「取敢えず何処かに行こう」山行

甲斐大和の北稜を歩く

 

期 日:2011.11.08

参加者:L佐藤、川田、上野、宮林(記)  
記 録:新宿5:34─7:39甲斐大和─(タクシー)─7:50竜門橋(出発準備)8:00─9:36大天狗─10:00 1273mピーク─10:47古部山─11:59 1413ピーク─12:40三角コンバ─12:56境沢ノ頭1459.9m─13:40林道及び公園─付近を偵察─14:15下る─15:20嵯峨塩部落─15:55天目バス停付近─(タクシー)─16:10甲斐大和駅(駅前で打ち上げ)

 
 敢えず8日火曜日はリタイヤメンバーで何処かに行こう」参加在りきの山行約束をした数日後の土曜日、佐藤さんから山行計画メールが届いた。題して「地図読み甲斐大和近郊の山」とあった。何やらマニアックな匂いがする。メールを開いてみると案の定破線ルートらしい線引きの地図が現れた。何やらマニアックな匂いがする。メールを開いてみると案の定破線ルートらしい線引きの地図が現れた。「ロートル」(佐藤さんと私)同士の体力勝負か?受けて立とうじゃないか、とばかりに朝5時30分新宿6番線ホームで皆を待った。川田さん、上野さん(新人)佐藤さんと集まりリーダーの細谷さんは体調を崩し欠席との事だ。珍しく男ばかり4人の山行は初めで最後ではなかろうか?早々に快速電車に乗り高尾で各駅に乗り継ぎ甲斐大和に降り立つ。
 
 1108 7:49 甲斐大和駅からタクシーに乗り、竜門橋で下り、登山口へ向かいます。
 中央線沿線に今時これ程の素朴な駅があったのか、駅前に蕎麦屋が1軒、何ともシブイ風景である。佐藤さんが予め手配してくれたタクシーに乗り込み竜門の滝の登山口に到着する。軽くウオームアップを済ませるとリーダーの佐藤さんより「先陣を努めてテーマの地図読みである。早速地図とコンパスを併せ持ち取付を定める。朝1番の取付きが難航すると1日中悪いジンクスが付きまとうのでつい慎重になる。
 
 
 8:18 竜門橋を渡ってすぐに林道を避け、大天狗までショートカットした薄い踏み跡のある尾根を辿ることにしました。 
 
 8:39 大天狗までのショートカットした尾根の途中で写真撮影に余念がありません
 
 8:52 見事な紅葉です。 
 
 910 大天狗山への尾根筋の急登から見る紅葉です
 
 9:46 古びた大天狗山の道標です。
 
 朝1番の取付きが難航すると1日中悪いジンクスが付きまとうのでつい慎重になる。計画ルートでは茶湯山957発であるが次のポイントである1128に尾根を変え直登する。大天狗を過ぎ1273のピークを越え古部山から1413.6ピークと順調に進んだ。
 
 9:45
 
 10:19 稜線はのんびりとした散歩道です
 
 10:46
 
 11:08
 
 11:14
 
 12:32
 
 12:41 当初の下山予定場所の三角コンバを確認します。 
 
やがてルート最終点三角コンパに到着する。時刻を見ると12時30分、此処で下山すると13時には堺沢橋に着いてしまうだろう。そんな事からもう少し歩く事で一致した。 
 
 15:47 道なき下山を終え、呼んだタクシーに出会うまで紅葉の林道を歩きます。
 
 更なる先のピークを登り右にトラバースし林道に出てから下山ルートを探す事にした。林道を暫らく進んだが余り良さそうな取付きが無いので戻り枝道を下る事にした。が道は直ぐ無くなり藪漕ぎとなった。藪と急坂で行き詰まり、中州の尾根に入り込んで行き詰まり2度の登り返しとなった。最後は沢に降り沢下りで車道に復帰することが出来た。
 
 
 久しぶりの破線歩きはきつかったが十分楽しめた満足な山行になった。少々遅くなった事から温泉を諦め甲斐大和駅前の蕎麦屋で祝杯をあげ帰路に着いた。  
 
 

後 記

下山から数日後佐藤さんからGPSデータが送られてきた。山行当日取付きで記録セット以後は一切このデータを見ない事にしたので初めて見るトレースである。ものの見事にログられている。Global Positioning System携帯電話に仕込まれたシステムが此処まで完成度が高いとは想像も出来なかった。登山ギアとして個人装備の優先度は可也高いだろう。もちろんタウンギアとしても利用度は高い。カシミール3Dと組み合わせをしたら山行前、後と色々なデータが取り出せる。是非マスターしたい免品である。システムと構造を概略研究してみたが機会が有れば説明したい。「地図読み山行」お題目通り色々勉強になり、さぞかし佐藤さんのルツボにはまったのだろう。

 
 


 








 

 

 

 

 

 







 















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