湯檜曽川/東黒沢、ウツボギ沢
2012年7月28日(土)〜29日(日)
参加者 L蓬生 SL田口 松平 堤
7月28日 東黒沢
快晴 東京発7:08 バス土合橋着8:30 入渓9:50 ハナゲの滝10:30 10:40白毛門沢出合 14:00中山乗越 15:00広河原 幕営
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渓中に泊まる沢歩きは10年以上ぶり。谷川水系では、優しい初心者向けとあるが、前の晩は武者ブルイで寝付かれなかった。数年前、雪崩対策といって、ビーコン探しをした白毛門登山口は、既に駐車中の車が一杯。背丈より高い夏草で同じ場所とは思えない。沢支度をしている間、キャニオニング(滑滝を滑り降りる最近流行りだした遊び)の人が大勢通り過ぎる。片や滑る人。私達は滑ってはいけない人。大違いだ。
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少しゴーロ歩きをした後は、早くも滑床になる。木々の緑が水に映ってなんとも美しい。この沢の名物30mのハナゲの滝は、広々として明るい。最上部は、左の巻き道に入る。白毛門沢出合から一箇所巻き道をとったが、時々現れる滝は何とか直登できた。
2回ほど二股を分け、意外と上部まで続く小滝にバテテ来た頃、笹薮に突入。20分の藪漕ぎの後、ウツボギ沢枝沢下降点に出た。ゴーロと小滝を小一時間下り、今日の宿泊予定地に到着。既に先客で河原は一杯。少し下って、適地を探す。予想より早く着いたと、リーダーのお褒めの言葉。
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ハナゲノ滝でキャニオニングを楽しむ若者
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お助け紐2回ぐらいで、滝を越える事が出来たからでしょう。沢の流れに身を浸し、体の熱を取ると生き返った心地がする。男性二人は、早速焚き火の用意。田口シェフが玉ねぎ,シーチキンサラダを作ってくれた。冷たいビールで乾杯!! 今日の無事を感謝。(記:堤)
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美しいナメ床を歩きました
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テントサイトの河原で熱い身体を冷やします
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7月29日 ウツボギ沢
テント場6:00〜二俣(左)9:00〜10:00登山道10:15〜白毛門11:05〜土合橋14:00
寒いなと目が覚めた。ここは標高1300m位の山の中、暑い東京からではウソノようです。予定の6:00にテント場を出てウツボギ沢へ。

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私は難しいへつりは始めから水のなかをジャブジャブとお尻まで濡れたが落ちるよりマシ、、、、時々お助け紐のお世話になりましたがあまり困難な滝はなかったです。
暑いから水の中を歩くのは気持ち良いが稜線が見えてきた時はうれしくなりました.
でもそれから遠かった。やがて水も涸れ斜度も急になり、笹の原っぱが、少し残雪もあった。
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30分位笹との格闘で白毛門と笠ヶ岳の間の登山道に出ました.
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沢から離れ稜線への道は遠かった
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前には谷川岳、霞がかかり荒々しい岩肌ははっきりとは見えなく残念でした。ヘルメットから帽子に変え白毛門山頂を経て標高差1000mの急下りは暑く暑く大変でした。
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白毛門から振り返る笠ヶ岳です。笠ヶ岳直下の沢を詰めて稜線に上がりました。
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水上駅前の冷房のないお店で反省会、沢では冷や汗、下山道ではおお汗、冷たいビールが一段と美味しかったです。 (記:松平)
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