毎年恒例の会津雪山山行
 会津 大戸岳(1415.9m)
日程:2012.3.3〜3.4
参加者;L蓬生、SL田口、宮林、新美、堤、福井、佐藤
 コースタイム

3月3日(土)
東武浅草発7:10─会津田島━11:28湯野上温泉駅─(ジャンボタクシー)━芦ノ牧温泉南駅(桑原部落)11:58発─12:10神社━12:45標高600m付近でワカン着用━13:40標高800m付近─14:32標高985m電波反射板でテント設営 消灯20:30

3月4日(日)
起床4:10─出発6:10─7:56標高1250m付近の広い尾根で休憩8:08─8:18稜線分岐1300m付近─(稜線上の小ピークのアップダウン)━(頂上近くは雪庇が厳しい)━10:23大戸岳山頂(昼食)10:48─稜線のアップダウン━11:50分岐1300m─12:35テントサイト(休憩と撤収)13:38─14:32桑原部落(芦ノ牧温泉南駅)下山━(タクシー10,000円)━15:25会津田島駅(打ち上げの食事)17:16━18:24会津野岩線で鬼怒川温泉駅─(特急)━20:35浅草駅(解散)
 
 恒例の会津の山行も今年も7名の参加者で行われることになった。昨年の会津の山「神籠ヶ岳」では体調が悪く、前夜から身体が下半身から痺れてくる怪しげな症状になり、翌日も続く症状で神籠ヶ岳には皆に大幅に遅れて登頂をしたものの、ヨロヨロでした。
その時から続く、養生生活に加え、鹿児島の義母の入院介護で7回の帰郷そして孫の誕生とゆっくり養生する間もない日々でした。体力もやや回復傾向でもあり、昨年末の那須三倉山の雪山山行のおり猪苗代湖とその手前に聳える大戸岳を見たとき、無条件で参加をさせて頂くことにしました。
今回は会津雪山山行の常連の皆さんに加えて宮林さんが初参加です。


大戸岳の登山口である芦ノ牧南駅へは乗継が悪く、湯野上温泉駅からジャンボタクシーで登山口へと向かいます。
 


  3月3日
 
 
 1125 湯野上温泉駅は茅葺屋根の風情を残す。観光名所になっている有名な駅ですが
まだ寒いこの雪の中で観光客はいません。ここからタクシーで芦ノ牧南駅の近くの桑原登山口
へ向かいます。
 
 1153 芦ノ牧南駅前のメインストリート桑原部落です。誰もいません。
 
 1208 出発してから直ぐにあるお宮さんの脇を通って奥へと向かいます。暫くは植林帯の道らしきところを歩きます。
 
 1232 沢筋から離れ尾根筋へとワカンなしで進みます。
 
 1248 標高600m付近でワカンを着用します。
 
 13:37 さすがは3月に入り雪がしまり標高800m付近の平坦地に順調に着きました。雪で苦労したら、この辺でテント設営
も考えられましたが、リーダーの予定の1000m付近まで行くことにしました。
 
 15:09 標高985mの電波反射板の真下にテントを設営しました。順調です。
夜は「すき焼き」で高級な和牛を贅沢に頂きました。
 
 3月4日
 今日はいよいよ大戸岳へのアタック日です。
 
 6:05 反射板の鉄塔の下でワカンを着用し、出発準備です。
 
 7:32 急傾斜と緩斜面の繰り返しを交代でラッセルしながら、上へ上へと順調に向かいます。
 
 7:37 ラッセルの先頭に立ち、交代で寝転んで休む宮林さん。やり遂げた満足感にあふれています。
 
 7:51 標高1250m付近の美しい尾根です。のびやか一歩一歩トレースを着けて前へと進みます。
 
 805 朝日をあびて静寂の山です。
 
 8:24 標高1300m付近で稜線に達し、位置した上で南よりにルートをとります。ここからは長い長い稜線をアップダウンしながら
大戸岳へと向かいます。
 
 8:54 美しい稜線を進みます。
 
 9:20 アップダウンにやはり時間がかかりましたが、大戸岳に近づくにつれ傾斜と雪庇の張り出しが目立ってきます。
 
 
 
 923 いよいよ大戸岳への厳しい稜線が待っていますが皆さん快調です。
 
 9:24 立派に発達した雪庇です。リーダーは雪庇の淵に近づき過ぎないようとの注意が飛びます。
 
 942 振り返れば長く歩いて来た我々のトレースと遠くに猪苗代湖と磐梯山が快晴の青空に望まれます。
 
 953 雪庇の張り出した稜線を登ります。斜度はかなりのものです。
 
 9:59 雪庇の張り出した雪の壁です。こうして見るといつ雪庇が崩落してもおかしくない状態です。
 
 10:24 猪苗代湖の先に安達太良連峰と左手に吾妻連峰の雄大な景色を楽しみました。
 
 10:31 去年12月に登った那須連峰の三倉山を見ます。
 
 1024 会津磐梯山は宝の山よ! 素晴らしい景色です。
 
 1032 会越国境の守門、浅草岳方面の雪山
 
 1032 美しい雪のオブジェ
 
 1041 大戸岳山頂にはこのメンバーで登りました。満足感で一杯です。
 
 1041 山頂は同じような峰があり、分かりませんでしたが、やや低い峰に古い読めないような標識に大戸の字がありました。
 
 1114 帰路は雪庇の道を戻ります。
 
 1153 アップダウンの帰路は遠く、やっぱり時間がかかりました。
 
 1244 テントサイトに到着、しばしの休憩と昼食をとりテントを撤収して下ります。
下りは標高差500mを1時間でノンストップで下りますが、疲れた足には少し長く感じました。
ジャンボタクシーを呼び湯野上温泉ではなく、乗り換えに便利な会津田島駅まで割引運賃
で行きます。
 
 15:38 会津田島で直ぐの電車がありましたが、花より団子宜しく電車を
見送って駅前のなじみの中華屋さんで反省会です。
 去年の会津山行での不調はもう登山は無理かと思うほどでしたが、万全でないながらも
恒例の会津の山を素晴らしい展望で終えることが出来たことは自分にとって嬉しい事です。
来年も会津の雪山に会えることを願い、健康管理に励みたいと感じております。
 



 

 

inserted by FC2 system