岩場トレーニング <天覧山>
日 時 :2011年10月29日(土)

講 師 :渋谷氏、篠原氏

参加者:L細谷、SL佐藤、小関、金子、渡辺(美)、福井、渡辺(綺)、宮林、松平、蓬生、上野、松尾(記)

岩トレにはちょっと勿体ないような秋晴れの中、天覧山にて岩場トレーニングを行う。

8時30分に中央公園アトム像前に集合、天覧山岩場へと向かう。トレーニング場所に到着すると、講師の渋谷さん、篠原さん、L細谷さん、SL佐藤さんが先に来て準備をしてくださっており、本日登るルートには既にロープが張られている。

9時頃よりトレーニングを開始。まずは自己紹介を行う。次にハーネスを各自装着し、ハーネスとロープをつなぐ為の“8の字結び”を教わり、地上でクライマーとビレーヤーとに別れ確保器(ATC)を取り付け、ロープの手繰り法を教わり、練習する。ビレーヤーの確保が正しくできないと、クライマーの命にかかわるということなので非常に重要だといテキスト ボックス: 開始前のロープは二重の安全確保がしたありましたうことを教わる。

確保器(ATC)の取り付け方法、ロープの取り扱い方を教わった後、実際に岩場でのトレーニング開始。まずは講師の渋谷さんと篠原さんが本日練習するルートを実際に登りトップロープ時の確保方法を見せて下さり、それを参考に各自パートナーを組みトレーニング開始。やはり最初はビレーの動きがスムーズにいかず中断することが多かったが、2回3回と繰り返
テキスト ボックス: 毎年、講師として貴重な一日を割いて頂いている篠原さんと渋谷さんです。す内にビレーヤーの動きに慣れてくる。私も初めてクライマーに挑戦するが、慌ててしまいビレーヤーのことを考えず勢いで登ってしまい注意を受ける。岩を登るには、まず足を置く場所を良くみて、体重移動をさせながらゆっくりクライミングするのがベストな登り方なのだが、足を置く場所を考えずについつい先走ってしまうのがどうもいけないようだ。次にビレーヤーにも挑戦。慣れないとクライマーに合わせてロープを確保するのがなかなかスムーズにできないことを実感する。午前中は、難易度の違うルート2箇所でクライマーとビレーヤーのペアを替えながら、ペアが体重差のある場合などの確保を体験する。11時に早めのお昼休憩。

午後からは、少し難易度が上がったルートが追加され、どちらかというとクライマーの動きが中心のトレーニングになる。講師の篠原さん、リーダーの細谷さんのクライムを見てどこに足を置くかを参考にしながら各自難易度の上がったルートに挑戦し、トップまで登りきれた人には拍手が起こる。特に福井さんは1回目にトップまで行けなかったルートに再挑戦し、メンバーから声援を受けていた。講師の渋谷さんからは、動きがスムーズになってきたとお褒めの言葉を頂き、3時頃トレーニングを終了する。

トレーニング終了後、飯能駅近くの「和民」で反省会を行う。充実したトレーニングの後ということでビールを大変おいテキスト ボックス: 渋谷講師から岩場を落ち着いて、足元、手元を確認しながら登るよう指導いただきました

しく頂く。

<感想>

岩登りは初体験でドキドキでしたが、実際に岩登りを始めてみるとビレーヤーに確保されているせいか、または岩を登ることに精一杯で恐怖はあまり感じませんでした。クライム時は、慎重にゆっくり足を置く場所を考えながら登るように注意を受けましたが、これは実際に岩場を通過する際にも当てはまることなので気を付けなければと思いました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 講師の渋谷さんは開始の1時間前に現地に到着し、クライミング講習の念入りの準備を行っていただきました。確保の重要な部分のトップロープの基礎を安全対策を二重に行っていることを教えて頂きました。
 
 8:48 能仁寺の裏に回り、住宅街を抜けて天覧山の杉林の中にある岩場に集合しました。
 
 8:56 毎年講師をして頂いている(左)渋谷さん(右)篠原さんの挨拶です。
 
 8;57 参加者へ講習内容と注意点が説明されます。
 
 8:59
 
 9:19 まずは基本の8の字結びからスタート
 
 9:41 皆さん真剣に聞き入っています。
 
 10:01
 
 10:07 安全確保のためのビレーの仕方の注意点を確認します。ベテランもあらためて聞き入っています。
 
 10:28
 
 10:36 まずは渋谷講師の基本的な登りからから
 
 10:47 次から次へと練習開始です。
 
 11:10
 
 12:14 午後から新しい場所を増やして練習しました。起点はこのように二重に安全を確保してあります。
 
 12:07
 
 13:23
 
 13:35
 
 14:20 午後もたっぷりと練習を楽しむことができました。

一日講師を務めて頂いた渋谷さん、篠原さんありがとうございました。有意義な一日を過ごすことができました。
一歩一歩でも楽しい安全な登山ができたらと思っています。
 
 帰路の西武線の電車の中で楽しく語り合いながら帰りました。
 
 

 



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