韓国の山 雪岳山(そらくさん) 1,708m

●日程  20111019日〜1022

●メンバー 石川(L)・蓬生・末石・堤・河原林・松平(以上さんかくてん)

佐藤(目黒)・阿多(目黒)・河野(練馬)・吉田(東京みなと)

1019日(水)

今回はさんかくてん6名・他の会より4名での山行。仁川(インチョン)空港から迎えのマイクロバスで約4時間、東海岸の束草(ソクチョ)へ移動。夕食は海鮮料理、食べきれないほどのお刺身に皆さん大いに満足。

10月20日(木)

3:30に起床、4:00ホテル出発、外は真っ暗。バスで登山口まで送ってもらう。登山口には4:50着、赤い文字でネオン表示がされていた。すでに数人の先客もいるようだ。

ヘッドランプを付け、登山開始。石のごろごろしたかなりの急登が続く。日の出は日本より少し遅く、6:00過ぎ。ようやく明るくなり、紅葉の木々が見えてきた。あ、何か動いている、と思うと小さなリスだ。とてもかわいいが、動きが早くカメラでは捉えられない。

紅葉シーズンで登山ブームの韓国。皆、我先に、と沢山の人が先を急いで登っていく。南口の登山道は、樹林帯で、危険な岩場もなく、時々階段があるくらいで、良く整備されていた。

4時間半ほどで山頂(1,708m)に到着。海が見え、360度の大展望に感激。北朝鮮へ続いている山並みが見えた。沢山の人で、写真を撮るにも順番待ち。若い人も目につく。

展望を堪能し、下山。真下に見える小屋に向う。広い登山道だが、石のごろごろしたかなりの急下り。長い階段(鉄の階段だが、上に古タイヤを細く切り、貼り付けてあるので、滑らなくてクッションもあり、優れものでした)は、なかなか長かった。こちら側の紅葉は終わりかけていた。

ここからは、雪岳山で最も変化があり、美しい千仏洞(チョンブルドン)渓谷に下りる。延々とV字渓谷が続く。岩肌に長い鉄梯子と階段、とても良く整備されていた。地震のない国だからこそ出来る技だ。この渓谷美と紅葉を楽しみに沢山の人々が登りに来ていた。スケールの大きな、美しい渓谷・変化に富んだコースに、韓国の山の素晴らしさを実感。

予定通りの長い下山コースの後、ガイドと待ち合わせ。近くに大きな大仏さまがあり、皆、無事に下山でき「ありがとう」と手を合わせ、久しぶりの12時間の山行を終えた。

下山口は、雪岳山の表玄関なので、人・人…と、日本のお祭りの様な賑わいで、駐車場をはじめ、どこもかしこも人と車でいっぱいだった。

迎えの車でガイドお勧めの食堂で夕食。韓国ビールで乾杯し、タチ魚・タラ等の魚料理とキムチを堪能し、21時頃ホテルに到着。長い一日が終わった。

●コースタイム

5:10 南口登山口 〜 7:30 沢で朝食 〜 9:50-10:15 山頂 〜

12:25-12;45 ヒウンガク小屋(ここからチョンブルドン渓谷下る) 〜

16:10 ピソンデ(ここで山道終了) 〜 17:10 小公園

松平 記ウルサンバウイ(蔚山岩857m)

 

10月21日(金)
行程  8:00バスにてホテル出発 8:20新興寺大仏側登山口 9:40〜9:50継祖庵揺れ岩 10:45〜11:15山頂 12:50登山口駐車場  13:40〜14:30豆腐料理屋昼食 15:20〜15:40ハンゲリョン展望台 後ソウルのホテル着後地下鉄で明洞駅へ行き、夕食

 朝食は、束草のコンビニで買ったカップうどんですます。添乗員の金さんお奨めの品で、とても美味しかった。荷物をまとめバスに乗車。昨日の下山口、美男におわす大仏様の傍らから出発。韓国で指折りの紅葉の名所とか、すでに車も人も溢れんばかり。空は高曇り。向かい側のロープウエイ山頂駅は雲の中。沢沿いの道は、ゆったとして、艶やかな紅葉が美しい。要所には茶店が並び、チジミ、海苔巻き、色々な料理が、大皿に並べられ、大声で客引きをしている。揺れ岩で名高い寺までは、楽な道であった。昨日の行動時間12時間に比べれば、今日は物見遊山とたかを食っていた私達は、頭上遥か高みまで続く鉄梯子にビックリ、ドッキリ、口をあんぐり。標高差200m余りの花崗岩の岩山。何本かの斜度60度以上の細い鉄梯子に延々と人の列が連なる。すれ違いがやっとの幅しかないので、マイペースで登る事は出来ない。コリアンパワーに押されながら、大汗をかいて頂上まで登った。生憎狭い山頂は雲の中、人でひしめいている。下の岩場で後続の人達を待つ。少し雲が晴れ、岩峰群がにじむ様に見えてきた。日本の山には無い景色だ。遥々来て良かった。記念写真の後、恐怖の梯子下りが始る。手すりをしっかり掴んで、上手にすれ違うのが、コツだ。予定時間を1時間ほどオーバーして大仏様の所に戻る。待っていた川原林さん、金さんと合流。料理上手の金さんお奨めの納豆汁、豆腐料理の小さな店で昼食を摂る。ここで食べたスンドゥブ鍋の美味しい事!!私は韓国料理のトリコになりそう。登山、グルメ、ショッピング、観光、寝る間も惜しい今回の旅の中で、私にとって嬉しい出来事は、カササギ(鳥)に会えたこと。日本では九州の限られた地区にしかいません。石川パパと9人の子供の楽しい韓国山旅、仲良し兄弟姉妹でした。パパはお疲れ様でしたが、子供たちは又行きたーいと言ってます。     堤記

 韓国 ソラク山の山旅
 
 




韓国1日目   
   
 10/20 9:42 山頂で。何と書いてるのかな?  
   
 10:47 山頂からの下山路には山小屋と基地。  
   
 11:06 階段に敷き詰められた古タイヤのリサイクル  
   
 12:44 リスがあちこちから登場。グッドな写真。  
   
 13:47 下山路は渓谷の階段・  
   
 13:51 延々と続く吊り橋のような登山路。  
   
 13:53 まだまだ続く吊り橋のような階段と登山路。  
   
 16:46  
   
 16:55 新羅時代の仏教総本山新興寺の大仏  
   
   
 
韓国2日目
 
   
 10/1 842 一般観光客もいてまるで日本のよう。  
   
 9:47 4時間のスタートはなだらか  
   
 9:24 未だ少し余裕の登山道。  
   
 10:21 .階段の連続の始まり。  
   
 10:24 幅狭い階段は渋滞の始まり。  
   
 10:25 岩場に続く階段。  
   
 10:28 延々と階段は続く。  
   
 10:43 山頂手前の展望台  
   
 11:13 .展望台から山頂を望む。  
   
 11:34 往復コースの下山時に撮った韓国の岩登り  
   
   
   
   
 韓国3日目の観光。  
   
 10/2 903 .三十三間堂のように長い建物。  
   
 9:09 .光化門にて集合写真。  
   
 9:11 宮城前の広場。  
   
 9:14  猿のようだが架空の動物とのこと。  
   
   
   
 10:06 公園を飛び交うカササギ。  
   
 1054 .朝鮮王朝時代の武官  
   
 1057 .門番交代の式典。  
   
 11:00 広場にて盛大な交代の式典  
   
 11:00 太鼓にあわせて音楽と行進が始まる  
   
 11:13 交代して退場する武官  
   








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