《日程》2013年1月29日(火)快晴
《参加》上野(リーダー)、佐藤(サブリーダー)、堤、日比野、渡辺(綺)、高橋(記録)
《往路交通》中央線上野原駅9時集合
京王新宿7:13→(京王線北野7:58乗換え¥350)→8:09高尾8:20→(JR中央線¥320)→8:37上野原駅 ≪JR中央特快新宿7:16発利用で¥950≫
《コースタイム》
上野原駅8:58⇒9:58光電製作所前(ストレッチ)10:15⇒山風呂登山口10:20⇒11:07虎丸山468m⇒11:53能岳(向風山)542.7m⇒12:22八重山530.7m(昼食40分)⇒12:58八重山五感の森⇒13:20展望台⇒13:58上野原中学校前⇒14:25秋葉山391.4m(ティタイム)15:55⇒15:42上野原駅16:06→新宿駅17:21
《記録》
上野リーダー曰く「私が今回初リーダーとしてデビューした理由は、さんかくてんの皆さんに『平日に山行したければ自分で山行企画を出さなければ駄目』と言われて、出した次第です」。
最近女性が圧倒的に多い山行ばかりなので、この山行に男女3人ずつの参加は珍しい。嬉しい傾向であった。
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パーティー6名でバスに乗らずに長い階段を上がり中央高速陸橋を渡りバス道路に出た。空は真っ青で空気が澄み山行日和だ。街中で富士山に見とれた。上野原ICがあって道路が入り組んでいるように見えたが、リーダーは一度登った事があるというので安心してくっついて歩いた。
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上野原市街地からも富士がよく見えました。
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新井バス停から200m先の光電製作所の向かい側の森林組合事務所前で上野エアロビクス指導員による準備運動で体をほぐした。僅かに雪の残る山風呂集落を抜け(山風呂は山懐が由来という)、次の分岐を右に進み、ロープ設置のある急斜面を登って先ず最初のピーク虎丸山に出た。
先頭と1分も差がついていなかったと思うが、この分岐で後部3人が左へ行ってしまい「オーイオーイ」と呼び合うが結局携帯電話で合流できた。低山ならではの事。虎丸山は雑木で囲まれ眺望は僅かだが養蚕の神様を祀る立派な祠があった。
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能岳の手前で八重山整備に関わった地元の方に会い、話を聞きました
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分岐に戻り能岳の尾根に乗る所で新井部落住民60代男性が能岳から下りてくるのに出遇った。八重山展望台を作った大工さんだと知る。
落葉した雑木林の尾根を辿るとほどなく3等三角点のある能岳(向風山・能竹山)山頂だ。梢越しに富士山を見るが葉が繁ると見えなくなる。能岳を向風山と呼ぶのは西側に向風部落があるからで、能竹山の表示もあったのは野竹(シシウドに似る)からきているらしい。
能岳から鞍部に下ると小さな石仏が鎮座する能岳峠で、ここから南斜面には大木は無く素晴らしい富士山を見ながらの漫歩だ。標高530mだがパノラマ絶景が得られる八重山で6人が思いおもいに昼食を摂った。特段のおかずは富士山の眺望である。佐藤さんが湯を沸かし甘酒を用意してくれ美味しかった。八重山から西に「シュンランルート」があった。春先の楽しみ。
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八重山付近からの素晴らしい富士の展望。 |
我々は南東に位置する506mピークに向かったがこの辺りは「八重山五感の森」として整備されていた。八重山の由来の記念碑があった。1929年地元の水越八重さんが30haの山林を村に寄付したことで530mのかの山を八重山と名付け顕彰したとあった。
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ここを経てオシャレな屋根をもつ展望台(標高470m)に出た。山座同定銘盤もあった。富士山の右に倉岳山・高畑山に三つ峠、左に道志山塊から丹沢山系の山稜が伸びる。東面に陣馬山も見えていた。雄大な景観にとっぷりと見惚れた
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展望台デッキの上から扇山をバックに記念撮影。
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。展望台から更に南の大越路まで下り八重山駐車場に出た。ここには綺麗なトイレがありその下の上野原中学校を抱えるように秋葉山がこんもり緑豊かに目の前に見えた。駐車場の右手を車道まで下り、100m先を左に入り秋葉神社鳥居をくぐると大権現を祀った秋葉山(3等三角点)だ。ここで湯を沸かしお茶タイム。次は標高300mの尾根を伝い根本山322.1mに向かうはずだったが、うっかり分岐を車道まで下りてしまい根本山は次回のお楽しみにまわした。
明誠高校の前を通り名物の酒饅頭を買い、正面に鶴島御前山、右に栃穴御前山を見ながら駅まで歩いた。上野さんの初リーダー山行は好天気を引き寄せ、富士山を満喫して楽しい1日でした。良いコースでした。上野さんの次の山行が待たれます。
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上野原名物の酒まんじゅうを買いました。
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