地図読み山行 奥多摩 川苔山〜真名井北稜を歩く 期 日:2012.12.25(水)晴 新宿」6:03──6:42立川6:50──7:49川井駅──(タクシー)百軒小屋・大丹波林道──8:16川苔山登山口/ストレッチ8:33──渓谷沿いの道を進む──9:03曲ヶ谷沢入口──9:24曲ヶ谷ルートから離れ送電線巡視路に入る──10:03送電線鉄塔──10:32 1160m付近立派な脇道と合流──11:15曲ヶ谷北峰──11:29川苔山12:16──12:47赤杭尾根ルートから離れ真名井北稜へ──13:11 1168m地点で右尾根へ下る──13:20〜13:30ルートを間違え南へ50m下り引き返す──14:08 1002m地点で右尾根へ下る──14:32〜14:48 820m付近で偵察し南へ下る──以後ルートが判っきりし順調に下る──15:40真名井橋──( タクシーに乗車)── 15:52川井駅着 15:58乗車──17:37新宿駅着 五反田の大崎広小路近くで打ち上げ
12月22〜24日の3連休に奥志賀の岩菅山への雪山山行へ行く事になっていましたが、天候が悪いとのことで急遽中止になりました。足慣らしと地図読み山行を兼ねて川田さん上野さんを誘い、奥多摩の川苔山〜真名井北稜を下るルートを選びました。
地図読み山行での山行はルートハンティングに時間が必要なのに冬至を過ぎたばかりで日差しの時間が短いのでタクシーを利用します。タクシーの配車担当者は百軒小屋まで行くが奥の大丹波林道は行かないとの返事であった。しかし来てくれたタクシードライバーは気持ちよく奥の川苔山登山口まで送ってくれ大助かりで40分は時間短縮できました。8:25 登山口は南に真名井北稜が邪魔をして日の出は今頃でした。 登山口から大丹波川の橋を渡り、静かな冬枯れの登山道をしばらくは大丹波川の上流に向かって歩みます。 直進が川苔山への主ルートですが、ここは曲ヶ谷沢にルートをとります 大丹波川の静かな沢沿いの立派な道を離れ左に曲って」、曲ヶ谷沢を遡りました。 曲ヶ谷沢を暫く遡ると右へ送電線鉄塔に取り付く道がありました。当初から送電線鉄塔の道をたどることを予定していましたので、迷わず曲ヶ谷沢道を離れ送電線鉄塔へ向かいます。
川苔山を出発し 赤杭尾根を下ります。途中から左に折れ、真名井北稜へと下ります。 これからが本番です。ここから順調に地図読みの下山ができるのでしょうか? 2番目のチェックポイント 1168m地点です。進行方向正面に明瞭な踏み跡がありますがここは意識して右手の踏み跡薄い急斜面を下ると尾根が続いており一安心です。ところが1168mを下ると緩やかな尾根道に入るはずが正面は植林帯の急な下りです。あわてて地図を読み、磁石を見ると南へ下っています。地図を見ると事前の要注意マークをしてありません。事前チェックではまさかこの小さい尾根を下ってしまうとは思わなかったのかもしれません。60m程度登り返して西への尾根を見つけ正ルートへ復帰しました。
最後のチェックポイント 830m地点で10m程度の樹林帯の小ピークで尾根は南南東に方角を変えなくてはならないがピークの先は東北東への下り道が続いている。ここで上野さんには正面の東北東の道への偵察、川田さんへは南南東への偵察をお願いする。上野さんから明瞭な道が送電線鉄塔へと続いているとの声、川田さんから道らしきものはないとの声、私としては一瞬迷いましたが高度計と地図に狂いはないように思い、川田さんにもう少し下るようお願いすると下の方から南南東に道があるとの声がする。 下って行くと広く開けたカヤトと植林の間に立派な尾根道が続いていました。ほっと一息 ようやく記念撮影の余裕が出来ました。 今回の地図読み山行は下りの地図読みを重点に企画しました。この地域に送電線が通っていますが地図読みに送電線鉄塔が参考になってはいけないと国土地理院地図には送電線が未記載地図を用意しての地図読みでした。真名井北稜は赤布・テープ等が少なく、それらに影響されない地図読み山行ができました。往きに川苔山登山口までタクシーが利用できたことが日が短い冬至の時期として時間的に助かりました。コースは難しく地図読み練習にはうってつけと思います。(記:佐藤) |
地図読み山行
奥多摩
川苔山〜真名井北稜を歩く
期 日:2012.12.25(水)晴
参加者:L佐藤、川田、上野
新宿6:03──6:42立川6:50──7:49川井駅──(タクシー)百軒小屋・大丹波林道──8:16川苔山登山口/ストレッチ8:33──渓谷沿いの道を進む──9:03曲ヶ谷沢入口──9:24曲ヶ谷ルートから離れ送電線巡視路に入る──10:03送電線鉄塔──10:32 1160m付近立派な脇道と合流──11:15曲ヶ谷北峰──11:29川苔山12:16──12:47赤杭尾根ルートから離れ真名井北稜へ──13:11 1168m地点で右尾根へ下る──13:20〜13:30ルートを間違え南へ50m下り引き返す──14:08 1002m地点で右尾根へ下る──14:32〜14:48 820m付近で偵察し南へ下る──以後ルートが判っきりし順調に下る──15:40真名井橋──( タクシーに乗車)── 15:52川井駅着 15:58乗車──17:37新宿駅着 五反田の大崎広小路近くで打ち上げ |
