大塚山~日の出ハイキング
 

<日 時>2012428日(土)  曇り時々晴れ

<参加者>L関根、SL堤、松平、蔦(記)

<コース>古里駅830→寸庭橋→鉄五郎尾根登山口905→金毘羅神社940→広沢山1100→大塚山1135→富士園地1235→御岳分岐→日の出山1345→光仙橋・日の出山北尾根登山口1540→御岳駅1600

ゴールデンウイーク初日、天気良好。先週、御前山山行時に同じ電車に乗っているが、今日はその倍以上の人がいる様子。窓の外は、満開だった桜がみごと葉桜に変わっていた。古里駅で下車。ぱらぱらの下車客で、今日のメンバーに合流する。

今日は、鉄五郎尾根コースを登り、日の出山北尾根コースを下るコース。

/25000(昭文社)の地図に道がない・・・?そこで堤さんが用意してくれたのは1/15000の地図。道があった‼ 不安な気持ちで歩くしかないと覚悟する。
 古里駅を後に駅前を走る青梅街道を右方向に歩きだす。駅を一緒に降りた人たちは大塚山北尾根コースをめざすのか、皆左方向へ向かう。街道沿いの家の庭々は、春を待っていたかのように、春の花にあふれていた。道祖神もあちらこちらにかわいい顔で鎮座していた。「これは、栽培の錨草」等と早くもこれらを次々にカメラに収める。

寸庭橋を渡り、地図をたよりに道標を探し鉄五郎尾根登山口に着く。細い鉄製の橋を渡り、薄暗い林の中を道なりに登る。急傾斜が続く。30分ほどで金毘羅神社の鳥居が現れ、尾根にでたところで堤さん、松平さんが下に見える越沢バットレスで、以前来たことがあることを思い出す。神社に山行の安全をお参りする。

ここから広沢山まで急登が始まる。「この辺に岩扇があるはず」と松平さんが足元を探すがなかなか見当たらない。が、10分ほど登ると保護のため張られたロープと標識が路肩に現れ、小振りの可憐なピンクの花をつけた岩扇があった。かなり急登だが、岩扇をはじめ、山桜、瑞ノ花、黄華鬘、一人静などが次々に現れ疲れることなくいつのまにか明るく開けた小広場に到着。

広沢山まではあと一息のジグザグ登り。ここからは明るい尾根歩き。

足元の花々を楽しみながら大塚山へ。頂上広場では、かなりの人たちが既に休んでいた。頂上からは、御前山、大岳山が眼前に臨まれる。天気予報どおり暑い。しかも、さっきまであった風もなくなり、少し蒸す。日陰のベンチを探すが空いていず、手ごろなベンチで早い昼食にする。昼食を終え、鉄五郎尾根で出会った花々を持ってきた山野草のガイドブックで確認する。

1210御岳山に向け裏参道を歩き始める。しばらく行くと、富士園地への分岐斜面にカタクリの群生に出会う。富士園地は、ケーブルで登ってきた人たちでごった返していたのでトイレ休憩の後早々に日の出山を目指す。御岳山参道の路肩は、せんぼんやり、猫目草、たきどうし、どろやなぎ等紫、黄色、白と花々でにぎわっていた。

コンクリートの参道をようやく抜け、日の出山への登山道に入る。杉林の中の山道は泥どろ。注意して歩き、東雲山荘を左に城壁の間をいっきに頂上に登る。頂上は小広場で四方見晴らしがよく、気持ちがよい。多くの登山者がおもいおもいにくつろいでいた。

私たちは、小休憩をとったあと地図をみながら本日のハイライト北尾根の下山道の取りつきを探す。頂上東屋トイレから80M、尾根につながるような山道は見当たらない。頂上への巻き道が通行止めになっていたが、そこを探す。あった‼ 1345かろうじて踏み跡と認められる尾根を確認して下り始める。頂上からあれ?という表情をして見ている登山者をしり目にどんどん急傾斜を下っていく。ときどき木に縛り付けられたオレンジのビニール紐が下り道を指していた。急傾斜だが比較的明るい尾根道で、所々に三つ葉つつじの紫が目に入る。路肩には、錨草も。1時間ほど下ると、露岩が多くなり尾根の分岐と思われる場所に出る。左方向を道なりに下る。やや傾斜が緩くなるがすぐ急傾斜に入る。

       イワウチワ

センボンヤリ

道路が木々の間から見え始めたと思ったらいきなり石階段が現れ、ストンと道路に降りた。振り返ると光沢橋入口と標識があった。1540目的地に下山。バス通りを20分ほど歩いて御岳駅に到着した。

野山のイカリソウ

ミツバツツジ

 

   

                   


 

   

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