*****群馬県戸神山は雪と岩だった*****

《日程》2013118(金)晴のち曇り
《参加》高橋

《交通》【往路】上野駅6番線7:10集合・・・上野 7:23発(高崎行)⇒高崎9:07着・・・高崎9:17発(水上行)に乗換⇒10:04沼田着・・・10:10発バスに乗車⇒(おか)谷上(やかみ)バス停1040下車

【復路】下山後岡谷上バス停15331600沼田⇒高崎⇒上野

《コースタイム》

岡谷上バス停10401125下発知町登山口→1225高王山分岐→1250戸神(とかみ)(やま)1325→(対話によるロスタイム25分)→1440神社→1450戸神町登山口→1510岡谷上バス停下山1533  

《記録

列車は入ってきたのに上野駅ホームにメンバーの姿は見えない。急いで蓬生リーダーに電話をしたら幸いにも携帯に繋がった。「中止した。見てないの」と言われた。列車の時間が変更になったのかと思ったが、まさか中止とは思いもよらずパソコンのメールもチェックしていなかった。私のうっかりミスではある。東京は14日に降雪があり、私は19日に高尾山にも行くので毎日天気予報を注視していた。今週末までずっと関東近県に傘マークは無かったと思う。

 今日も快晴。何故中止なのか何時中止にしたのか判然としない。帰宅後読んだ16日メールには「降水確率80%なので中止」とあった。

発車間際の列車に飛び乗った。5時半起床だったので眠くて終点まで寝た。首や肩が痛い。土合まで行って谷川岳を見に行くのも良いと考えたのだが、カシミールから取り出した地形図は持っていたので予定通りそれを頼りに戸神山に登る事に決めた。リーダーから添付文書で送られてきた地図は私のPCで開かなかった。金山跡のコースが私の地形図には載っていない。

山行パーティは8人列車は入ってきたのに上野駅ホームにメンバーの姿は見えない。急いで蓬生リーダーに電話をしたら幸いにも携帯に繋がった。「中止した。見てないの」と言われた。列車の時間が変更になったのかと思ったが、まさか中止とは思いもよらずパソコンのメールもチェックしていなかった。私のうっかりミスではある。東京は14日に降雪があり、私は19日に高尾山にも行くので毎日天気予報を注視していた。今週末までずっと関東近県に傘マークは無かったと思う。の予定だったので戸神山の下調べをしなかった。地形図に注意事項など書き込みも全くしていない。それでも地形図とコンパスがあれば登れるだろうと思った。計画書では往復3時間だ。

下発知町登山口を探すのに苦労した。バスの運転手に聞いた登山口に向かったが地図と異なる。教えてくれたのは後で分かったが今日私が下山した直登コースの登山口だった。これは地形図に載っていないのでバス停に戻り国道を北へ向かった。

 

何処まで歩けば下発知町登山口の左折箇所になるのか。約2kmあるから30分かかりそうと思い、地形図の建物や記号を参考にのんびり歩いた。人影がなく道を訊けなくて困った。

人家の裏からスパッツをつけ登山道に入ったが膝まで潜った。これはワカンが無いと無理かと思ったが斜度がついてくると雪が締まって深さ20cmほど。昨日か一昨日の1人分の足跡が新雪を被ってあった。動物の真新しい深い3本爪の脚跡があってギョッとした。あとでカモシカだと聞いた。最後の標高差80mは急で登り出があり、アイゼンをつけるべきだったが替手袋2双を持っていたしサイドの雪面に両手を突っ込みピッケル代わりにすれば登れた。ウールの手袋は優れものだった。新雪の下は凍結していて油断きなかった。

頂上は小広く4等三角点があり信仰の山。登りに足跡が無かったのに頂上は踏み跡だらけなのは何故だ。登頂名簿があって元旦に45人登っていた。今日は私で5人目。南側を覗き込む。道があるのだろうか。ダウンを着込み熱いスープにお握り。西に子持山が端正な山容を見せた。

 雲が出て浅間山や赤城山は見えなかった。下りはアイゼン無しでは危険なので装着した。南側から男性がヒョッコリ出てきた。南側に表参道の登山道があって直登岩稜コースと林道コースがあるという。

何で地形図に載っていないのか。この山を下発知町は石尊山(標識にもあった)と呼び、戸神町は戸神山と呼ぶ。でも三角山が通称らしい。「高王山は行かないのか」と聞かれた。

 

同じ道を下山するよりも変化のある方を選んだのだが男性も表参道を薦めた。南側なので雪はあまり無いのだが岩に氷が張り付いていてアイゼンのまま下った。

道祖神があってシジュウカラとコゲラが飛んできた。そこへあの男性が走るように下りて来た。人の気配に鳥が飛んできてピーナッツを出すと手にも乗るという。昔大岳山で同じような体験がある。一般道への分岐から岩場コースに進む。ロープと鎖場があったが振り返ると結構な斜度があった。

先ほどの男性が又上がってきた。「トレーニングをしているのか」と尋ねたら、50歳代男性は昨年木崎湖トレランに出て好成績を修め、今年は武尊トレラン50kmで完走するのが目標だと言う。林道コース合流点から虚空蔵尊に下山した。何の事は無い、下山すると戸神山登山口の大きな縦看板があった。

 

戸神山 登山道に飾られたリス・フクロウ・鷹の木彫

山行中止を見落とすポカをやったが、北側の雪と南側の岩を楽しめ、緊張感溢れる日帰りハイキングだった。街中の地図読みも勉強になり面白かった。無届山行に近かったので沼田駅で下山報告をした。

 

























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