12月22〜24日の3連休に奥志賀の岩菅山への雪山山行へ行く事になっていましたが、天候が悪いとのことで急遽中止になりました。足慣らしと地図読み山行を兼ねて川田さん上野さんを誘い、奥多摩の川苔山〜真名井北稜を下るルートを選びました。会でも10年以上前に真名井北稜を登ったとの情報はありました。このルートは奥多摩の入口にあり至便な場所の割にはインターネット情報も殆どなく、踏跡はあるものの道標はなく、下りは特に難しく地図読みの勉強になりそうな為選びました。私は真名井沢を沢登りで登り赤杭尾根を下ったことはあります。 |
GPSルート図
※ 川苔山からの下りのルート判断は大変難しく5ヶ所の要注意場所がありました。
8:25 地図読み山行での山行はルートハンティングに時間が必要なのに冬至を過ぎた
ばかりの12月25日です。日差しの時間が短いのでタクシーを利用します。タクシーの配車
担当者は百軒小屋までで奥の大丹波林道は行かないとの返事であった。しかし来てくれた
タクシードライバーは気持ちよく奥の川苔山登山口まで送ってくれ大助かりで40分は時間
短縮できました。
8:25 登山口は南に真名井北稜が邪魔をして日の出は今頃でした。
8:43 登山口から大丹波川の橋を渡り、静かな冬枯れの登山道をしばらくは大丹波川の上流に向かって
歩みます。
9:03
9:04 直進が川苔山の主ルートですが、ここは曲ヶ谷沢にルートをとります。
9:04
を遡りました。
9:25 曲ヶ谷沢を暫く遡ると右へ送電線鉄塔に取り付く道がありました。当初から送電線鉄塔
の道をたどることを予定していましたので、迷わず曲ヶ谷沢道を離れ送電線鉄塔へ向かいます。
10:04 送電線鉄塔です。
10:53 送電線鉄塔から道は踏み跡程度になりますが、歩き易いでした。1100mから上は左からの
立派な道が合流し、整備され歩き易い道です。
11:16 川苔山へはあちこちから登山道が合流してきます。霜の降りた登山道を山頂へ向かいます。
11:30 川苔山山頂から立派な富士が見えます。
11:33 川苔山山頂で3人組の記念撮影です。昼飯を食べコーヒーを沸かしてくつろぎました。
冬枯れの日向ぼっこは気持ちよい!!
11:35 雲取山が今日は大変近く見えました。
12:33 ここから赤杭尾根を下ります。途中から左に折れ、真名井北稜へと下ります。
ここから順調に地図読みの下山ができるのでしょうか?
13:10 真名井北稜 2番目のチェックポイント 1168m地点です。進行方向正面に
明瞭なトレースがありますが右手の急斜面を下ると尾根が続いており一安心です。
地図を読み、磁石を見ると南へ下っています。地図を見ると要注意マークをしてありません。事
前チェックではまさかこの小さい尾根を下ってしまうとは思わなかったのかもしれません。60m
程度登り返して西への尾根を見つけ正ルートへ復帰しました。
14:03
4番目のチェックポイント 1002m地点も尾根の正面の北東トレースが目立ち、右への南東急斜
面の下りは落ち葉でトレースはほとんどなく急斜面で「これで正しいの?」の疑問を持ちながら下り
ました。
5番目のチェックポイント 830m地点で10m程度の樹林帯の小ピークで尾根は南南東に方角を
変えなくてはならないがピークの先は東北東への下り道が続いている。ここで上野さんには正面の
南南東の道への偵察、川田さんへは南南東への偵察をお願いする。上野さんから明瞭な道が送電
線鉄塔へと続いているとの声、川田さんから道らしきものはないとの声、私としては一瞬迷いまし
たが高度計と地図に狂いはないように思い、川田さんにもう少し下るようお願いすると下の方から
道があるとの声がする。
14:57 下って行くと広く開けたカヤトと植林の間に立派な尾根道が続いていました。
ほっと一息 ようやく記念撮影の余裕が出来ました。
15:22 このあとの真名井北稜は送電線鉄塔の巡視路として保守されているためか、歩きやすく
迷う場所もなくなりました。途中タクシー会社にケータィで迎車をお願いします。
15:42 真名井沢沿いの林道へ下山、日没寸前でした。
タクシーは既に真名井橋で迎えに来ており、すぐに乗車15:52に川井駅へ着きました。
がぎりぎりだったとの話とストレッチをしながら電車を待ちました。
地図読みに送電線鉄塔が参考になってはいけないと国土地理院地図には送電線が記載されていな
いものを用意しての地図読みでした。真名井北稜は赤布・テープ等が少なく、それらに左右される事
のない地図読み山行ができました。冬場の日の短い一日で往きに川苔山登山口までタクシーが利用
できたことが時間的に助かりました。コースは難しく地図読み練習にはうってつけと思います。