金時山&ススキ見 山行

日 程・・・10月21日(日
参加者・・・上原(L、記録)、川田、堤
行 程

8:00駅東口 (バス)⇒9:00仙石バス停 → 9:33金時神社入口 →9:58宿り石→11:17金時山山頂 →(昼休憩) 12:15下山 → 12:27分岐 →13:18矢倉沢峠→13:34仙石バス停 →仙石高原〜14:50ススキの原〜 →16:06仙石バス停 (バス)⇒箱根湯本・小田原へ  (歩行:約5時間半)

 すすきが一面に群生する写真を以前に見て、秋のススキの時期になったら絶対に出掛けようと思っていた。ススキの時期は結構長く、9月中〜下旬から11月上旬にかけてだが、10月中旬過ぎが最盛期であろうと予定を組んでみた。箱根まで運賃をかけてススキだけももったいないので、仙石高原に近い山ということで、金時山も計画に入れる。

同行者は1名予定が入り、1名体調(ケガ)で抜け、最終的に3名での山行となる。当日のお天気は申し分のない秋晴れ。小田原駅に集合し早速箱根登山バスで仙石に向かう。バス内はおそらく大半が金時山登山者だ。仙石バス停近くのローソン前の駐車場で身支度を整え、準備体操をし、続々と、ハイカーが金時山登山口へと向かう。

車道沿いに30分ほど歩くと金時(公時とも記す)神社の入口だ。古い社殿だ。登山の無事を願い、参道脇より登山道に入る。天候に恵まれ気分もよく、登山のあとのススキを早く見に行きたい気持ちがはやり、歩調がいつも以上に速ってしまい、「ちょっと早いんじゃなぁ〜い?」とたしなめられる。「登山はね、でだしはゆっくりした歩調で、呼吸を整え会話を楽しんで登るものだよ〜」と。反省、反省。ゆるゆると歩をすすめ他愛もないおしゃべりを楽しみながら30分ほど行くと、大きな岩がある。金太郎宿り石。金太郎が母の山姥と夜露をしのいで雨宿りしていた巨岩で、あまりの寒さに岩にヒビが入ったという言い伝えがある。確かに岩に切り込みのようなヒビがある。ほかにも金太郎伝説は様々ある。金時豆の名の由来もあり、息子の坂田金平はきんぴら(金平)ごぼうの名の由来。

途中行き交う登山者は、家族連れが多く、乳幼児を背負っての若い夫婦から、かなりの年配者も少なくなかった。明るく、のどかな登山道でアクセスも良く、日帰りハイクには手ごろなのだろう。高尾山とまではいかないが、結構な登山者がいる。宿り石を過ぎ平坦な道を進むと、明神ケ岳と金時山を結ぶ稜線となる。稜線を左へ登りここからは山頂まで30分ほどだ。途中振り向くと仙石高原や箱根の山並みが展望できる。山頂までの10分ほどは岩が突出した急登が続くが、取り立てた難所ではない。頭上が明るく開けほどなくハイカーで大変賑わう山頂へ到着。

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秋晴れの空の下、裾野を両側に存分広げてで〜んと構える見事な富士山の全景。これを背に次々と記念撮影待ちのラッシュ。私たちもまさかり担いで三人で記念撮影。その後は美味しいお弁当タイム。ビールはこの後のススキの高原で頂くこととして、しばし山頂でのんびり過ごし12時過ぎには下山開始する。1時間もしないで分岐まで降り、もと来た金時神社への道ではなく矢倉沢峠に向かって下り仙石を目指す。

 矢倉沢峠付近のビューポイントより箱根の町を見下ろし、ススキの高原はあのあたり!と目星をつける。仙石バス停に着いてからは高原までひたすら歩く。ススキが見えてきた!車道の両側を背丈ほどのススキが一面・・・。これほどのススキの群生を見たことがない。高原への入口をちょっと間違え、ススキの高原上の細い舗装道に出るまでの間、藪こぎを20分ほど。人の声はするが、すぎには藪から出られずに、しばらく童心にかえって楽しい思いをする。やっと抜けることができ、草原上より、秋の午後の日差しに照らされて、風になびいてきらめくススキの穂を眺める。時刻は3時。見上げると、空にはうっすら三日月出ている。

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良いロケーション、ここで今日のお疲れ会。途中のコンビにで求めた缶ビールとおつまみでススキ見で乾杯。いい気分。こんなにのどかな日帰りハイキングもなかなかいいものです。帰りのバスも思っていたような渋滞もなく、割と早めに帰途に着くことができました。

 同行者の皆様、楽しい山行を有難うございました。

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