薫風にアカヤシオがそよいだ?? |
日光鳴虫山 < 標高1103m > |
日 時 2012年5月5日 |
![]() 鳴虫山の登山道は走り根の急登です |
![]() 今年のGWは天候不順で雨のため流れた山行もあったようだが、この日は終日晴れ。鳴虫山の由来は、この山に雲がかかると必ず雨が降るという“泣き虫山”から変化したと言われている。前日も翌日も天気は荒れ模様だったので本当にラッキーだった。 県道119号に並行した道を神橋方面に志度渕川に沿って行き、御幸町志度渕橋を渡ると突き当りに鳴虫山登山口の表示がみえる。右に折れて山道にはいる。息を整えながら登りはじめると、すぐ近くにシジュウカラのさえずりが聞こえてきた(聞きなしで記憶しておき、ネットで鳴き声を確認した)。 |
![]() お目当てのアカヤシオも山頂付近だけでした。 |
![]() 鳴虫山 山頂での記念撮影です ![]() 新緑の松林の下は長かった また遠くでウグイスの声もまじる。シジュウカラは下山にかかるまでずっと付き合ってくれた。 |
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登山道には階段はないが、走り根が錯綜していて歩きにくい。お目当てだったカタクリの花は山頂近くでやっと散見できた程度だった。降りてくる人が頂上にはアカヤシオが咲いていると教えてくれた。尾根にあがると緩やかな登りとなり右方向からの風が心地よい。山頂でやっと数本のアカヤシオに会えた。アカヤシオはツツジ科の落葉低木で日光が有名。高さは5〜6mにもなり葉より先に濃い桜色の花が咲く。正面に男体山をのぞむ絶景はなかなかお目にかかれないそうだ。昼食を早々に済ませて下りにかかるが、地図でみるとおり下りはかなりきつかった。下りの中間点・独票<925m>あたりには落雷の直撃を受けたと思われる樹がささくれて無残な姿をさらしていた。 |
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やがて新緑の落葉松林を見ながらの下りとなる。一年でいちばん山が美しい季節である。このような季節に山を歩けることの幸せをおもう。きつい下りがやっと終わって林道にでる。憾満が渕近くになると観光客らしいそぞろ歩きの人たちに出会いGWの観光地にきたという実感がわいてくる。憾満が渕をながれる大谷川(だいやがわ)の水流の多さと荒々しさにおどろく。 水は龍が棲むかのような深い翡翠のいろ。急流に沿った遊歩道にお地蔵さまが何体も並んでいる。これが「化け地蔵」、何回数えても数が違うということだ。 |
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何体のお地蔵さんがあるのでしょうか |
下山してゆるゆると歩くのはクールダウンになる。東武日光駅前で解散。参加者の大部分はビールと名物の湯葉蕎麦で反省会。 (林) |
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木々の間から女峰連山の雄姿を見ました。 |
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