雪上ハイキング 上高地スノーシューハイキング
2012年1月21日(土)〜22日(日)
参加者:渡辺綺子(L) 深沢明子(SL) 渡辺綾乃 福井真理子(記)
1月21日
新宿12:00(あずさ15号)→松本(14:35)→15:00送迎バス 中の湯温泉旅館(16:00着)
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東京に初雪が降った翌日の出発となり、天気が気になる。あずさ15号の車窓からの風景も雪景色一色になっている。松本駅から今夜宿泊する「中の湯温泉旅館」の送迎バスに乗り、宿に向かう。上高地の出発地点になる釜トンネルを通り1時間ほどで宿に着いた。
立派な建物でロビーも広々としていて、温泉熱を利用したエコな暖房がとても暖かく快適でした。
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日本秘湯の会の立派な温泉宿に泊まりました
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気になるスノーシューの使い方を教わり、温泉に入って夕食を食べ、明日天気が悪ければとりあえず大正池まで行こうという事に決め、お天気を祈って寝ました。
1月22日
5:30起床→7:00朝食→8:00出発→8:30釜トンネル→9:00出口→9:35大正池→10:45田代池11:45河童橋→12:00昼食→12:20出発→12:30バスターミナル→13:34大正池→14:10釜トンネル14:30出口→(タクシー)15:35松本着→15:47(あずさ26号)→18:34新宿
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7:00朝食 8時に宿のバスで釜トンネルまで送ってもらう。風も無く寒さもさほど感じず、青空こそありませんがまずまずのお天気なので予定通り河童橋まで行く事にしました。不要な荷物を「中の湯温泉旅館」の売店に預け出発です。トンネルの中は、照明もありヘッドランプなしでも大丈夫です。
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釜トンネルの中を30分程歩き出口です
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大正池まではスノーシューは入らないとの事なので、つぼ足で行く事にしました。すぐに白いドーム形の焼岳が見えてきました。テント泊の荷物を背負った人達とすれ違う。小梨平にテントを張って宴会三昧だったそうです。昨日は天気が悪くて動けなかったのでしょう。でも、上高地でテント泊なんてうらやましい・・機会があればしてみたい
9:20 白く輝く穂高連峰が見えてきました。お目当ての穂高が見る事ができて一同感激です。
後ろから来ていた3人組の中の男の方がガイドさんかと思うくらい、上手に説明をしていたので私たちも便乗して山の名前を教えていただく。
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上高地まで「つぼ足」で歩きます
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中は凍結もしてなくて11度の傾斜のスローな登りを歩いて30分程度で出口にでました。
9:35 大正池に着く。 絶好のビューポイントという感じ。モノトーンの感じが良い雰囲気です。凛とした張り詰めた空気が感じられて身が引き締まる思いです。
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大正池ホテルの横に冬季トイレがあったが、女性用トイレは雪で戸が開きませんでした。
ホテルの脇から自然研究路に入るのでスノーシューを着けて、歩くことにしました。 河童橋までは梓川コースを行くことにしました。道もしっかりついていてスノーシューなしでも全然いけそうです。
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モノトーンの静かなたたずまいの大正池です
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川沿いのこの道は、夏は人がうじゃうじゃいたのに今は人気もなく、静かな白銀の世界なのです。途中、ウエストン碑があるはずなのに、気がつかず・・残念!
11:45 河童橋に到着。ベンチに座り、昼食。風もなく暖かいのでゆっくりと食べることが出来ました。
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静かな河童橋で何とも贅沢な時間ですね。
帰りは、スノーシューを外して、バスターミナルの前をとおり帝国ホテル前から車道を帰ることにしました。
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振り返ると大正池の後ろに焼岳を見ます
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バスターミナルの前で、食事をしている人に「食べていきませんか」と声を掛けられ、お昼食べたばかりでしたが厚かましくご馳走になりました。富山・石川県の「YY 登山会」の方たちで、上高地には宴会の為だけに来たそうです。暖かいお鍋がとても美味しかったです。150名も会員がいるそうで、若い男性が多かったのできっと活発な山の会なんですね。
大正池に着く頃には、青空が見えてきました。ここで帰りのタクシーを予約。松本まで1万円で行ってくれるので路線バスより少し高いだけです。つぼ足なので、快適に釜トンネルまで着きました。タクシーのお陰で、予定より1時間早く帰ることが出来ました。
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静寂の梓川と穂高連峰です
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当初、リーダーの予定だった金子さんが行けなくなり、残念でしたが「金子さんのおかげで冬の上高地」に行けたと皆で感謝しました。毎年でも行きたいなと思う白銀の上高地でした。
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