雪山体験教室 大峰山
日 時:2013年1月19日(土)〜1月20日(日)
参加者:L蓬生、SL田口、佐藤(装備担当)、宮林(装備担当)、上野(記録)、堤(会計)、福井(食当)、松尾(記録)
1月19日(1日目)
上野発7:23──高崎──10:15上牧駅着(雪山装備装着 ストレッチ)10:52──11:28送電線下──11:52〜12:02ワカン装着──13:45 テントサイト着 テントサイト整備 夕食「豚汁」 21:00消灯
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今回雪山もテント泊も初めてでしたが、体験教室ということなので思い切って参加してみました。朝いつもより重く大きな荷物を背負い上野駅で乗車予定の電車に乗り込むと既に参加メンバーが揃っており(田口さんは赤羽駅より乗車、上野さんは高崎駅で合流)、こんな重い荷物を背負ってしかも雪道を歩けるのだろうか・・・。
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上牧駅から利根川の橋を渡り、暫く民家のある集落を歩きます |
佐藤さんより共同装備の荷物を渡され、ザックに詰め込む。いつもの山行の2倍ぐらいありそうな感じで
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当日は高崎駅−水上駅間で蒸気機関車が走るということで線路沿いにカメラを構えた方の姿を多数見かける。10時16分上牧駅に到着。天気は曇り。駅でしっかりと身支度を整え、11時頃大峰沼に向けて出発。
吾妻橋を渡りしばらくは車道を歩き、登山口に到着。ここからはトレースがないので交代でラッセルしながら前に進むことになる。
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小和知集落を過ぎると傾斜もまし、樹林帯の雪の中をワカンなしで進みます。 |
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最初は後方でトレースのついた雪道を歩いていたので余裕があるが、自分の順番になると大変。雪が膝ぐらいまであり足が前に行かない。5メートルも行かない内にバテバテで後方の人にバトンタッチ。ラッセルの大変さを初めて体験。途中雪が膝上を越すようになり、ワカンを装着。
多少歩き易くなるが、先頭でのラッセルはやっぱり大変。今回は雪が多く予定の大峰沼まで行くのは無理そうということで、14時頃テント場に調度良い場所を見つけ、テント泊の準備を始める。まずはスコップでテント場を平らにし、ジャンボテントと4人用テントを設営。
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途中からワカンを着用して交代で進み、標高860m地点で14時近くになりテントを張ることにしました。 |
皆さん慣れているので手際が良い!テント設営完了後、宮林さんよりビーコン使用方法について講習、その後初めての雪山ということで蓬生さんから雪山の歩き方等の講習を受ける。その後は特に準備することもないので、明日に備えて?テントの中で酒盛りとなる。用意周到でビールやらおつまみが次から次へと出てきて話がはずむ。5時頃より福井さんが夕食の準備を始め、19時頃夕食。メニューは豚汁、漬物、明太子とごはんで、おいしく頂く。夕食後はそれぞれのテントに別れ、談笑後、21時就寝。(松尾)
1月20日(2日目)小雪舞う
起床5:20 朝食「うどん」 出発7:25──9:08鞍部(池へ下る)──9:20大峰沼(昼食・お茶)9:47──10:20テントサイト(撤収作業)11:10──12:39上牧駅着 12:52発──13:02沼田駅着 駅前中華店で食事
朝5:20起床。早々にテント内の寝床を整理した。別テントで寝ていた、宮林さん、田口さん、蓬生さんも朝食を摂るために合流した。
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空腹だったため、皆うどんをあっという間に食べ終わってしまった。体も暖まり、とても美味しかった。
朝食後、必要な物をリュックに詰め、わかんをつけて7:30に出発。昨日と同じように、仲間8人が一列になり、先頭を交代しながら順番にラッセルして歩いた。
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2日目はワカンをつけ、大峰山目指して出発しますが雪が深く時間がかかりました。 |
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相変わらず雪が深く、なかなか前に進まない。あたり一面銀世界で、静かで鳥の鳴き声すらしなかった。しばらく登っていくと、テープの記がちらほら見えてきた。
私はこのペースで頂上まで辿りつけるのか不安だった。しかし、新雪は足に絡み付き、思うようにスピードを上げることができなかった。
2時間かかり、やっとの思いで大峰沼に到着。通常の倍以上の時間がかかった。これでは頂上に到着するのは無理だろうと、登頂を諦めて引き返すことになった。
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静かな雪の大峰池に到着しました。 |
下山は、行きで雪が踏み固められていたので、楽に歩くことができた。10:30にテントに到着。テントに残した荷物を詰め、テントを撤収。11:15下山を開始し、12:40に上牧駅に到着した。
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今回は、ワカンの使用、雪のテント泊、ピッケルの使用など、どれも私にとっては初めての経験でした。登頂できないのは残念でしたが、次回も雪山登山にチャレンジしたいと思います。(上野)
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慌ただしく2張のテントを撤収し、パッキングをし、ワカンを付けて下山しました。 |
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