サンショウバラの不老山  
 

日 時   2012年6月2日(土)

参加者 L高橋(美)、福井、渡辺(綺)、渡辺(綾)、末石(た)記録

行 程    
駿河小山駅7:50・・・(タクシー¥3450)・・・8:05明神峠登山口8:30・・・9:05湯船山1041m9:15・・・白クラノ頭9:30・・・峰坂峠10:10・・・「蘇峰台」「樹下の二人」(サンショウバラの群生地)10:30・・・世附峠10:40・・・不老山南峰11:30・・・11:35不老山北峰928m12:15・・・不老山南峰・・・生土山分岐13:00・・・りんどう峠13:35・・・駿河小山駅下山14:50=松田=新松田

 
 天気は曇り。見透しは悪くなるが暑さをしのぐにはちょうど良い。松田でタクシーを予約し駿河小山駅到着時にスムーズに乗車する。バスの時刻表を見たら今日から45分の始発に変わっていたのでロスタイムなく結果オーライだ。  
   818
登山口でウツギが出迎え
 タクシーで明神峠のバス停まで来る。そこは900M弱の標高で即、登山道入り口だ。ウツギの濃いピンクの花が出迎える。準備をして8時半に出発する。  
   828 
マスミソウがあちこちに芽を出している
   
   833
登山口近くの第1号の道標?

 マムシソウやフタリシズカあちこちに見られる。初登場の道標?はスタートして3分後でタイトルは「ご入山心得』。カラフルなサンショウバラの絵と心得の内容が文章化されている。これから何度と登場する道標?の始まりだ。

 


848 道標を楽しむ周りは新緑が映える
新緑の緑が優しく周りを彩る。登っては平坦の繰り返しで30分強で湯船山に到着する。

9:05
本日の最高峰なのに写真はとらずじまい。サンショウバラの不老山に気をとられ通過してしまった。

 一気に200M以上下って標高700m台でゆったりしたアップダウンを繰り返す。  
   942  .密集した檜
そこはヒノキが植林され林立している。過密で太くなりきれない木や倒木が何本と見られ手入れされてない状況が伺えた。

   
 954  フタリシズカも所々に見かける  
   1025  サンショウの葉を摘む
 1004 いぼいぼでコンクリート片のようなサンショウの古木
 峰坂峠手前から視界が開け三国山や雲に隠れた富士山の一部も眺められた。道端の幹に病的なほどのいぼいぼのサンショウの登場だ。大きな木で皆で葉摘みタイムとなる。
 
 
その後コースに何度も登場となる。サンショウバラとは花が咲いてまたは葉の臭いで区別がつくが見た目はわかりにくい。下山口近くまでサンショウかサンショウバラの木があり続けたコースだった。
 

   1033 
「樹下の二人」にてのサンショウバラ

ロマンチックな「樹下の二人」はサンショウバラが咲いていてその場所と知る。残念ながら今年は数本に少ししか花数が見られなかった。

   
   
 1039 蝶が止まったような花弁  

 1138 
不老山の山頂にて

世附峠から緩急の200M弱を登って不老山927Mの北峰、928Mの南峰に到着する。
 
   そこでの昼食タイムはおいしい料理が待っていた。イカとズッキーニの煮物、アボガドとマヨネーズソースの生キュウリ、そして新ショウガの甘酢漬け。途中の休憩タイムではブドウにミニトマト、そしてみかんまであり。リーダーは資金も体力もいるのかと問う次回リーダー担当者にうれしい否定をする。


   
 1232  野草の貴重なエビネランを1本見つける
下山を始めてまもなく貴重な野生のエビネラン10センチ強を1本のみ道端に見つける。あまりに道端なので盗掘を心配するリーダーだった。
 
   
 1306  110本強の道標の作者と遭遇し歓談する

たくさんの道標のひとつに作者の名前と住所、電話番号まであった。生土分岐で休憩中の人が本人だった。岩田半次郎さ86歳。修復と設置に相変わらず登っているとのこと。本人曰く、17年前から110本くらい設置したらしい。元国語教師らしく短歌や鳥、植物の生態、そして鳥や花の絵、クイズまでついて読まずにいられない。
 
   
 1329  これも道標?  
   
 1350  檜の枝打ち忘れ  
   
 1410  楽しいデザインの道標?

下山口近くなると50Mと行かないうちに次の道標の登場となり、作品の展示場と化している。道標はカラフルで楽しい読み物となっていて花以上に楽しめた道標であった。
 
   
 1418  これもウツギ  
  1433完熟の桑の実を食す  
 
   
 1438  本日最後の道標?  
   
 1651  これもウツギ=卯の花  
   
 もみじの大木も多く見られ秋の紅葉狩りを企画、そして担当が決まった山行だった。(末石(た))  


 



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