野口五郎小屋に向かいます。
13:43 槍ヶ岳もだいぶ近くにそびえて来ました
13:46 三ッ岳の山容
14:01 三ッ岳の山頂で眺望を楽しむ
最初に登った三ツ岳は巻いてしまう山で道がない。崩れそうな道を見つけながら山頂の大岩に到着する。本日の登頂は一座のみ。小屋は真冬並み。寒くて乾燥室で暖を取り食事まで談話する。最初、カッパまで着こみ布団に入るがさすがに熱くなり脱ぐ。重ね着で防寒して寝入る。
15:47 野口五郎小屋に到着
本日の登頂は一座のみ。小屋は真冬並み。寒くて乾燥室で暖を取り食事まで談話する。最初、カッパまで着こみ布団に入るがさすがに熱くなり脱ぐ。重ね着で防寒して寝入る。
9月8日
9/8 5:20 朝焼けに映える富士山
5:21 朝焼けの山脈
10:21 目指すは鷲羽岳
11:20 .鷲羽岳頂上
3日目も天気は上々。朝焼けに富士山も遠く映える。3000M近い小屋の温度を油断していた。雨具を来て防寒して出発する。景色を遮るものはない。周りの山、また山が目に飛び込んでくる。歩き始めて雨具は不要となり、日差しに感謝。いつもは花にカメラなのだがあまり見当たらず景色にシャッターを押しまくる。
11:27 鷲羽岳頂上で昼食
11:53 よく見かけた4センチほどの蝶
14:05 高所では花はリンドウぐらい
14:06 水晶小屋到着
18:10 小屋の内部、天井が低く頭注意
18:11 水晶小屋の窓からパチリ
水晶小屋は水の購入が困難な事があり得るとのこと。途中、黒部川の源流で水を補充のため1時間以上かけて出かける。1.5リットル汲んで翌日に備える。
9月9日  雨風強く写真はありません
4日目。夜中に強風の音で小屋が飛ばされるのではと思うほどだった。まさかガスって雨、強風とは・・・。リーダーが天気を確認し協議してコース変更を決定する。水晶岳は目の前なのに登れない。1日中、雨と風。
9月10日  
9/10 5:18 鏡平山荘の池に映える槍ヶ岳
5:56 池に映える山と登山者
5日目、快晴。悪天が続く予想でコース変更したのに快晴。水晶岳に登れなかったのが残念だ。また行くとなると最低3日はかかる。池に映る逆さ槍ヶ岳の撮影に皆余念がない。笠ヶ岳には笠雲がふんわりかかっている。
5:57 鏡平山荘の出発風景
6:08 小屋の玄関の展望案内
6:11 山にかかる笠雲
7:59 リュックに止まる蝶
8:55 わさび小屋の冷やし野菜と果物
わさび平小屋についてほっと一息。水に浮かべたトマト、リンゴ、キューリ、ミカンが涼しげでおいしそう。塩も用意され皆でほおばる。
10:10 花に止まる大小の蝶

下界が近づくにつれどんどん暑くなる。林道を黙々歩き新穂高温泉の駐車場に着く。風呂とおいしいビールを期待して山行は終了した。


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