伊豆ヶ岳〜子の権現

124日(日)

参加者 L深沢 堤 松平 渡辺綺 林 橋本 渡辺綾 北村      

行程 845 西武秩父線 正丸駅発(905910休憩)915 登山口到着

   950 尾根に出る(950955休憩)1015 五輪山頂上

   1040 伊豆ヶ岳頂上・写真撮影 1105 古御岳 

   1150 高畑山(11501225お昼休憩)

   1245 中の沢の頭 1310 天目指峠 1415子の権現到着

   1435 子の権現出発 1505 小床集落 1540 西吾野駅到着


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05急行で池袋を出発、本日は快晴!車窓からは一週間前より白くなった富士山が見える。目的地に近付くにつれ武蔵野の雑木林の木々の色づきが色鮮やかである。830分に正丸駅に到着、まずは沢沿いに大蔵山集落の中を歩く。安産地蔵があったり(現在必要そうな方はいなかったけど・・)家具工房があったり(あいにく閉店中)、柚子の無人販売場所もある。よく見るとどのお宅にも柚子の木がある。柿の木の枝ぶりも見事。集落のはずれ、道の左側に馬頭観音のお社がありそこを左に曲がって登山道に入った。 登山道は薄暗い沢沿いの道。左にはところどころに滝も見え綺麗だが伊豆ヶ岳のベテラン堤さんがいうように「ちょっと一人では怖い道」である。

 

徐々に沢が細くなり明るい尾根が遠目に見えるようになると「休んでけ石」の登場、どうもここから急登のようだ。「休んでけ」の忠告は無視して木の根と粘土質の登りにくい道を気をつけて登っていくとやがて落葉した広葉樹となりぱっと明るくなった。太陽の日差しが本当に暖かい。そのまま尾根に辿りつく。

尾根に着くと急に強い北風が吹きつけ寒く、休憩もそこそこに伊豆ヶ岳へ。左針葉樹、右広葉樹の尾根を歩いた。右側には奥秩父の山並みが綺麗にみえた。五輪山のピークが近付いてくると左側の視界も開けてきて関東平野が一望でき、スカイツリーも見ることができる。五輪山のピークを下るとすぐに頂上直下の男坂女坂にとりつくところ。林さんと私が女坂を選択、他の方々は鎖のある岩場、男坂を選ばれた。先に着いたのは女坂チームで「どうしたのかな」と待っていたら鎖場で待ち時間があったとのこと、しかし「とても面白かった!!」そうだ。

なかなか手ごわい伊豆ヶ岳の山頂直下の岩場

女坂は何一つ面白いことは無かったので(涙)次回はぜひ男坂を登りたい。

 伊豆ヶ岳は関東平野が一望できる気持ちのいい頂上で多くの登山者がくつろいでいたが、少しお昼ご飯には早いということでそのまま先へ進んだ。

伊豆ヶ岳からの下りは急でしかも落ち葉が大量に積もっている。「尻もち坂」というらしいが、幸い尻もちをつく人はいなかった。山伏峠への分岐を右にみて鞍部へ、ここからがこの縦走路の目玉?アップダウンの始まりだった。まず階段状の道を登って古御岳登頂、古御岳からの下りは陽だまりの暖かい斜面で少し前だったらいかばかりが紅葉が美しかっただろうと思われ、ぜひ11月に訪れてみたいと思う。まだ何本かのモミジはがんばっていて青空に映え太陽の光をうけてキラキラと綺麗だった。自分は着物の柄をみるのが大好きでどうにかNHK大河ドラマの衣装考証の人になりたいと思っているのですが、そのまま着物の柄にしたいようなゆかしさで四季のある国に生まれて良かったとつくづく感動。

 

伊豆ヶ岳の山頂での記念撮影

 

その後は両側に馬酔木がトンネルのようにあって北風を和らげてくれその緑も美しかった。次のピークは高畑山だったが北風が強く、少し下ったところで昼ごはん休憩になった。その後風のないスギ林のなかを歩き「中の沢の頭」というピークを越えて、やっと天目指峠に到着した。
天目指とは「天目」が紫色の柿、「指」とは耕作の方法のことらしく、別に上昇志向の強い名前ではないらしい・・・。ちなみにウナギの神様が住んでいたそうだ。いきなりの車道を横切ってさらに山道を歩く。この峠から子の権現まで三つのピークがあったが最後のピークは奥の院だろうか、お社がまつってある。その手前にさすが神域と思わせる今日一番の美しさのもみじがあって疲れをいやしてくれた。鳥居をくぐって下り本日の最終目的地、子の権現に到着した。子の権現は足腰の神様らしく大きな金のわらじが奉ってある。金のわらじだと重い

のでは?思いつつ、めったに拝見するものでもないので記念写真を撮っていただいた。日も少しずつかげってきたのであとは暗い植林の道をくだり西吾野へ。途中の小床集落では沿道の民家の方がわざわざ呼びとめてくださって採っていた柚子の実をおすそ分けしていただいた。ありがたい。

 全行程を終えて、アップダウンも多くて時間もかかったけれども登りがいのある充実したコースでとても楽しめた。とにかく天気が良くてずっと快晴だったし展望も良く美しい紅葉もみることができた。またぜひ訪れたい山です。

 

子ノ権現への道、巨大な手のオブジェが道をふさぎます。

 (反省会は飯能駅前の「餃子の満州」というお店で行ったが、野菜たっぷりのメニューをおなかいっぱい食べ紹興酒のボトル2本つけても驚きの安さだった。西武池袋線沿線での山行の際はぜひお試しください)

(北村:記)

 
 9:18 西武線正丸駅から林道を歩くと紅葉したもみじがありました。
 
 9:19 大蔵山集落のはずれには安産地蔵が迎えてくれます。
 
 10:30 いよいよ伊豆ヶ岳の男道コースの岩場を女性軍が登ります。
 
 10:33
 
 10:46 伊豆ヶ岳山頂での記念撮影
 
 10:52 伊豆ヶ岳山頂からの下りは気持ちよい落ち葉の道を気持ちよく下りました。
 
 10:54
 
 11:11
 
 11:21
 
 11:55 高畑山の山頂 ここで昼食としました
 
 13:16
 
 13:34
 
 14:06
 
 14:17 いよいよ子ノ権現に近くになると巨大な手のオブジェが道をふさぎました。
 
 14:18
 
 14:20 美しく色着いた紅葉です。
 
 14:24 子ノ権現の大草鞋の前で記念撮影です
 
 
 



 

 









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